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テーマ:映画レビュー(13)
カテゴリ:試写会
22日「フールズ・ゴールド カリブ海に沈んだ恋の宝石」@一ツ橋ホール
映画の話 トレジャー・ハンターのベン・“フィン”・フィネガン(マシュー・マコノヒー)は、1715年に海に沈んだままいまだに見つかっていないという、18世紀の女王の持参金を探し当てることに夢中になっていた。そして、別れた妻のテス(ケイト・ハドソン)が億万長者の豪華ヨットの乗組員になったことを知ると、ヨットに乗り込もうとする。 映画の感想 とうとう「10日間で上手に男をフル方法」のカップルマシュー・マコノヒー&ケイト・ハドソンも銀座シネパトス行きです。映画はユルユルのトレジャー・ハンティング&ラブ・コメディ路線の作品で、主演二人のファン以外はどうでも良い作品である。 映画の話も、離婚したカップルが苦難を乗り越えることによって復縁すると言う、よくあるパターンの物語で新鮮味はゼロである。それにしても「ナショナル・トレジャー」シリーズなど何故財宝探しが現在トレンドなのだろうか?文明社会に嫌気が差した現代人が現実逃避をしたい願望をかなえているのだろうか? 映画は全編通してソツの無い仕上がりであるが、一点だけ注文を付けたい。物語の核となる“18世紀のスペイン女王の結納金”のエピソードを主人公フィンが財宝探しのスポンサーとなるナイジェルに説明するシーンがあるが、台詞で説明して絵で見せないと言う手抜きをしてしまっている所で、このエピソードは観客に理解させる為に映像化する必然があるはずだ。そこが無いので後半の財宝のエピソードも時空を超えたサプライズ感が無く盛り上がらない。 役者陣で言うと同じワーナー・ブラザーズ映画「ベオウルフ」のヒットのご褒美なのか、「ベオウルフ」の主人公の声とモデルとなったレイ・ウィンストンが、主人公のライバル役で美味しい役を演じている。マシュー・マコノヒーは正に適役で天然系の自然児を大らかに演じている。ケイト・ハドソンは苦手な顔だ。 映画「フールズ・ゴールド カリブ海に沈んだ恋の宝石」の関連商品はコチラ フールズ・ゴールド カリブ海に沈んだ恋の宝石/George Fenton DVD 10日間で男を上手にフル方法 スペシャル・コレクターズ・エディション 【取り寄せ】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.06.18 14:19:10
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