カテゴリ:日常雑談
今日は珍しく早く帰れそうだった。
地下鉄東山線の栄を9時15分に出た。 『JR中央線の千種駅の32分発に乗れるな。つーことは10時ごろには帰宅だ』 と、嬉しく思っていた。 そして千種駅に着いたら・・・『え!?また?』 改札付近で駅員と問答しているオジさん。 必死でメールを打っている女子高生。 同じく電話で、自宅にであろうか、連絡をとっているサラリーマン。 ざわめく構内。動かない電光掲示板は、9時発のホームライナーを表示したまま。 またしても人身事故である。 上りも下りも30分以上動いていない様子だ。 こうなったらもう駄目だ。 僕は妻に電話して、かくかくしかじかと話すとTVでも報道された模様。 こういうとき、家族の明るい声を聞くと何故だかほっとする。 ま、しかたないかと思い返して、栄に戻ってラーメンでもすする事にする。 そうこうして千種の駅を出れたのが10時45分前後だった。 かれこれ2時間も足止めをくらった事になる。 今日はいろいろ思ったが、満員のホームで誰も文句を言わず、 忍耐強く電車を待っていた事は感動した。 みんな疲れていて、早く帰りたいだろうに・・・。 市井の生活をする人々は善意ある日本人なのだ。 誰も好き好んで電車に身を投げないと分かっているのだ。 誰かを恨んだり怒ったりしても電車が早くやってくる訳では無いのを理解しているのだ。 それにしても、長い一日だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.05.21 01:12:02
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