831042 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【ログイン】

masalaの辛口映画館

PR

Calendar

Rakuten Ranking

Wishlist

2010.02.10
XML
カテゴリ:劇場2010
 本作は「高校生だれでも¥1000!キャンペーン」を実施している為か、劇場内は学校帰りの制服姿の高校生が大勢来場している。客入りは284席のチネ5に60名くらい。
 
 
パラノーマル・アクティビティ
 映画の話
 幸せに暮らすひと組の若いカップル。ある日、家の中の様子がどこかおかしいことに気付き、悪霊がいると感じた二人は家中の至るところにビデオカメラを設置する。そして、二人が眠りに落ちた後に撮影された映像には、背筋も凍るようなものが映っていて……。

 映画の感想
 これは酷い。本作は冒頭に「このビデオの提供者に感謝」みたいなテロップが流れ記録映像を使ったドキュメント作品を装っているが、どう見ても出来の悪いフェイクドキュメンタリー作品である。

 映画は主人公となるカップルの男性・ミカが夜毎起こる不可解な現象を撮影すると為に、高性能のビデオカメラを導入するシーンで幕を開けるのだが、どうもカップルの女性・ケイティの発言が不自然である。新しいビデオカメラを見てやたら機材を説明してしまう、これでは観客に対して説明である。

 まぁ、はじめは新しいカメラを導入して無邪気に喜び、新しい機材で試し撮りをするみたいに他愛の無い映像が続くがここで注目したい。ミカの職業はデイトレーダーと言っていたが、あの若さでかなりの部屋数のあるプール付&セキュリティシステムで守られた豪邸に住み、リビングには巨大なリアプロジェクション・テレビが設置され、ミカは高そうなエレキギターを手にしていた。

 映画はそんな「金持ちカップルを恐怖のどん底に叩き落す内容か?」と見ていたのですが、殆ど何も起こりません。本作は新しいビデオカメラを導入してからの21日間をダイジェストに編集して、カップルの日常と恐怖現象が起こる寝室での睡眠中のカップルの映像が中心に時系列通りに展開する。出演者も金持ちカップルと彼女の友人と博士の4人しか出てこない。

 以下ネタばれ注意

 まず眉唾なのは彼女の発言である。ケイティ曰く「8歳の頃から霊現象に悩まされていた」そうだ。そんな彼女は何故、彼と同棲する時にその事を告げなかったのか?ケイティ曰く「そんな事は初デートで言えるわけが無い」そうである。そういう問題ではない。そんな迷惑な者がとり憑いているのに同棲する事になった彼の事を彼女は考えなかったのか?

 もう、本当に映画は不自然そのものである。霊現象に悩まされて脅えているはずなのに、寝室のドアは開けっ放しで寝ているカップルの図太い神経にまったくリアリティは無い。普通だったら、まず寝室のドアの内側から鍵を掛けるであろう。ビクビクしながらも、廊下に侵入者の足跡が付く様に粉を撒いていたが「そんな事するより寝室のドアに鍵を掛けれるのが先決じゃないの?」と、誰もが呆れながら突っ込みを入れてしまうだろう。

 それよりもカップルはセキュリティシステムを過信気味なのも駄目だ。上記に貼り付けた映画の話シネマトゥディさんよりコピー&ペーストしたものであるが、このストーリーも間違っている。上記の文では「家中の至るところにビデオカメラを設置する」となっているが、映画を見るとビデオカメラは基本的に1台のみである。本当に霊現象を撮影したいのなら、家中にカメラを設置すれば良いのに本作はそれをしない。きっと作り手も当初の予定は複数のカメラを利用しようと考えたのかもしれないが、予算や編集などハードルが上がってしまうのを避けて、映画の様なワンカメラになってしまったのだろう。

 映画は霊現象を音によるショックを使う演出をメインとしていたが、その演出も幼稚であり、私の見たフィルムは霊現象が起こる前になると、必ず「ブチッ」と言う音声ノイズが入り霊現象が起こるので「来るぞ、来るぞ」と言う恐怖感はまったく無かった。あのノイズは深読みすると、元々モノラル録音のオリジナル音源に恐怖シーンだけ後から重低音&ステレオMIXにした為に「ブチッ」と言うノイズが入ってしまったのかもしれない。

 映画は霊現象の真相に迫りつつ「そんなアホなっ」的な大オチで幕を閉じてしまう。これを見て納得する観客がどの位いるだろうか?こんな事が本当に起こっていたら、マスコミも動くし、警察だって動くであろう。しかし、そんな事件、本作が公開されるまで聞いた事も無い。流石に川崎の観客も作品に不満なのか、場内が明るくなると一斉にザワザワと騒ぎ出した。同じフェイクドキュメンタリーで日本映画「ノロイ」の時、みたいに「金返せ!」と叫びだす輩こそ居なかったが、私は期待をしていた作品だけに落胆も大きい。本作は配給をしたプレシディオさんの宣伝勝ちです。早くも今年のワースト作品候補にリストアップしてしまった・・・。

 TREview






Last updated  2010.06.10 13:17:02
コメント(4) | コメントを書く

Keyword Search

▼キーワード検索

Rakuten Card

Comments

hoshiochi@ Re:映画「NEXT -ネクスト-」@よみうりホール(04/24) こんにちは。私もこの映画を先日見てラス…
マサラ0517@ roseさんへ なんか、楽天ブログはトラックバックを廃…
rose_chocolat@ ブログ運営終了。 その可能性は大いにあると思います。 Twi…
マサラ0517@ ミストmistさんへ もう、本当に楽天ブログさんは訳判らない…

Favorite Blog

<br> Supreme シュプ… New! “炸裂履き”の伝道師!スニーカー気違いオッス!さん

をを、「うち」が坂… New! hoshiochiさん

今日の収穫 (11… New! BROOKさん

「弥生時代人物造形… KUMA0504さん

映画,DVD,ときどきマ… けんおさるさん

Free Space

Headline News

Shopping List


Copyright (c) 1997-2017 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.