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masalaの辛口映画館

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2008.05.24
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カテゴリ:マスコミ試写

【送料無料選択可!】幻影師アイゼンハイム / 洋画
 映画の話
 魅惑的なイリュージョンで、大衆の心をつかむ幻影師アイゼンハイム(エドワード・ノートン)。ある日、彼の評判を聞きつけた皇太子レオポルド(ルーファス・シーウェル)が、婚約者のソフィ(ジェシカ・ビール)を連れて彼のショーを観覧。しかし、アイゼンハイムとソフィの間には、幼い日に身分の違いが原因で引き裂かれた過去があった。

 映画の感想
 これはすっかり騙されました!それも心地よい騙しで鑑賞後の後味はとても良い。
 映画はあるマジックを披露して騒然とする芝居小屋でアイゼンハイムが逮捕される所から始まり時代は遡り、家具職人の息子に生まれた少年時代のエドゥアルド(後のアイゼンハイム)がマジックとの出会いから虜になる姿と、令嬢ソフィとの出会いから別れまでがテンポ良く描かれる。

 映画の舞台は19世紀末のウィーン。本作と同年に制作された奇術師対決の作品「プレステージ」と同じ舞台設定が興味深く、両作品を見比べると面白いかも。

 以下ネタばれあり
 舞台上で15年後に再会したアイゼンハイムとソフィだが、ソフィは皇太子レオポルドの婚約者となっていた。皇太子を演じるのは「ホリディ」のルーファス・シーウェルだ。彼はこの手の憎々しい役が上手く、台詞の中で何度も語られる「過去に暴力で女を殺した」が本作のキーポイントで観客の頭にも何度も刷り込まれる。アイゼンハイムとソフィの格差愛も最熱した矢先にソフィは皇太子邸の敷地内で死体で発見される。観客の誰しも皇太子に疑惑の目を向ける仕組みが上手く、監督の仕組んだミスリードに乗せられてしまう。

 映画は観客の代弁者的な役柄のウール警部と共に謎を解明してゆく。ウール警部を演じるのは「シューテム・アップ」でも怪演を見せるポール・ジアマッティだ。謎解きのシーンでとても判りやすい演技を見せるジアマッティの表情が絶品である。

 作品全体はとても重苦しい展開の続く中、サプライズなエンディングが何もかも帳消しにしてくれる。役者のアンサンブルも実に良い。CGで作られたマジックのシーンはご愛嬌である。

 作品世界を彩るミニマルミュージックの先駆者フィリップ・グラスの音楽も素晴しく、反復する音階に主旋律が加わり観客を迷宮の世界に導いてくれる。自論であるが「フィリップ・グラスが音楽の映画にはハズレなし」が本作も当てはまり大満足でした。

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Last updated  2010.05.24 22:06:06
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hoshiochi@ Re:映画「NEXT -ネクスト-」@よみうりホール(04/24) こんにちは。私もこの映画を先日見てラス…
マサラ0517@ roseさんへ なんか、楽天ブログはトラックバックを廃…
rose_chocolat@ ブログ運営終了。 その可能性は大いにあると思います。 Twi…
マサラ0517@ ミストmistさんへ もう、本当に楽天ブログさんは訳判らない…

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