都市対抗野球の思い出(ドーム元年)
都市対抗野球の思い出(その3)東京ドーム元年 潮崎と酒井の投げ合いを期待東京ドーム元年。1回戦で家電メーカー対決ということで、いきなり門真市(松下電器)-日立市の試合が実現。東京ドーム元年ということもあり、試合前よりたいへんな盛り上がりを見せ、十数年ぶりというダフ屋まで出没するなど場外では熱狂していた。会場内は冷房が効いており、今までの炎天下での試合とはまた違う雰囲気での試合となりました。スタンドは家電メーカー対決というマスコミの報道もあり、日立市、門真市ともに大応援団がドームに集結し、日立市から臨時列車2本、応援バス50台?、総勢2万5千人近い応援団がドームに集結。しかし、門真市も同様な応援体制ということで、日立市,門真市側で約2000人がドームに入れなかったという話を聞いております。私自身はドーム内観客誘導員としてドーム内にて応援出来た側でしたが・・・。さて、試合・・・・。ドラフト候補同士の投げあい(潮崎、酒井)が期待されたものの、門真市打線が日立市先発の酒井をKOした後も繰り出す投手陣を痛打し、8点をもぎ取る。一方日立市も反撃に出るが、門真市の補強選手の好捕に反撃が続かない。打線自体も潮崎のシンカーにはまり三振の山・・・結局2点止まり。。。。試合は門真市8-2日立市。この年、酒井はオリックスにドラフト1位指名で入団。翌年には新人王を獲得。潮崎はその年のソウルオリンピックに出場。古田(トヨタ自動車)や野茂(新日鉄堺)などともに銀メダルを獲得。次回は翌年、1989年第60回大会について思い出したいと思います。