|
テーマ:辛口映画批評(354)
カテゴリ:ベスト10
新年明けましておめでとうございます。本年も「masalaの辛口映画館」をよろしくお願いします。
新年の第一発目は昨年予告していた「2009年辛口ベスト10」の邦画編です。しかし、昨年は良い邦画と巡り会えずベスト5+1に縮小になります。それでは寂しいので今年はワースト作品もおまけで発表です。 第一位 Bungee Price DVD 邦画重力ピエロ: 特別版 【DVD】 第二位 【23%OFF!】プライド デラックス版(DVD) 第三位 【スペシャるプライス】 少年メリケンサック スタンダード・エディション(DVD) ◆25%OFF! 第四位 【スペシャるプライス】 おっぱいバレー(DVD) ◆25%OFF! 第五位 Bungee Price DVD 邦画Goemon 【DVD】 次点 TAJOMARU ワースト洋画 【新品DVD】★25%OFF!★ハリー・ポッターと謎のプリンス [新品] シリーズを通して全ての作品を見てきたがこれは酷い。シリーズのつなぎ的な作品で「スター・ウォーズ」シリーズで言えば、オープニングの文字で語られるエピソードと同等の物語を永延と見せられても何も面白くない。特に物語自体は非常にダークな話なのに、学園の生徒たちは浮かれつぱなしで、映画全体のトーンもバラバラと言うのも頂けない。原作者のJ・K・ローリングはシリーズが進むごとに、読者&観客の顔色を伺いながら物語を構築しているようで気に入らない。制作費と出演者のギャラが高騰してしまい監督のチョイスもショボくなり、テレビ出身のデヴィッド・イェーツ監督は映画的なスケールが出せないのも痛い。 ワースト邦画 余命1ヶ月の花嫁 スタンダード・エディション(DVD) ◆22%OFF! 何のために映画のにしたのかサッパリ判らない作品だ。映画のモデルになった千恵さんも「若年性乳がんについて知って欲しい」と言う目的でドキュメント撮影を希望していただけで「映画にして欲しい」とは一言も言っていなかっただけに、映画の裏で金の計算をするTBSと製作者の腹黒い匂いを感じてしまった。「こんな映画を見るのならTBSが撮影したドキュメント作品の方がまし」と言いたい所だが、このドキュメントも作為的な匂いがプンプンなのでお勧めできない。 南極料理人 世界的に飢餓に苦しみ餓死して行く人々がいる中、過酷な任務と言うだけで無駄に豪勢な食材を消費している隊員たち姿に映画を見ながらはらわたが煮えくり返った。平和ボケした日本映画の象徴するような作品である。映画後半のラーメンがらみのエピソードで、肝となるオーロラをカットインしない未熟な演出には閉口してしまった。 「2009年洋画辛口ベスト10」はコチラ 正月初っ端から辛口コメントになってしまいましたが、映画を愛するがゆえの事なのでご了承願いします。尚、抗議のコメントも受け付けていません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ベスト10] カテゴリの最新記事
|
|