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2009.09.02
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カテゴリ:試写会
 試写会当日(8月31日)は台風が東京に接近している為か、試写会場の客入りが非常に悪く4~5割くらいしか客席が埋まっていない。この日の試写会は2台ある映写機の内1台が映画後半から完全にピンボケと言う最悪の状態で映画が上映され、アクションシーンやVFXのディティールも良く判らない手抜き上映である。
 
ウルヴァリン:X-MEN ZERO <特別編>
 映画の話
 特殊な能力を持つ、ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)。かつてカナダの森で目覚めたとき、ローガンという名の兵士だったというほかに、彼は過去を記憶していなかった。そして、そこには“ウルヴァリン”と刻まれた軍の認識票が残っていたが……。

 映画の感想
 かなり大味で雑味が強い作品だ。作品に新鮮味も無く、他作品から引用も強く感じる。やはり「X-MEN」は様々なミュータントのアンサンブルで物語が成立するものであり、ウルヴァリン単体では物語が一本調子で単調であり、それを誤魔化すた為に「これでもか!」と言わんばかりのアクションシーンを投入しても薄っぺらなドラマしか作り出せないハリウッドの悪い例を如実に感じる作品である。

 以下ネタばれ注意

 映画はウルヴァリンとなる前の18世紀。ローガンの少年時代から幕が開けるのだが、一番大事な部分を性急に描いてしまいローガンの両親や実父の話も曖昧になってしまっているのが駄目だ。そしてブッ飛びのオープニングタイトルは秀逸である。青年になったローガンが兄ビクターと共に軍に従軍し南北戦争、ノルマンディー上陸作戦、ベトナム戦争などアメリカの歴史的戦争に兵士としてスーパーパワーを発揮し参戦した歴史がダイジェストで描かれる。このエピソードだけでも2、3本の映画が出来そうだが、映画はオープニングタイトル部分に凝縮して描いている。

 しかし、この不老不死の戦士と言うキャラクターが歴史上の戦に参戦した物語と言えばラッセル・マルケイ監督「ハイランダー 悪魔の戦士 」なんかに酷似しているし、相手の首を切り落とす設定も似ている。

 ローガン兄弟は反逆罪の罪にかけられ軍により処刑されるが逆に不老不死の能力が買われて、ミュータントを集めた特殊機関のエージェントとしてスカウトされ特殊任務をこなすが、任務に嫌気が差しエージェントを辞めて現在は肉体労働者として身分を隠している所をまたスカウトされる辺りもシルベスター・スタローン主演「ランボー 怒りの脱出」以降の設定に似ているし、何か本作はヒット作品の良い所取りの印象だ。

 物語はローガンと共にエージェントとして活動したミュータントが次々と殺害され、その犯人が兄ビクターの仕業と判明して警戒をしているローガンをあざ笑うかのように、彼の恋人ケイラも殺され怒り爆発のローガンは兄を殺すために特殊機関から超金属アダマンチウムを注入する改造手術を受けて人間兵器“ウルヴァリン”が誕生するが、主人公が組織の陰謀を知り善の行動走り出す設定も日本人から見ると、どうしても初期「仮面ライダー」と被ってしまうのは否めない。

 組織から脱走したウルヴァリンを匿う農場の老夫婦と言う設定もリチャード・ドナー監督版「スーパーマン ディレクターズカット版 / クリストファー・リーブ」に似ていると言うか、プロデュースにはリチャード・ドナー本人が絡んでいるのでセルフパロディなのかもしれない。ウルヴァリンにとって一時の平和もあっという間に組織に居場所がバレて急襲されるが、何故かウルヴァリンは農場の納屋に放置してあった64年型のバイクに乗って難を逃れる訳だが、そのバイクはどう見ても未整備であり「エンジンやバッテリーやガソリンは大丈夫か?」と観客に思わせてしまうのが駄目だ。ここはちゃんと前のシーンでバイクを整備シーンが必要がある。

 更に超ネタばれ注意

 本作はウルヴァリン以外にも「X-MEN」のキャラクターが登場する。ウルヴァリンとは犬猿の仲であるサイクロップスがまだ自分の力をコントロールできない少年で登場する。彼はその能力に目を付けられ組織に拉致監禁されると言うとっても不甲斐無い役での登場だ。しかし彼を救うのは何とまだ自分の足で歩いているプロフェッサーXまで登場するのはファンとして嬉しい。

 映画は「幻影師アイゼンハイム」のようなケイラのトリックを経て、クライマックスには組織と兄ビクターと刺客とウルヴァリンの壮絶な戦いが描かれるが、先に書いたとおりに酷いピンボケ画面に、あまりにも早いアクションシーンに動体視力が追いつかず、唖然としている内に映画は幕を閉じてしまう。映画は様々な謎を残し尻切れトンボの様な終わり方で、パズルのピースを広げて投げ出し収集せずに終わった印象であり、その後はまだ続編がありそうだ。

 それにしても「X-MEN」シリーズとして見ると明らかに監督の力量不足である。キャラクターの内面をうまく引き出したシリーズ1&2を監督したブライアン・シンガーや、その路線をうまく引き継ぎド派手なアクション作品に仕立てた「3」を担当したブレッド・ラトナー監督には遠く及ばない薄っぺらな作品に仕上がってしまったのが非常に残念だ。

 (注意)エンドロールの後にも2度意味深な映像がインサートされるのであわてて帰らないように・・・。

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Last updated  2009.11.14 00:46:09
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hoshiochi@ Re:映画「NEXT -ネクスト-」@よみうりホール(04/24) こんにちは。私もこの映画を先日見てラス…
マサラ0517@ roseさんへ なんか、楽天ブログはトラックバックを廃…
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