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カテゴリ:音楽
「最新のマルチ・エフェクターが欲しい」の続きで、買っちゃった編です。
久しぶりの購入で浦島太郎状態のため、まずは、下調べから始めました。 マルチ・エフェクターを販売するメーカーは結構あるのですが、今、売れていそうなのは下記のブランドかと。多分。 ・BOSS「ROLAND」 ・KORG(VOX) ・LINE6 ・DIGITECH ・ZOOM 名作を出した「YAMAHA」は、残念ながらこの分野から完全に撤退したようです。 まずは大御所「BOSS」。流石は日本が誇るBOSS。全体的に価格が高いですね。 発売から時間が経過してもあまり値下がりしていない印象です。 一番、手頃な価格の「ME-25」は、機能的に目新しさや面白味がありませんし。 ![]() 「YAMAHA」と並んで日本のシンセサイザーの評価を不動のものにした「KORG」は、性能では「BOSS」、コストパフォーマンスでも「ZOOM」に対抗出来なかったのでしょうか。 自社製品としては「PANDORA」しかない状態で、収束状態です。近いうちに撤退かな。 代理店を務めている「VOX」の「ToneLab ST」と「ToneLab EX」は、アンプメーカーらしく、アンプ・シミュレーターに力を入れた製品で、デジタル回路とアナログ真空管回路を併用しており、音的には良さそうです。 実際、最後まで候補に残りましたし、今だって、これも欲しい。 ![]() ![]() 「LINE6」はアンプ・シミュレーターが高い評価を得ており、マルチ・エフェクターもアンプ・シミュレーターがメインみたいな感じです。 買うなら評価の高い「POD HD」シリーズですが、価格が高いのでパスします。 ![]() 「DIGITECH」はデザインが受け入れらないというご無体な理由でパスです。(笑) ![]() 日本勢の急先鋒、庶民の味方の「ZOOM」の製品は、持っていると馬鹿にされるイメージ(失礼)がありますが、コストパフォーマンスが高く、けして安かろう悪かろうではありません。 「ZOOM」と言えば、空間系やノイズリダクションは、評価されるのに対して、歪系エフェクトの評判が悪いのが伝統になっていますが、「ZOOM G3」はアンプ・シミュレーターを含め、このあたりが大幅に改善されており、ヒット作になっているようです。 「ZOOM」自身も、この製品をマルチ・エフェクターではなく、「Guitar Effects & Amp Simulator」としていますので、「アンプ・シミュレーター」としても自信があるということでしょう。 メーカーサイトに、レベッカの人(レッド・ウォーリアーズに行った人とは違うよ)のデモ演奏があるので、「似てねー」って部分も含めて、聞いてみて下さい。 これだけ出来れば上等でしょう。 ![]() 「ZOOM G3」は、2011年5月に発売されてもので、発売から時間は経過していますが、この手の製品は比較的、生きが長いので一応、最新モデルかと。 「ZOOM」としては第四世代となるDSP「ZFX-IV」を搭載しており、従来製品と比較して処理能力も向上し、それが音にも反映されているようです。 これでしょう。これしかない。 定価23,100円ですが、約半額の11,999円で購入しました。 ZOOMらしい、凄い値下がりですね。 安く買えるのは嬉しいですが、複雑な心境です。 私の購入したものは、正確にはファームウェアがアップデートされ、不評だった部分が改善された「ZOOM G3 Version 2.0」なります。 改善されたとはいえ、同時使用エフェクトが、6エフェクト、サンプリング周波数が44.1kHzと下手をすると下位モデルにも劣るスペックですが、「ZOOM G3」は、これまでの「ZOOM」のマルチエフェクターとは思想が異なる製品で、全く別次元の製品です。 思い起こせば「KORG A5 BASS」が近い思想だったかも。 箱の中身を確認して行きます。 それぼど分厚くないマニュアルとACアダプターが付属しますが、USBケーブルは付属してません。 Steinbergのレコーディング・ソフト『Sequel LE』がバンドルされていますので、USBケーブルさえ用意すれば、PCレコーディングも楽しめますので、別途、購入をオススメします。 「Sequel LE」を使い続けるのは無料ですが、アクティベーションしないと使用期限が解除されないので注意。 ![]() 付属のACアダプターは、トランス式ではなく、スイッチング式です。 スイッチング式のACアダプターは、ノイズが乗りやすいので、音響系の製品では敬遠されることが多かったのですが、時代の流れでしょうか。 単三電池4本でも動作するのでOKでしょう。 ボディーは金属製で、落ち着いた配色です。価格以上の高級感がありますね。 ![]() モノクロ液晶画面が3つ並んでおり、それぞれの液晶対してボタンやダイアル、フットスイッチが並んでます。 液晶のバックライトの色が温かみがあるので、デジタルであること忘れさせてくれるかも。 手持ちの「ZOOM 505II」と比較してみます。 ![]() 「ZOOM G3」は、お得意のコンパクトマルチ程小さくはなく、それなりの大きさがあります。樹脂製の「ZOOM 505II」が安っぽく見えますね。 充実した背面の入出力端子を見てゆきましょう。 一番左側のフォーン入力端子はギターの回路に合わせてパッシブ、アクテイブの切り替えが可能です。 その隣にはXLRバランス出力があり、ダイレクトボックなしで直接ミキサーに出力出来ます。 ![]() フォーン出力は「R」、「L」とステレオで出力できますし、モノラルで出力したり、ヘッドホンで聞く場合は「L」の方につなぎます。 右の方には、外付けのフットスイッチやペダルを接続する端子、USB端子が並んでいます。 後は「AUX IN」端子があれば、CDに合わせて練習する時に便利なのですが残念ながらありません。 しかし、USBケーブルでPCと繋げば、同様のことは可能です。 「ASIO Direct Sound Full Duplex Setup」で、出力先を「ZOOM G3」にすればOKで、PC上のMP3やCDの再生音が「ZOOM G3」に出力されます。 ということで、細かな部分は次回! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年06月24日 20時13分28秒
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