凡声庵閑話：南正邦の覚え書き Minami Masakuni

肖像画(佐竹由美:さたけなおみ)

さたけなおみ油彩画　Ｐ10号南正邦肖像画を描きました。高校の同級生の佐竹由美(さたけなおみ)さんの肖像画です。声楽家で、一昨年に天に召されました。追悼メサイア演奏会が来年、生まれ故郷の香川県高松市で３月３日に開催されます。それに合わせて描きました。訃報:佐竹由美訃報:佐竹蘭月先生

子どもをドローイング

1996年、生まれた子どもをドローイングしました。

私の東京造形大学時代のデッサン

私の東京造形大学、美術学科II類時代のクロッキーブックを開いて見ました。互いにモデルになって製作した片桐稔君卒業文集のページに私がモデルになった作品が載っていました。人体彫刻の核心骨盤と大転子の関係をメモしています。東京造形大学の授業風景佐藤忠良先生と彫刻科教官と同級生たち

私の受験生時代のデッサン

私がすいどーばた美術学院彫刻科時代に描いたデッサンです。すいどーばた美術学院彫刻科で吉野毅先生から、彫刻家の態度を教えてくださいました。島田勝吾先生から、呼吸を教わりました。フォルム、バランス、ムーブマン。粘土に魂を呼び込む呼吸と、気配の数量的カオスの出現です。また、登坂秀雄先生から、あきらめない、メンタルサポートをいただきました。このすいどーばた美術学院で、学んだ３年間が、今も変わらない彫刻のマントルです。

ドローイング

ドローイングです。 NHKかがわ笑顔プロジェクトに参加しました。 NHKかがわ絵顔プロジェクト その他のドローイング 本の表紙イラスト

レリーフ制作

京都市立芸術大学に娘が在学していた時、娘のレリーフ製作を指導しました。 娘の受験生時代のデッサン

南正邦ブログ内自選集

凡声庵閑話は、2003年９月２日に開設しました。あれから１８年が経ちました。この間の、私が自分を振り返って、新たな発見をしたページを選んでみました。2003.12.５未来予測？2006.10.16こどもの顔をえがきました。2006.12.24ヤグラを組みました2007.01.22新作を描きました。2007.03.04クリスタルフィルタ2007.04.07フィギュアの新しい作り方、スライス積層法2007.05.31「雲の絆」写真2007.10.23ピカソ的キュビズムの視点の実験 picasso cubisme2007.11.05張子人形その２ (2)2008.01.28ふるさと研究会で発表2008.02.10展覧会に出品しました2008.02.06積層造形法の作品2008.03.09カマタマーレさぬきのフィギュア2008.04.07カマタマーレさぬきのフィギュアが販売2008.04.28スライスフィギュアのブログ一覧2008.05.06有明のワールドホビーフェスティバルお礼2008.06.10幻の作品2008.07.06Shade10のHanakoをスライスフィギュアに2008.07.05スライスフィギュア学生作品2008.08.21スライスフィギュアでの制作過程「ヘリオス」2008.09.21ペーパークラフトで頭を作りました。2008.09.01３Ｄフィギュア工作サイトの可能性2009.03.14めざせワンフェス2009.03.16死刑判決、法廷イラスト最終日2009.03.19モノづくりは、人づくり。Wizary-Cutを作った人。2009.04.01J-HELIOSの旗揚げ (2)2009.05.10頭像制作００１2009.05.14頭部積層終了（頭部制作００２）2009.05.20写真からポリゴン実験１2009.05.22新作を描きました。2009.05.24StrataFoto3Dので立体キャプチャ2009.06.03県展奨励賞オーバルです。2009.06.27Shadeアンロックデータ集 -Hanako-等身大モデル積層完了2009.07.05観音像レジン抜き2009.07.27ワンフェスお礼2009.08.06写真からポリゴン実験 (2)2009.08.07写真からポリゴンを起こす実験２2009.08.08写真からポリゴン実験３2009.08.09写真からポリゴン実験４2009.10.05半ばは他人の幸せを2009.11.24誕生仏フィギュア2009.11.24穴吹工務店が倒産2009.12.30へんろ人形チラシ2010.01.01へんろ人形販促ポスター2010.06.16香川県展入選作2011.01.30９２年成人式舞台装飾９３年成人式舞台装飾９４年高松市成人式舞台装飾９５年高松市成人式舞台装飾９６年高松市成人式舞台装飾９７年高松市成人式舞台装飾９８年高松市成人式舞台装飾2011.08.14菩薩半跏像の原型ができました。2011.08.22菩薩半跏像（別アングル）2011.11.24肖像画制作プロセス012（展示とパーティー：竹内肇先生リサイタル）2011.12.17父の肖像（香川県美術家協会展）2013.01.03引っ越しをしました。2013.08.01脇信男高松市長の銅像が公開されました2014.06.18「ナオミ」(高松市教育委員会賞）2015.03.11アンリデュナン像2015.03.12あけぼの（橋の彼方に）2015.03.14選手の像2015.03.17臨橋2015.03.20しもづき2015.04.15Ｋの首2015.04.18風土2015.05.04橋脚［地水］（東京造形大学卒業制作）2015.06.02解剖学研究フィギュア2015.06.12第８０回香川県美術展覧会入選

南正邦の軌跡

南正邦の軌跡私が、すいどーばた美術学院で浪人をしていた時、助手をされていらっしゃった浅田さんと久しぶりに電話で話して、とても楽しい時間を過ごしました。３９年ぶりです。何をしているのか、電話で伝わらなかったので、ここで、私のブログからピックアップしてみました。専門は、彫刻です。南正邦肖像彫刻肖像彫刻プロセス​制作実績資料​すいどーばた美術学院で島田勝吾先生、吉野毅先生、登坂秀雄先生から彫刻とデッサンを学びました。​すいどーばた美術学院合格体験記（昭和５６年）​東京造形大学で、佐藤忠良先生、岩野勇三先生から具象彫刻を教わりました。​橋脚［地水］（東京造形大学卒業制作） (1)​それから、実家の香川県高松市に戻ってきました。​南久栄紹介チラシ​​みなみファミリー芸術展​1989年大壁画を描いていました。南正邦 壁画日本のチャッククローズ状態！アップルマッキントッシュを購入して３DCGに目覚めました。1994年1994に作った３ＤＣＧアニメ1995年情報BOXかがわ動画再アップ１９９５年、１０メートルの舞台画を手描きメイキング映像穴吹情報専門学校の非常勤講師になり、そして常勤の教務になりました。1999年​1999年岡山研精堂印刷CM制作参加​穴吹情報専門学校から、穴吹デザインカレッジに移動になり、さらに３DCGを立体出力する方法を研究し、手作業でカッターナイフとスチレンペーパーで制作する方法を開発しました。フィギュアの新しい作り方2007年、二科展に発表しました。新作が完成しました。今まで、石膏やFRP、木彫で具象を追及していたのが、スチロールと紙で作った素材で不評でした。二科展展示風景2008年、翌年の二科展に出品しましたが、落選しました。そして、これ以降公募展には出品していません。スライスフィギュアでの制作過程「ヘリオス」中部日本工業から、技術デモンストレーションの支援を受けて、ワンダーフェスティバルに出品する目標を頂き、穴吹学園を退職しました。モノづくりは、人づくり。Wizary-Cutを作った人。2009年お待たせ車のスライスフィギュアです。自動車の制作過程映像森村泰昌のトリックアートを製作しました。2010年ミミンナの彫刻2011年アナモルフォ―シスのトリックアートを製作円柱鏡トリックアートの新しい図形生成法（香川学春秋）アナモルフォーシス解説文(視点球深度法)2016年エッシャーの絵画を立体にできないかと依頼を受けて制作しました。​トリックアート​2016年日本赤十字社愛媛県支部に銅像設置銅像が公開されました。日赤愛媛県支部移転、新事務所の開所式ヤノベケンジ展に参加しました。矢延平六ものがたり（010）ヤノベケンジ×矢延平六リサーチプロジェクトについて矢延平六ものがたり（055）高松市美術館原画展示肖像画も描きます。頼まれて法廷イラストも手掛けています。法廷イラスト瀬戸内国際芸術祭にエントリーしましたが、却下です。クアドリガ制作２

Drawing

ドローイングしました。Mark Demsteaderに触発されて、その技法を実験的に追体験してみました。こちらを参照しました。我ながら、驚いています。アンデッシュ　ソーンの技法です。何を描くのか。1:見えない重力2:空間と視点からの深度3:基本構造線4:骨格と筋肉と脂肪5:光源と空気6:過去の形と未来の形を類推させる現在の形7:モデルとアーチストとの心象風景の投影8:作品が展示される状況と鑑賞者の反応がもたらす場の共有9:初学者への影響度10：技法としての認知11:評論家、画廊への説明責任12:コレクターへのフォロー13:市場への責任14:同業者の自己批判強要からの逃避15:専門家の助言という破壊活動からの回避16:繭化と隠遁による保護17:受賞という他人の足枷にかからないこと。18:法則は数学的再現性を保つ。19:作品や制作は、問題解決への思索の課程。20:美の規範へ同期させ、ミューズを受信し増幅し発信する。21:創造者は、精霊召喚と降臨の使徒。

私のクロッキープロセス

私のクロッキープロセスの覚え書です。 A memorandum of my croquis process. 1、 空間ボックス 重力線 外形多角形 Space box Gravity line External polygon 2、 プロポーション 基本楕円球の割り当て Proportion Basic ellipsoidal sphere assignment 3、 ワイヤーパーソン ボーンとジョイントの位置 Wire person Bone and joint positions 4、 ５本の正面リング(赤線) １本の側面リング(青線) Five front rings (red line) One side ring (blue line) 5、 基本楕円球とジョイントごとに ３本づつの横断リングの割り当て For each basic ellipsoid and joint Allocation of 3 crossing rings 6、 シルエットラインの描画 Silhouette line drawing 7、 光源と陰影の描画 Drawing light sources and shadows 8、 輪郭線描写 Contour drawing 9、 中間色を擦筆グレージング 練りゴムのホワイト Tortillon glazing with neutral colors White uses rubber paste

ドローイング

飛天を描きました。

ドローイング

コロナ禍に負けるな。 ドローイングで、エクササイズ中

南正邦肖像彫刻

南正邦肖像彫刻YouTube https://youtu.be/3kJ8WdMerT0

Prenez une photo de l'esprit de Quadriga.

フォト デ レスプリ。 天からクアドリガが降臨している写真を撮りました。 Quadriga descend du ciel. Making of these photographs . Faire de ces images. Glace carbonique Copyright :Masakuni Minami 2019

南正邦 壁画

南正邦は、彫刻家を自認しています。 しかし、絵も描きます。 先日、高校の友達と数年ぶりに会いました。 私に「見てもらいたい絵が、あるの。」 スマホの写真を見せてきました。 「この絵を私に、くれるって。どう？」 瀬戸内海の海と島々と近景に木々が見えて、船が小さく航行する絵でした。 目を覆いたくなるような、銭湯の看板絵です。 「ごめん、コメントはできません。」 「この絵、買ったら何十万円もの価値があるそうよ。これに合う額縁を探したら、凄く高くついて。」 「こういうのが困る。」 「どうして」 「下手な絵を自分では上手いと思って描いて、喜ばれるとあげても。もらった方は、迷惑やし。」 「どこが、下手なの。」 「写真を見ながらそのまま模写しているだけでしょう。」 「いいえ、現場で直接描いたそうよ。」 「現場では、この色は使わないでしょう。」 海は、チューブから出したままの青。木は、サップグリーンかモスグリーンのチューブのままの色。 「この絵は、ダメなの？」 「素人が描いた絵です。」 「素人じゃないのよ。」 「こんな絵を描いていたら、ダメになってしまう。」 「南君も知っている人よ。」 「えーっ。ホンマに？」 「これ実は、man-keyせんせが描いた絵よ。」 私は、驚いた。 こんな下手な絵を描く人だったのかと。 私を美大の彫刻科へ進学するように勧誘した恩師だ。 「東京の展覧会に出した絵だそうよ。」 「水彩連盟展でしょう、会員だから。」 「私は、この絵はいいと思うけど。南君には、ダメ出しなのね。」 「褒めようがない。」 「美術は、結局、個人的な感性だけで、いいと思う。」 「そうやろうね。私はダメだけど。」 そこで、私が高松市の成人式の舞台装飾の為に描いた、１０メートルの壁画を見せようと、スマホを開いて検索してたが、ヒットせず、バッテリーが切れそうになったので、友達に見せられなかった。 私が、こういうのが絵を描いていたと見せたかった。 「１０メートルの大壁画を描いていたんや。けど、私は彫刻家で評価されたく、この絵では評価されたく無かった。」 「えー、もったいない。」 これらの何枚かは、廃棄され、何枚かは、古美術商に、引き取ってもらい手元には、ありません。 高松市美術館の市民ギャラリーで展示しようと思い、個展の抽選に何度も足を運んだのですが、一度も当たらず、一同に見せられないまま、闇に葬り去られました。 私が、尊敬する目指す風景画です。 和田英作。松島五大堂

次回作に向けて

次回作へのプランです。 甥へのメッセージカードに描いたイラストです。 ところで。 私が、藤川勇造の「海鳥を射る」が、彫刻の規範だと主張しましたら、分からないとのご指摘をいただきました。 「私には、どうしても本当に射つ動作を捉えたポーズには見えません。 弓を本当に引いている力感が伝わって来ません。 海面にいる鳥に狙いをすませながら、飛び立ったので、それを追っているところなら理解が出来ます。 弓矢の照準が合ってなく、少なくとも弓矢を放つ直前の様には見えません。 下半身が不安定で支点なるものが見えなく、太陽を見ていて眩しく、それを遮るポーズなら分かりますが、そういうものとは、規範とは、また、別の構造的なものでしょうか。」 これが、私の悲しさです。 こんなに素晴らしいのに、わかってもらえないこと。 たぶん、こういう彫刻なら納得するでしょう。 ドイツ ポツダム サンスーシ宮殿 庭園彫刻 「水平方向の射手」 Orangerieschloss (Potsdam) 藤川勇造の 「海鳥を射る」は、 映像で言えば、矢を放った後の航跡を追っているシーンでしょう。 射つ場所は、船の上かもしれません。 インド人モデルを使って、インドで狩りをする実際のポーズを制作したと、藤川勇造は回顧しています。 ですから、ご指摘のように下半身は、波の揺れに任せて、自由運動を見せています。 しかし、上半身は、船の揺れに対して、強靭な胸郭で揺れを補正しながらも、目標を押さえた後の余韻が見られます。 何よりも、この彫刻の素晴らしい所は、人体の単純な最少の面取りの構成で作られている事にあります。 それが、動きや塊やシルエット、筋肉の力や骨格までも含めて提示させている所です。 藤川勇造の東京美術学校(現在の東京芸大)の卒業制作です。 「朝露」明治４１年 こちらの方も素晴らしい彫刻です。 ミケランジェロの三つのピエタ像です。 24歳の作品 ２４歳のピエタは、卒業制作のように、モデルの正確な採寸と大理石への厳密な転写測量で、完璧な写実で作らてれいます。 ミケランジェロ74歳のピエタ ２４歳より、強い表現になって、こちらの方が彫刻の構成力は強く発します。 ミケランジェロ８４歳のピエタ ロンダリーニのピエタと言います。 ８４歳のピエタは、構造線のみを抽出して、重力を離れ、浮遊感さえ表現して、私は、こちらこそミケランジェロの感動の真骨頂のエネルギーを受けます。 私は、藤川勇造の「海鳥を射る」は、ミケランジェロのロンダリーニのピエタに匹敵する、後の彫刻を志す者への規範だと思っています。 なぜ、この彫刻が、かくあるべしと言う規範なのかを、言葉で説明できるよう、これからのテーマを頂き、彫刻とは何かに答えていこうと思います。 ありがとうございます。 これこそ、彫刻の中の彫刻です。 これを制作した彫刻家に、最大の敬意を表しています。 と言ってもわかってもらえないでしょう。 南正邦作「風の扉」1989(現存せず) この作品は、「ガンダーラのコピー」「作ってはいけない彫刻」「受付られない彫刻」と 酷評と落選の集中バッシングで、私も反論出来ず、そう思い、破棄しました。 1988年にこれを制作し、二科展に出品しましたが落選。運送中に破損して「壊れた彫刻を出品」と怒られました。 翌年の県展に補修して出品しました。すると「仏像」は審査の対象外と落選。 次の二科展に再度出品したら、「ガンダーラ彫刻の複製」と怒られて落選。「こんな彫刻を作っては、いけない」と制作態度を怒られました。 もちろん、ガンダーラでも複製でもありません。 西洋古典様式の技法で、髪型と衣装を東洋人に変えただけで、仏像に見え「作ってはいけない彫刻」の領域に入ってしまったのです。 私も混乱しました。作りたい彫刻を作って、持てる技術とエネルギーを注いで、自分でもそれなり成果が出せたと思っていたもの全て、作品だけでなく、作り手の感性まで全て否定されてしまいました。 この作品は、引っ越しの時に彫刻作品の大作は全て廃棄したものの一つです。 今、あらためて見ても、私が作ったこの作品の態度は、間違っているとは全く思えません。 振り返って思うと、あれは、やっぱり彫刻として正しかったと思っています。 最近、これを作った頃の感性に戻っています。

2019香川県美術家協会小品展会場風景

2019香川県美術家協会小品展の会場風景です。 高松三越本館5階美術画廊 主催香川県美術家協会 平成31年1月29日（火)〜2月4日(月) クレア この作品は、和紙造りです。 和紙の可能性の実証実験を兼ねています。 素材のジャンルで言うと 張り子です。 和紙でも、細部の形まで再現できます。 軽くて、決して壊れません。踏んだら潰れますが、割れる事はありません。 また、材料が安価です。 難点は、乾燥に時間がかかるので、作業性が悪い事ですが。 技法は、脱活乾漆造りと同じです。 唐招提寺の巨大な千手観音像も同じ技法なので、和紙の可能性を追求しています。 さらなる展開を、ご期待ください。 クレアのタイトルは、 アッシジの聖キアラの英語名クレアからお借りしました。ちなみにスペイン語名クララも同じキアラから来ています。 St. Clare of Assisi ドローイング 南正邦 アッシジの聖キアラ クレアは、病でミサに出席できないが、奇跡を起こし、自分の部屋の壁からミサを見、説話を聞いたという。 作品は、部屋の中にいても、本を通して世界を見る姿を、表現しました。

香川県美術家協会小品展に出品します。

2019香川県美術家協会小品展 会期/平成31年1月29日（火)〜2月4日(月) 会場/高松三越本館5階美術画廊 主催香川県美術家協会 南正邦 クレア

本の表紙イラスト

脇信男著 来時の道 平成７年５月１０日発行 プリンティングオカダ 奥付 著者からのお礼の手紙 脇信男前高松市長死去 朝日新聞香川版 平成９年１２月１３日付 脇 信男 （わき のぶお、1919年 9月1日‐ 1997年12月12日）は日本の政治家。 1971年から1995年までの6期24年にわたり高松市長を務めた。 日本社会党県副委員長、全国革新市長会会長などを歴任。 高松市名誉市民。 (ウィキペディアより)

Drawing

29th November 2018

Drawing

Drawing

Drawing

Drawing 16th November 2018

Drawings. 15th November 2018

古典的なクロスハッチング技法でドローイングしてみました。 I tried to draw with a classical cross hatching technique.

古典的素描技法の再現(Reproduction of classical drawing technique)

古典的な素描の 表現技法を再現しました。 Classical drawing Representation technique was reproduced. モチーフの石膏像 A motif of plaster figure 1、グレーの画面を用意 1, Gray screen prepared 2、外形多角形を描きモチーフの全体領域を決めます。 2, Outline Draw a polygon to determine the whole area of ​​the motif. 3、背後の空間を黒で掘り出すように奥に押さえて置きます。 3, Place the space behind so that it digs out with the back. 4、光源を利用して、最も明るい部分を白色鉛筆で手前にくる量感を肉づけするように描きます。 4, Using the light source, draw the brightest part with the white pencil to flesh out the volume feeling in front. 5、奥行きと手前にくる量感の間を鉛筆でつなげるように、描き出します。 5, Pencil drawing between the depth and volume feeling in front. 6、量感の空間の前後面、両側面、上下面の座標を意識したタッチで描いていきます。 6, I will draw with the touch conscious of the coordinates of the front and back side, the side faces, and the upper and lower faces of the volume of volume of feeling. 7、ハイブラックに黒のサインペンを使いました。 7, I used a black felt pen for high black. 8、トップライトにホワイトペンを使いました。 8, I used a white marker for the top light. 9、こんな感じになりました。 9, It became like this. (C)Masakuni Minami2018 参考作品 Reference work

小品展が終わりました。

美術家協会小品展が終わりました。今日は搬出です。販売作品同封用に経歴書をつくりました。

タイトルのClairvoyanceの意味について

作品タイトルのClairvoyance(クレアボイエンス)は、どう言う意味かの問い合わせがありました。 Clairvoyance 英和辞典では、千里眼、透視力、先見力、天眼通です。 英英辞典の解説では、 _____________________ clairvoyance _____________________ n. alleged ability to perceive objects or events that are beyond the recognized range of the sense organs. French clairvoyance clear-sightedness, from clairvoyant. See CLAIR- VOYANT. _____________________ 千里眼 名詞。 人間の感覚器の認識能力範囲を超えて、ある物体または事象を知覚するとの能力を認める俗説。 フランス語のclairvoyanceは、 透明-知覚意識、clairvoyantによるもの。 CLAIR-VOYANTを参照してください。 _____________________ clairvoyant _____________________ adj. of relating to, or having clairvoyance. n. one who is clairvoyant. [French clairvoyant clear-sighted, going back to Latin clarus clear, bright. + videre to see. ] _____________________ 天才的な 副詞。 先見力を有している、または関連している。 名詞。 先見力のある人。  [フランス語のclairvoyantは、 明快な知見。 ラテン語の語源、clarusは、透明、聡明。 + videre は見ること。] _____________________ _____________________ フランス語では、賢明です。 _____________________ この作品は、３Ｄプリンターを使って制作したのかという問い合わせがありました。 私のホームページで、制作過程を公開しています。 ３Ｄプリンターは、使っていません。 断面図と紙とカッターナイフだけで作られています。 素材は、樹脂粘土です。 樹脂粘土は、小麦粉を木工ボンドで練り上げて粘土状にしたもので、自作も出来ます。 でも収縮率が高いのが難点です。 私は、大学の卒業制作で、ミケランジェロが、原型を拡大して大理石に彫刻をするのに、喫水線による断面積層法で立体を再現している事を、ヴィンケルマンのギリシャ彫刻模倣論、澤柳訳から発見しました。 また大学の図書館で藝大紀要に、運慶が断面積層法で仁王像を作ったというのを、西村公朝先生の論文で知り、それから断面積層法を研究しています。 運慶の流れを汲む松本明慶先生も、この技法を発展して、板材でなく、角材で木彫の大仏制作しています。 ヤノベケンジ先生もこの積層法に由来して巨大彫刻を作っています。 ヤノベケンジ先生の制作風景 「運慶 リアルを超えた天才仏師」とんぼの本 新潮社より 私も１９８８年に、 積層法で仏像を作りました。 ２０年後。 ２００７年のワンダーフェスティバルに、 積層法で等身大フィギュアの制作法を展示しました。 そして積層法の仏像から３０年。 今回の作品では、私は、断面図と紙とカッターナイフだけでリアルな彫刻を作れるようになりました。 ミケランジェロも運慶も、松本明慶先生、ヤノベケンジ先生も彫刻の本体を積層法で作られています。 しかし、今回私は、その先人達が誰もやらなかった「雌型積層法」で彫刻を作りました。 小さな作品ですが、この技法は3Dプリンターの稼働域に制限されずに、どんな大きなものでも出来ます。 この雌型積層技法は、これからの巨大彫刻の未来の標準的表現手法になるでしょう。 その試作プロトタイプの発表で、この作品のタイトルにClairvoyanceとつけました。

新作完成(Clairvoyance)

Clairvoyance　(クレアボイエンス）［千里眼］　南正邦　2018 Masakuni Minami

第８２回香川県美術展覧会展示「フィル」

第８２回香川県美術展覧会　第一期　洋画・彫刻香川県立ミュージアム２０１７年６月２８日（水）～７月４日（火）南正邦作　フィル第８２回香川県美術展覧会彫刻部門入賞作品一覧

８２回香川県美術展覧会入選

本日、香川県美術展覧会の入選発表がありました。この作品は、入選しました。題名「フィル」南正邦作ところで、娘が講談社のITAN漫画新人賞で奨励賞を受賞したそうです。

注文で新作を描きました

納品しました。似ていないと描き直し。途中の絵もいいと思います。

２０１７香川県美術家協会小品展（高松三越美術画廊）

高松市中央商店街三町ドームに、三越の包み紙「花ひらく」の立体オブジェがディスプレイされました。高松三越美術画廊で、香川県美術家協会小品展が本日から、開催されています。誕生佛を出品しました。

2017年賀正

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。南　正邦

仏像イラスト

Joy of entering Nirvana寂滅為楽（Joy of entering Nirvana）2016Masakuni Minami

香川県美術家協会作品展に出品

瀬戸内国際芸術祭２０１６連携事業香川県美術家作品展開催事業香川県美術家協会展作品を搬入してきました。瀬戸内国際芸術祭２０１６を地元で盛り上げるとともに、本県の芸術の振興を図るため、本県在住の芸術家による香川県美術家協会展を開催され、私も彫刻部門で出品します。〔中期〕８月 12日（金）～８月20日（土）彫刻・工芸・写真 香川県文化会館　２階・３階入場無料主催：香川県立ミュージアム作品タイトルは、「Il a été　maire.」（イレティメール）フランス語で、「彼は市長でした。」の意味です。「脇信男　高松市長」の銅像の原型です。しかし、そのまま書くと、諸先生方からの抵抗が予想されましたので、あえて、意味不明なタイトルにしました。

栗林公園へ行ってきました。

栗林公園の風景写真とスケッチ栗林公園にスケッチに行ってきました。写真を撮影してきました。樹木の重なりの奥行きが、一枚の写真ではでませんので、アニメにしてみました。すると、その美しさと奥行きが伝えられるかとおもいます。スケッチをしてきました。同人誌の表紙に使います。

ドローイング

ドローイングです。ミロのビーナスの石膏像を、コピックのマルチライナーの0.03ミリでドローイングしました。

愛媛新聞オンライン

日赤県支部移転、新事務所の開所式 2016年01月29日（金）愛媛新聞オンライン

香川県美術家協会小品展

高松三越美術画廊で、香川県美術家協会作品展が開催されます。新作を作りました。「菩薩像」

銅像が公開されました。

日本赤十字社愛媛県支部の開所式がありました。アンリ・デュナン像が、除幕されました。日本赤十字社大塚副社長と関係者の皆様に感謝申し上げます。

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。今年の年賀状に描いたイラストです。０．３ミリのイラストペンを使用本年もよろしくおねがいいたします。

銅像設営

銅像を設営してきました。関係者の皆様に感謝申し上げます。

銅像到着

鋳造所に発注していた胸像が到着しました。

しまなみ海道

先日、しまなみ海道を渡ってきました。隈研吾設計の、負ける建築、亀老山展望台を登って見てきました。大島石の台座の確認をしてきました。設営に向けて整ってまいりました。関係者の皆様に感謝申し上げます。

北陸新幹線

先日、北陸新幹線で新高岡へ行きました。アンリデュナン像の鋳造の色の確認をしてきました。

「ふるさと」「夏の朝」

南正邦作品集「ふるさと」1998年　二科展入選作「夏の朝」高松三越美術画廊　香川県美術家協会チャリティー作品展販売　2004年

「制作　南正邦」

隋蘇孝示墓誌銘風書体で、文字を作りました。来年除幕の銅像の銘板用につくりました。

南正邦県展落選集（月下）

南正邦は、県展にバンバン落選していきます。これもその一つです。今度は、自然石をそのまま拡大した彫刻を制作しました。自然の石のもつ美しさと見事なフォルム。石彫が、その石が持つ美しさを破壊して芸術と称して、それが県展で評価される現実と、ソ連に旅行して、具象彫刻が社会主義の政治的讃美に利用されている絶望感に、私の立ち位置が変わりました。そして作ったのがこれです。まさか、これは落選はしないでしょう。みなさんが、期待していらっしゃる、芸術を作ったのですから。でも、そのまさかが、香川県の美術の現状です。１９９１年　香川県美術展覧会に出品して落選しました。審査を終えて、審査員の一人から、「南くん出していなかったね」と言われ。「出してましたよ、大きいおにぎりみたいなの」と言いました。すると、そのあとの言葉は続きませんでした。私は、落選したのだとすぐにわかりました。発泡スチロールで、座標ごとにフレームを作る。表面をＦＲＰでコーティングして磨く。

南正邦落選集（風の扉）

南正邦の作品の落選を集めてみました。 これは、香川県美術展覧会に１９８９年に出品しました。 落選です。 これは1988年の二科展に応募する為に製作しました。 この時は、「カピシ　ベグラム」というタイトルで出品しました。 ガンダーラで仏像が生まれた同じ時期に、ガンダーラのほんの少し西の所にベグラムという都市がありました。ここでは仏像が作られずにギリシャ様式の彫刻しか発掘されていません。 西から来た、ヘレニズム様式の彫刻と、インドの仏教が出会ったのがガンダーラだとすると、もしこのベグラムで制作する彫刻家に仏像が発注されていたらどんなものが出来ていただろうかという仮説を立てて制作しました。 エスキースを作り、コンピュータで拡大プロクラムを自分で組み、巨大像を５センチ積層法で作りました。 しかし、運搬途中で首が破損して二科展で受付てもらえませんでした 翌年、補修して香川県展に出品しました。 ところが、これも落選です。 原型 原型 拡大用グリッドボックス 発泡スチロールで、積層拡大 発泡スチロールで積層拡大 石膏直付け 県展には、石膏に砂を混ぜて、顔料を入れて砂岩のようなテイストで出しました。 地元紙に「県展搬入中」という記事がのり、この作品が写真で紹介されました。それを見ていた人は、見たよと言ってくれ、ところが県展にはその作品がないので、驚いていました。 そうです、落選しました。 この作品をブロンズ風に着色「風の扉」と題して、二科展に出品しましたら、ガンダーラ仏を出して来やがってと怒られて落選しました。地元の彫刻家の先生からは、グロテスクだと酷評をいただきました。 この作品も、わたしの彫刻の記憶を全て消し去る時に、廃棄しました。 原型は、月の家というホテルの支配人の肖像画を描く機会に寄贈しました。しかしホテルが倒産してこの原型も行方知れずです。

落選集

南正邦の作品の落選を集めてみました。これは、香川県美術展覧会に１９９０年に出品しました。今で言うなら、等身フィギュアで、髪の散らばりに波を表現しました。まさかの落選です。遠い波おと