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テーマ:ギターと周辺機器(954)
カテゴリ:音楽
クリップタイプのチューナーは、価格帯としては2、3千円くらいのものが主流なので、『tc electronic PolyTune Clip』は少し高級なチューナーになるのですが、機能を考慮するとかなりお買い得と言えます。
![]() 『tc electronic』のヒット商品であるポリフォニック・チューナー『PolyTune』のクリップ・チューナー版になりますが、ペダル型の最新機種『PolyTune2』より精度の面で優れており、現時点ではポリフォニックチューナーの最高峰と言える製品です。 ![]() 白を貴重としたデザインは、樹脂製ながら見た目も高級感があり、クリップには耐久性があるアルミニウム合金を採用しています。 ![]() ただし、ヒンジの動きは垂直方向に限定されており、水平方向の角度調整はできません。 大きな支障はありませんが、この点は残念です。 ![]() ![]() ![]() 電源ボタンの位置は、他のボタンと異なっていますが、これは押し間違いの防止にもなります。 ![]() 高機能でボタンの多いチューナーではボタンの押し間違えることがよくあるので、心憎い配慮です。 チューナーの設定は2つのボタンで行いますが、長押し、同時押しを組み合わせて、楽器モード(ギター・ベース)、表示モード(ストロボ、ニードル)、基準ピッチ(435〜445Hz)の切り替えなど複雑な設定ができるようになっています。 ![]() また、ドロップ・チューニングとカポ・チューニングをサポートしており、変則的なチューニングも簡単です。 ![]() ![]() ![]() 電源はリチウムイオン電池『CR2032』が1個で、18時間以上の稼働が可能。 ![]() 高機能で輝度が高いディスプレイを備えているわりには稼働時間は長いと言えます。 大型のLEDディスプレイは、明るく視認性が高いのが特徴です。 ヒンジの調整幅に制限があるものの、大型のディスプレイのお陰で向きに拘らなくとも十分に視認性を確保出来るようになっています。 ![]() また、内部センサーと連動して自動的に正しい向きに表示が調整されます。 ポリフォニック・チューナーは、普通にストロークするたけで全ての弦のチューニングを確認できるスグレモノですが、使い方も難しくなく、ポリフォニック、クロマチックモードの切り替えは自動的に行われます。 全ての弦をストロークすればポリフォニック・モード、単弦をピッキングするとクロマチック・モードになり、反応も良好です。 ポリフィニック・モードで全ての弦をザクっとチューニングして、クロマチック・モードで1本ずつ詰めてゆくと言う一連の作業がスムーズに行えます。 精度は、クロマチック・モードで、±0.5セント。 更にストロボ・モードでは±0.02セントと高級ストロボチューナーをも上回る精度を持っています。 ![]() デモ動画も用意しましたので、参考にして下さい。 ・[DEMO] tc electronic PolyTune Clip お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年07月18日 19時13分42秒
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