組織か個人か?
いやいや、サッカーの話ではありません。かといって無関係でもないか?(笑)組織を嫌がる方々の気持ちもわかる。かといって組織に加わった以上、個人を前面に出していくのはいかがなものか?プライベートの時間の中で、個の主張は存分にやって頂ければよいのであって組織の中では共通の目的の為に自分が何をなすべきか?を考え、発言、行動するのが望ましい。それがたとい小さな組織、巨大な組織であってもだ。個々の不満を全て取り除く術など無く(物事は複雑に有機的に絡み合っているので)一方の主張を通せば、もう一方は主張を呑まねばならない。所詮、行動しているベースが違うので、どちらの言い分も正しいし、どちらの言い分も我儘なのだ。不満を言い合えば丸く収まるなど絵空事に過ぎず、結局は組織の方向性がどちらか一方の主張を通すだけなのだ。そして組織すら個々の人間の不平・不満の塊なのでありその内なる部分に、絶対なる矛盾を抱えているというのが、本当のところなのだろう。大きく捉えれば人類だって組織なわけだ。そして、内なる矛盾を抱えつつ、盛衰を繰り返しているのだ。