2008/10/25(土)01:02
映画「ディスタービア」を試写室にて鑑賞。
8月中旬「ディスタービア」をアスミック・エース試写室にて鑑賞した。
ディスタービア(期間限定)(DVD) ◆20%OFF!
映画の話
交通事故で父親を亡くしたケール(シャイア・ラブーフ)は自分を見失い、学校で教師を殴り3か月の自宅軟禁処分を受ける。時間を持て余した彼は、退屈しのぎに近所ののぞき見を開始。彼の親友のロニー(アーロン・ヨー)と、隣に引っ越してきたアシュリー(サラ・ローマー)も巻き込み、3人はスパイ活動に熱中していく。
「トランスフォーマー」の主演で一挙注目されているシャイア・ラブーフの最新スリラー作品。
映画の感想ネタばれあり。
最新のデジタルアイテムを駆使したヒッコックの「裏窓」のティーン版と言った所か。
映画はオープニングにショッキングなカークラッシュで幕を開けて、父を亡くしたケールの自暴自棄の学園生活から暴力事件で3ヶ月間の自宅軟禁処分が告げられる。ケールの足首には自宅半径30メートルを超えると警察に通報される監視システムが着けられることが本作の要である。元ネタの「裏窓」では主人公は事故で車椅子生活だった設定と比べると、ケールは自由に動けるので映画の展開の幅が広がる。まず、軟禁生活で監視システムの威力を観客に見せ付けて本題に入るのも旨いし、丁寧に行動範囲をロープでくくってくれて、その時使った道具もあとの展開でちゃんと役に立つのも旨く出来ている。
この映画のテーマは「覗き」なので、お約束の様にご近所さんの特徴や位置関係なんかも丁寧に教えてくれて、お隣にはカワイ子ちゃんが越してくるなんてかなりのご都合主義であるが、ケールは当然のように若い男の本能で覗きをしてしまう。まぁ、この辺は楽しい展開でケールと共に浮かれ気分で見ていると、冷や水を浴びせるようにデヴィッド・モース演じるターナーの登場で、観客もケールと共に恐ろしい物を目撃してしまう。
それにしても元ネタになった1954年の「裏窓」とは比べ物にならない位のデジタルアイテムを駆使する所は現代の映画らしく主人公達は、パソコン、インターネット、ipod、ビデオカメラ、携帯電話などあらゆる物を使い犯人に迫っていく。ケールの友人のロニーがビデオカメラを持ってターナーの家に侵入するのは「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を思い起こす恐ろしいシーンであるし、主人公が友達をコントロールして動かすのは「裏窓」もそうだけど、それを真似したブライアン・デ・パルマの「ミッドナイト・クロス」や「ボディ・ダブル」の様でもある。
映画の展開は大体思ったとおりで、映画を沢山見ているファンにとっては物足りないかもしれないけど、104分間無駄なくハラハラドキドキさせてくれる演出は合格点を上げられる作品である、主人公と同世代の観客にはデートムービーとして最適な作品であろう。
映画「ディスタービア」の関連商品はコチラをクリック。
【27%OFF!】【DVD】トランスフォーマー スペシャル・コレクターズ・エディション/シャイア・ラブーフ
【送料無料選択可!】裏窓 [初回限定生産] / 洋画
DVD ミッドナイト・クロス 【MGMライオン・キャンペーン2】
ボディ・ダブル(期間限定)
【中古DVD】ブレア・ウィッチ・プロジェクト/DX版/ホラー
DVD テイキング・ライブス ディレクターズカット 特別版 【ワーナーの年末年始大特価キャンペーン 1500円】 (12/7 発売予定)