T-01Aに外部バッテリー補強で安心モバイルライフ
スマートフォンは一般的に電気食いであるが、DoCoMoのT-01Aはデザインを優先するあまり、内蔵バッテリーの容量をたったの、1,000mAhにしてしまった。 これはガラケー並みの容量しかない。 と、文句ばっかり言うユーザーにもウンザリである。 ここは外部バッテリーに素直に頼ろう。 私が所有している外部バッテリーと、外部バッテリーに求められる要件を以下にまとめてみた。 まず、T-01Aの様な電気食いのスマートフォンは電流の大きさも大事だが、電圧が低ければ十分に充電することは出来ないことをまず理解して欲しい。 T-01Aの付属品である、ACアダプタから充電しても、約160分もかかると説明書に記載されているのだ。安いマンガン電池(特に海外ブランドの)では、全く役に立たないだろう。 子供の頃に、リモコンで動作するプラモデルを作って遊んだり、ラジコンで遊んだことのある方なら、電圧の重要性がご理解いただけると思う。そう、電池の容量が無くなる寸前まで電圧が一定に保たれている電池が、外部バッテリーとして向いているのだ。 こういった場合、同じメーカーでも最新モデルや高級モデルの電池の方が、電池の性能が高いことが多いといえるが、電池を購入する時点で、それが自然放電してしまっていることもあり得る。(製造されてからの月日が経っていたり、保存状態が悪かったりしたとき) 一次電池(マンガン電池やアルカリ電池)の場合、マイナスの電極側に、製造年月が通常、刻印されているので、目安になる。 自然放電しない保存場所としては冷蔵庫がお勧めであるが、冷やしすぎると、いざ使う段になって、電池を暖めないと、電池が本来持つ性能を発揮できないので注意が必要だ。 電圧の測定には「マルチテスター」が必要だが、¥1,000程度でも簡単に電圧を測ることができる、電圧チェッカーも量販店の電池コーナーに置いているので、試して貰いたい。 充電池として二次電池(ニッカド=>リチウムイオン、リチウムポリマー、ニッケル水素)という選択肢もある。経済的メリットがある面、電圧が(一次電池のそれが1.5V有るのに対し)1.2V程度と、一次電池に比べ低いのがネックである。これはトレードオフなので仕方がない。 では、どの程度の容量が有れば外部バッテリーとして実用的かと問われると、「その人の使い方次第」であり、「省電力設定」に大きく左右される部分あり、一概には言えないが、一般的には3,000mAh以上の容量は欲しい。 スマートな外部バッテリー Pocket Moba SV (3600mAh) 緊急時に使える単三電池4本型外部バッテリー バッテリーエクステンダーII バッテリーエクステンダーは、二次電池も勿論、使えるため、ダイナモ発電装置を使って二次電池を充電されれば、それ経由からT-01Aを充電することも可能である) 常用して安心して使えるバッテリーは、この二つだ。日中タイプ MyBattery Pro n MBPRON 二泊、三泊する場合はこちらをお勧めする MyBattery Expert n MBEXPN「MyBattery Pro n MBPRON」と「MyBattery Expert n MBEXPN」は元々、カメラのフラッシュ用のバッテリーであるため、外部バッテリーとしての性能は十分にある。ちょっと重いのが難点だが。。。 T-01A用には所有していないが、前モデルのWS-ZERO3[es]で使っていたMugen Power社の”内部バッテリー置き換え型”もお勧めだ。 MugenPowerドコモ T-01A大容量内蔵バッテリ(1300mAh) 「MugenPowerドコモ T-01A大容量内蔵バッテリ(1300mAh)」を複数個購入した場合は、予備のバッテリーを充電する機器が必要になる。こちらがお勧めだ。 バッテリチャージャ T-01A / X02T|商品詳細 また、"Mugen Power"社製でより容量の大きいものならこちらになるが、T-01A自身が大きくなってしまうため、対応するケースがない、持ちにくいと言った難点がある。(私が購入した商品ではないため、突っ込んだコメントは出来ない) MugenPowerドコモT-01A / ソフトバンクX02T超大容量バッテリ(3900mAh) + BatteryDoorブラック&内蔵スタイラス 変わり種として、”大容量外部バッテリータイプのソーラーバッテリー”が発売された。この商品の使い方は、帰宅時や在宅時にACで充電しておき、外出時にはソーラーバッテリーで補助充電を行いながら、外部バッテリーとして使えるタイプの製品だ。容量もそれなりにあり、緊急時にも使えるタイプのバッテリーと言えるのではないだろうか。 ソーラーバッテリー充電器(大容量タイプ・携帯電話、iPhone、iPod、USB充電対応)【WEB限定商品】 (こちらも私が購入した商品ではないため、突っ込んだコメントは出来ない) 上記(Mugen Power社以外の)商品はいずれもUSBケーブルが添付されているが、T-01Aで必要なMicroUSBタイプになっていないため、別途購入する必要がある。 リトラクタブル USBケーブル(Micro-USB Bタイプ)(RCUMBC) 【代引き不可】 ↑ ビザビでは売り切れているようなので、こちらでどうぞ。 ポケットシンク micro+mini USB|商品詳細 ただ、USBケーブルだけでT-01Aを充電することが出来ないので、工作するか、次の商品を購入すると対応できると思われる(この商品も購入していないので未検証) Micro-USBケーブル(通信・充電切替スイッチ付き) 【代引き不可】 USBケーブルの工作の手順は価格.comに掲載されていたが、どうやら削除されてしまったようだ。誰でも出来るので挑戦して欲しい。作業のポイントは、ケーブル側の(Microではない方の)USB端子に細工をするのだが、4端子あるうち、真ん中二本を、アルミホイルでショートさせるだけという簡単な作業だ。 以下に転載しておく。--------------------- ここから ---------------------USB->MicroUSBでの充電ケーブル エネループや汎用的なUSB充電アダプタなど使おうと思ってもUSB->MicroUSBでは充電できないことがほとんどで、付属品のFOMA->MicorUSBの変換充電ケーブルを使わなきゃいけない状況で面倒だなと思っていました。 ネットで検索するとMicorUSBの規格では、充電の判断をD+とD-をショートさせ充電の判断をしているとのこと。 お手軽に充電専用ケーブルを作成することができましたので情報共有を。(PCとのデータ通信には使用できなくなります。PCと接続して充電だけはできます)準備するもの1.USB->MicorUSBケーブル(付属品やMIYAVIXなど)2.アルミホイル3.セロハンテープ4.ピンセット(細かい作業なので)概要ケーブル側USBの4本ある端子のうち中央の2本をアルミホイルでショートさせ、充電器やエネループの中央2本の端子に触れないようにセロテープで絶縁する。詳細1.4mm幅x10mm長のアルミホイルと6mm幅x15mm長のセロテープを用意2.セロテープの幅の中央、長の端にアルミホイルをつける3.ケーブルのUSBの中央の2本の端子にアルミホイルが当たるように貼り付ける(このとき、両端の端子をセロテープでカバーしないように気をつける)4.ケーブルから飛び出している分を外側まで貼っておく(ケーブルを挿したときに剥がれてしまわないようするため)--------------------- ここまで --------------------- 外部バッテリーは、内蔵バッテリーが空になってから充電するのでは、時間が掛かって仕方がないので、ACアダプタやDCアダプタ、PCのUSBケーブルからT-01Aが切断されている間は、外部バッテリーに接続しておくようにすることで、パケット通信やwifi、Bluetooth、GPSがストレス無く、使えるようになるので是非試して貰いたい。