人間力を養う生き方
おはようございます本日は、「人間力を養う生き方」をご紹介しますこの本は、両雄ともいえるお二人が、対談するという形態ですすめられています特に、お二人の覚悟のようなものが見えてとても参考になりました★ 気になるコトバ ○ おふくろは、私たち子供にただ1つ、 「卑しいことをするな、身の丈をわきまえろ」 ということを繰り返し言い聞かせて育ててくれました また、「人を羨ましがるな」ということもよく言っていた →相手がうまくいくことを羨ましがらなければ、結局、自分が一番楽 ○ 私は物書きですから、自分の商品に責任がある。 私がいつも思うのは、もし小説にPL法(製造物責任法)が適用されても 自分はセーフだろうな ○ 人を喜ばすという思いが根底になければ、人間の根は育たないのでは ないかということです ○ 物書きというのは究極の営業マンだと思っています。売り手と書い手の 利害の一致するものが唯一正しいものなんだという考え方は、セールス マン時代に自分で得た生き方の根っことなっている ○ 「今日、俺はお前のためを思って、本音で話すからな」 なんていいますが、あれば嘘ですよ ○ 直木賞をいただいていなければ、「ああ、おもしろいね」で済んでいた話が 大きな冠をもらったためにいつもそれ(過去の実績)と照らしてやっていか なければならない。 そういう義務を自分で背負うわけです ○ 旅行屋の添乗員の本分というのは、誰にも怪我させないで、全員を元気で つれて帰ってくることに尽きる。それ以外のことは全部おまけだと思え。 ○ 恨みや憎しみの念を表す言葉に「攀」という字を使うのは、人を恨んだり 憎んだりすると、あたかも何かにしがみついてよじ登るかのようになる からだそうです 「こういう念を持つと、持った人が損をするのだぞ」 ○ 「明日は味方」という言葉ですけれど、これがすべての私の根っこなんです ○ 本当に自分にとって運がいいなと思うのは、大事な局面で必ず落として もらっていることなんです ○ 「責任には、公的な責任と道義的な責任がある。公的な責任というのは、 人間の後知恵でつくったものだ。道義的な責任というのは、人がずっと 生きてきてわかっていることだ。だから公的な責任の上に道義的な責任 を置く生き方をしていけ。それをしていったら、法律でいっていないから 抜け駆けしようだなんていうことを思わなくなる」 ○ 問われているのは、その大人たちの生き方なのです。自分が卑しい行いを しているのに、子どもにしっかりしろといったところで、子供はよくなり ません以上ですどうですか?この本は、まず人の根幹をついてくる本なので、とても新鮮であると同時に、深い知恵がつまっているように思います。また、お二人とも実践者なので、そこにはバランス感覚も含まれていて納得できることが多いですちょっと立ち止まって考えてみるときおススメします