木枠梱包覚書
彫刻を送る為の、木枠梱包についての覚え書きです。1、内部奥行き板、8枚切断まず、内部空間の奥行きを測り、そこから梱包材を加えた空間の長さの板を8枚作ります。ここにある4枚は、床用。あと天井用の4枚必要。2、奥行き押さえ、4組作成次に、この板を、エル字型に組みます。箱の横面になる板を基準にして、床面になる板を、押しつけるように木ねじで固定します。※床面の板の上に、横面の板を乗せると、底が抜けます。左右の2組出来ました。これが床用です。同じように、天井用に、もう2組作ります。3、内部幅板、2枚切断奥行き押さえに、左右をつなぐ板を2枚作成します。この長さは、内部空間の左右幅に、余裕を持たせた任意の長さです。※前部のふたの部分は、後で作成します。4、内部高さ板、4枚切断高さの板を、取りつけます。この時、背中になる部分の高さの板は、幅板の小口を隠すように重ねます。5、天井板と床板天井板は、外側の外寸幅、床板は、内部の内寸幅で、長さが違いますので気をつけてください。次に出来ましたら、天井の板を、横幅より左右の板の厚み分長く切断して、高さの板の小口を隠すように、木ねじで止めます。床板は、逆に横幅より左右の板の厚み分少なく切断して、奥行き押さえの板の上にのせて、木ねじで止めます。6、フタの作成フタの横板の上下は、奥行き押さえ板の間の実寸の長さを2本切断します。フタの中央部分の横板は、縦の高さ板の間の実寸を切断します。この板の長さは、実寸でとってください。フタの縦板の上下も同様です。フタの左右の板は、上下を貫きますが、中央の板は、床面の上で浮ますので気をつけてください。ここまで、できれば、後は、その中間の部分の材を埋めていきます。中に入れるか、外から打ち込むかによって、長さが違いますので、はじめから、長さを計算しないで、箱を作りながら、実寸をとって切断してください。ここまで、作業時間1時間半7、作品を布で包む8、エアキャップで包む9、作品が動かないように、床面に棒を固定する。10、作品が動かないように、エアキャップを巻いた棒で固定する。11、作品が動かないように、PPバンドで四方向に引っ張って固定。木枠をPPバンドで締める。ここまで、合計3時間。