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〔終の棲家〕として求めたワシたちの家は、畑を造成して盛り土を加えて、建てたのであった...。
加えて、年月が経ってくると・・安普請の家のあちらこちらは、相応の傷みが伴ってきて、その都度・・施工した建築会社に〔メンテナンス〕を依頼する頻度が・・増えてきつつある...。
建築会社もその辺りは心得たもので・・・、""大切なお住まいをリホ-ムしませんか?..。""なんて、沢山のチラシ類が送られて来たりしている...。
周辺に遣ってくる・・野生の小動物たちは、或る時はウサギや狸だったり、またある時は黄金色に輝く〔テン〕であったりして、裏庭の土手から這い上がって来て、ワシたちを吃驚仰天・・させたりした...。 鉄砲による狩猟期が終えた頃は、決まって・番いの雉たちが家の周辺を・そぞろ歩きしていたよ。。
裏庭の土手下・・5メ-トルほど下がった所に、小さな・本当に小さな・・小川がある。 その澄み切った小川には〔カジカ蛙〕がいて、ポンポンポンと・子気味良い鼓を打って・・・和ませてくれたものだった...。
ある時、上流で無駄遣いの圃場整備事業が始まって以来、清流だったこの小川が、無残にも・・濁った汚泥の側溝に格下げしてしまったよ。 大雨の時には、黄色い土を含んだ濁流が・・ひつそりと生きていた水中生物たちを・・押し流してしまった。。 だから、真夏の夜空に飛び回っていたホタルたちも、姿を消して久しい...。
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Last updated
October 16, 2011 10:29:39 PM
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