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カテゴリ:時計
自分で腕時計の電池を交換するために裏蓋のオープナーを購入しました。
ダイバーズウォッチなど防水性能の高い腕時計のスクリュー式裏蓋を取り外すための道具です。 ![]() 作業しやすいように腕時計を固定するための固定器もセットになっています。 ![]() ![]() ![]() 簡体中国語で「新型万能開表器」とあります。 「表」は腕時計の意味です。 ![]() 元々は中国国内向けの製品のようです。 しかし、新型って・・・。 中身は、一見普通ですね。 ![]() 交換用の予備のビットも付属しています。 オープナー本体は金属製で3点式。 「HEDA」というメーカーのもののようです。 ![]() 加工の粗さは見て取れますが、確りしていて頑丈そうに見えます。 予め取り付けられているものを含めて付属するビットは6種類。 ![]() しかし、ビットには蝋のようなものが付着していて、お世辞にも綺麗とは言えません。 樹脂製の固定器の方は加工が酷く、新品とは思えないほど汚らしく見えますが、一応機能は果たします。 ![]() 風防とかケースの横を傷つけないか心配ですね。 ゴムなどを挟んだほうが良いかもしれません。 少し裏蓋を傷つけてしまいましたが、オープナーもきちんと機能を果たし、無事裏蓋を開けられました。 ![]() クォーツ式のムーブメントですが、ケースに大きさに比べると随分と貧相に見えます。 ![]() ![]() ![]() 自動巻きの「PRONTO TropicMaster」の裏蓋も開けてみました。 ![]() これは先日、ベルトを修理した時計です。 参考:腕時計のバネ棒交換にチャレンジ ネットで調べた限り、ムーブメントには「ETA 2836-2」が使われているようですが、素性が怪しいメーカーの時計ですし、裏蓋がシースルーではないので気になっていました。 見えないのに、わざわざ「PRONTO」の刻印があるローターを使ってますね。 ![]() 一応、ETAのムーブメントのようです。 刻印を見えるとムーブメントは「ETA 2836-2」ではなく「ETA 2834-2」ですね。 ![]() どちらも「ETA 2824-2」から派生した兄弟ムーブメントで、3針、デイ・デイト、8振動、25石、ハック、手巻き機能付きとスペック的には同等です。 サイズは「ETA 2834-2」の方がやや大ぶりです。 ![]() ![]() ![]() ETAのムーブメント自体に偽物があるので、安心はできませんがムーブメントを確認できたのは収穫でした。 そもそも、ETAのムーブメントはリリースから何十年も経過したものが多く、パテントが切れているものも少なくないので、デッドコピーを作る事自体は問題ありません。 実際「SELLITA」はそれをやっていますし、二番煎じながら高い評価も受けています。 どこかの国のメーカーには、ETAを名乗る偽物を作らずに自社ブランドで勝負して欲しいものです。 偽物が無くなれば、無名メーカーのものを買う時も安心ですので・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年12月31日 04時06分04秒
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