961795 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

masalaの辛口映画館

PR

Calendar

2009.03.02
XML
カテゴリ:劇場鑑賞
 1日は映画の日で日曜日。109シネマズ川崎スクリーン1もほぼ満席だ。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生
 映画の話
 80代の男性として誕生し、そこから徐々に若返っていく運命のもとに生まれた男ベンジャミン・バトン(ブラッド・ピット)。時間の流れを止められず、誰とも違う数奇な人生を歩まなくてはならない彼は、愛する人との出会いと別れを経験し、人生の喜びや死の悲しみを知りながら、時間を刻んでいくが……。

 映画の感想
 何とも形容のしがたい作品である。デビッド・フィンチャー作品の流れから見ると異端の存在であるが作品のクオリティは高い。映画はハリケーン・カトリーナが迫る病院に入院するデイジーの現在と、ベンジャミンが誕生する1918年から亡くなるまでの過去が交差しながら描かれる構成だ。意図的に色分けをしているのかもしれないが、フラットな画作りの現在と、陰影の強いの過去とのバランスがイマイチで現在のエピソードを何らかもう一工夫が欲しかった。

 物語はとても面白く、生まれて直ぐに父親に捨てられたベンジャミンは不幸であったが、拾ってくれた女性のやさしさと環境に恵まれたのが救いだろう。老人施設の中でも“7回雷に打たれた男”のエピソードは面白く、一つ一つの短い出来事をサイレント映画風に映像化している所に監督のこだわりを感じた。特に本作は時代に合わせてフィルムに傷を入れたり監督の遊び心と余裕を感じる。デイジーの交通事故のエピソードも、事故に関連する人々の行動を時系列に並べて見せる構成が上手い。

 映画全体は一人の男の人生を通してアメリカの歴史を振り返る構成は「フォレスト・ガンプ 一期一会」と似た構成と思ったら、脚本が同作の脚本を担当したエリック・ロスと映画を見た後に知り妙に納得してしまった。

 2時間47分と長尺の作品ながらダレる事無くテンションを持続させたフィンチャー演出の成熟には目を見張るものを感じつつ、ベンジャミンとティルダ・スウィントン演じる人妻が出会うホテルのエピソードで、夜中に無人となったホテルをスライド形式に見せるショットが、フィンチャー初監督作品「エイリアン3」の舞台となる囚人施設が閉鎖され無人になるショットの構成とソックリだったのが個人的に嬉しかった。そして近年、影を潜めていたグレッグ・キャノンのメイクの出来はアカデミー賞を受賞しただけに筆舌に尽くしがたい。ブラピのメイクは老人の時より若返ったラストが実に不思議でメイクなのかCGで修正したのか、とにかく不思議であった。そしてケイト・ブランシェットの初老のメイクも素晴らしかった。SFX技術の裏側を知る為に早くもDVDでメイキングが見たい衝動にかられてしまった。

TREview

 映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」の関連商品はこちら

【枚数限定&両面印刷】[映画ポスター] ベンジャミン・バトン 数奇な人生 [Brad Pitt A

【枚数限定&両面印刷】[映画ポスター] ベンジャミン・バトン 数奇な人生 [Cate Blanchett ADV-DS]

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』オリジナル・サウンドトラック/サントラ[CD]






Last updated  2009.07.25 22:51:38
コメント(2) | コメントを書く


Keyword Search

▼キーワード検索

Rakuten Card

Comments

hoshiochi@ Re:映画「NEXT -ネクスト-」@よみうりホール(04/24) こんにちは。私もこの映画を先日見てラス…
マサラ0517@ roseさんへ なんか、楽天ブログはトラックバックを廃…
rose_chocolat@ ブログ運営終了。 その可能性は大いにあると思います。 Twi…
マサラ0517@ ミストmistさんへ もう、本当に楽天ブログさんは訳判らない…

Favorite Blog

今日の収穫 (コミ… New! BROOKさん

作者に代わって お… New! hoshiochiさん

夜の蝶たちの素顔★「… New! モイラ2007さん

元塾生との話 New! ヴァージャー・"うかる〜る"・岡本さん

【4月17日入荷予定】… New! “炸裂履き”の伝道師!スニーカー気違いオッス!さん

Free Space

Headline News

Shopping List


Copyright (c) 1997-2020 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.