2007/08/15(水)19:22
あやしい商品が売れる、ごくまっとうな理由
こんにちは
今日は、タイトルが氣になって、以下の本を読みました。
この本は、とても平易な文章で書かれていて、自分の買い物するときの心理状態などに
ついて考えさせてくれる、面白い本です
それでは、さっそく氣になるコトバをご紹介いたします
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氣になるコトバ
○ フィア・アピール
消費者が不安に感じやすいことを突っついて。不安感を顕在化させ、それを
解決するための商品や、サービスを提案する
(体臭、口臭グッズなど)
○ 正当ないい訳
手抜きのために「冷凍食品」を使うのではなく、「料理を食べる家族のために
冷凍食品を使いましょう。」
○ 人は「値段が高いものほど良いモノだ」と判断する傾向にあります
○ 希少性のパターン
数量の限定の力を使う - 「先着100名」
期間の限定の力を使う - 「本日限り」
秘密の情報を伝える - 「会員様限定」
高まってくる希少性 - 「おかげさまで、残り○席に」
希少性による魅力アップ- 「○○の方は見ないでください」
○ ロックイン
プリンターは、本体は安く、消耗品で利益を上げる
○ 購買の種類と内訳(抜粋)
計画購買
狭義の計画購買:来店前に購入銘柄を決め、購入する
銘柄選択 :来店前は商品レベルでの購入を決め、銘柄を選択する
銘柄変更 :店舗内で予定と異なる銘柄を購入する
非計画購買
想起購買:ストック切れを店頭で思い出して買う
関連購買:そこで購入した商品にあわせて関連商品を買う
条件購買:価格などの条件が整えば購入に至る
衝動購買:上記3つに属さない衝動買い
○ プロダクトプレイスメント
映画やドラマなどでさりげなく商品をアピールする広告手法。
主人公が特定の商品を使ったり特定の場所によく訪れたら要注意
○ 平日特別プラン?
一週間で考えると、その半分以上が特別の価格です。
「週末には、追加料金をいただきます」とはいわないで、
「平日は安くします」と言っているのです
○ メッセージの作り方
ポジティブに表現する (K-1の準々決勝→1回戦でも)
受け手が考える余地を残す(使い慣れている人は、手放せないと言う)
条件を絞ってみる (○○エリアナンバーワン)
有利な条件を集める (静音性ならこちらのモデルです)
新しい評価軸を提案 (導入費用は高いが、電気代を考えるとお得)
無意識へ働きかける (店員が背中を向けて作業、押し売りしない)
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いかがでしょうか?
「モノを買う」という行為や、心理はとても複雑で面白いなぁと思いました。
プロダクトプレイスメントは、「武士の一分」で木村拓也さんが「よもぎ餅」を
食べる部分があって、それから、意識して「よもぎ餅」を食べるようになった
ことが原体験としてあったので、とても共感できました。
情報が多いからこそ、何気ないアピールが価値を持ってくるのだな~と感じさせて
くれた一冊でした。
最後まで読んでくださいましてありがとうございました
これを読んでくださったあなたに、たくさんの素晴らしいことが起きますように!!
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