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テーマ:革小物レビュー(43)
カテゴリ:革製品
価格重視で牛革製のショルダーバッグを購入しました。
利用したのは「Leather Ken」というお店で、安い革製のバッグを取り扱っていますが、現在は品切れが多くなっています。 購入したショルダーバッグは「Gear BAND」というブランドのもので、中国浙江省のメーカーのものです。 直販サイト(中):http://www.mbaobao.com/ 直販サイト(英):http://www.bagsok.com/ ![]() ごげ茶の牛革が使われおり、やや縦長スタイルのバッグです。 正直、このバッグは失敗でした。 ![]() そもそも、1万円を切る価格帯で革製のものを買うこと自体が難しいのですが、これは1万円を切る価格で、十分に使用に耐える品質と言う意味では合格点ですが・・・。 これは側面。 ![]() ベルトは、側面にしっかりと固定されています。 これは底側です。 ![]() 革は内側に折り込まれて縫製されており、芯材を入れて補強されているようです。 革は、牛革ですが、表面が塗られているため革の風合いを殆ど残していません。 ![]() 革自体、あまり良いものではないと思いますが、必要十分なものです。 ショルダーベルトも牛革製。 ![]() そう太いベルトではないので、沢山ものを入れた時にちょっと頼りない感じがします。 メインの収納部分は、ファスナー式になっています。 ![]() 内部はきちんと内張りされています。 ファスナー式のポケットやオープンポケットが4箇所あり、分類して収納できるようになっています。 そのうち、1つは携帯電話用のオープンポケットと思われますが、深さがないために、ここに携帯電話を収納すると移動中にポケット外に落ちてしまうという問題があります。 同様の理由で、ペンの収納にも向きませんね。 また、革紐に金具を取り付けたキーリングらしきものもあるのですが、下手に革紐が長いために、移動中に中に入れたものと金具が接触して傷つけてしまうという欠点もあります。 前面には、ベルトで留めるタイプのポケットが付いています。 ![]() 被せの中央にブランド名の「Gear BAND」の刻印。 金具にベルトを通して固定するタイプですので、長く使うとベルトが痛むかもしれませんね。 ![]() 内部には、2箇所のオープンポケットがあり、携帯電話やペンなどの収納に適しています。 ただし、ここに携帯電話を収納した場合は、内張り越しとは言え、ベルトを留める金具と接触してしまう点が気になりますし、ベルト留めであるため、取り出しもスムーズとは言えません。 被せの裏側は床面そのままになっています。 床面を見るかぎりでは、そう繊維は荒くなさそうです。 ![]() 被せの側面は切れ目仕上げですが、きちんと塗って処理されています。 追記:後日、被せは、2重構造になっており、見た目ほど肉厚ではなく、床面は荒いことが判明。 背面にはマグネットで留めるタイプのオープンポケットがあります。 ![]() 価格は安いですが、設計としては手抜きはなく、ポケットが多い、複雑な構造になっています。 ガッカリさせられるのが、タグの内容。 このタグに人民元での定価が書かれています。 ![]() 「679元」となっていますが、購入価格が送料込み9,882円だったことを考えると、全くお得感はありません。 冒険するなら、こっちの方が良かったと後悔中。
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