団塊のブログ

2011/04/03(日)15:33

助け合いの精神・・・

 阪神淡路大震災の時、消防隊の人がいつもの様に直ぐに駆け付けたのだが、燃え盛る火の前でなすすべもなく何もしなくてじっと突っ立っていた時の悔しさを述懐されていたことがあった。  今回、東松島市の空輸担当の自衛隊員の人が、「いつもは、このヘリコプターで直ぐに救助して、どんどん救って行けるのに、今回は、(ヘリコプターが破損してしまって)何も出来なくて、残念でなりません・・・」と涙声で言われていた。(・・・←その気持ち、充分過ぎる程、よく分かります!)  医師が救助に行こうとしても、まだ、そういう状況でないと言われて断られているケースもある。想像以上に被害がひどくて、広範囲で、連絡網も不充分で、ボランティアをしようにも、受け入れられない状態なのだ。  現地で取材したある中国の記者が次に様に言われた・・・→困難に直面していたのに、人々はじっと救援物質を待っていた。信号が機能していないため交通整理をしている人がいたのですが、話を聞くと、彼は地震で父親を亡くしたとのことでした。それでも、「この状況下で、自分だけが苦しい訳ではない。だから今、自分で頑張れることを頑張るしかない。」と答えたのです。日本と言う国の底力を見たような気がします。  あるイギリスの記者は次の様に言われた・・・→被災地では皆ギリギリの生活をしている。被災者は皆頑張っているというのに、(物資もロクに届けられないとは)政府は何をしてるのか、と思う時があった。被災地の人はもっと声を上げて叫ぶべきではないか。これがイギリス人だったら、政府の注意を引くためにもっと暴れていると思います。  佐伯市のN病院では、職員の旅行を中止して、それなどのお金を集め、今回の大災害に1.000万円の義援金を佐伯市を通じて差し出している。  佐伯のケーブルテレビに、佐伯市の茶道(裏千家)の青年部の部長が出演していて、(佐伯市の突然の春祭り中止で、その時に行われていた恒例の茶会も中止となり)既に払って頂いた茶券代を(買ってもらった人に一人一人電話して)、義援金として送ることを了解してもらったと言われていた。  九州の観光地でも、宿泊施設でのキャンセルが想像以上に多くなっている。海外からの人は、放射線の怖さもあるだろうが、日本人の場合は、他人が困っているのに、自分だけ贅沢な旅をする気分にどうしてもなれないのである。  こんな話もあった・・・→(長いこと海外から英語教師として学校に来ていて)震災地で被害に会ったが、普通なら当然本国に帰る所が、もう精神が日本の魂になってしまっていて、帰らずに現地で一生懸命に頑張っているとか・・・(いい話ですね!)。   http://www.youtube.com/watch?v=JMy4S4kfqNM&feature=related http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110403-00000009-rcdc-ent

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