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2010.07.13
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カテゴリ:劇場2010
 公開から4日目の平日夕方、客入りは非常に悪く、このシネコンで一番大きいスクリーン5(542席)に30名位と閑散とした客入りでした。今回私は3D日本語吹き替え版を見ました。
 
 
【Disneyzone】【ブルーレイ+DVD】 トイ・ストーリー3 (ブルーレイケース仕様)
 映画の話
 アンディがおもちゃで遊んでいたのも今は昔。アンディは大学に入学する年齢になり、カウボーイ人形のウッディたちおもちゃは託児施設に寄付されることになった。しかし、そこに待っていたのは乱暴な子どもたち。ウッディは脱出に成功するものの、アンディの元へ行くか、仲間たちを助けに戻るかの究極の選択を迫られる。

 映画の感想
 ピクサーらしい圧倒的な情報量を持った映像と物語をサラリと作ってしまう底力を感じる作品である。映画はおもちゃたちの持ち主アンディの成長で役目が終わったおもちゃたちの運命が描かれる。

 以下ネタばれ注意

 まず映画は西部劇調のオープニングエピソードが秀逸だ。「007」「インディ・ジョーンズ」シリーズのオープニングをも思わせるダイナミックなアクションはピクサーならでは大盤振る舞い大サービスで作品への期待が高まる。

 映画のポイントは少年の成長と別れである。通常、成長しないアニメキャラクターをあえて成長させる事でピクサーは物語を作った事に感心した。しかし、アンディの造型がイマイチ子供の頃のアンディとかけ離れてしまいイケメン風青年になってしまったのにはやや違和感を持ったし、赤ちゃんだったモリーもすっかりおませな女の子になってしまい、私もオモチャたちと同じように寂しい思いに浸ってしまう。

 映画前半はアンディと共に大学行のウッディと誤ってゴミ箱行のおもちゃたちの対立からはじまり、ゴミ箱行のおもちゃたちが自力で選んだ“サニーサイド”託児所での新生活が面白おかしく描かれる。新天地サニーサイドでは先輩おもちゃたちに快く歓迎されるおもちゃたちだったが実は・・・・、と言うブラックな展開はピクサーらしい。

 まぁ、それにしても本作は幼少の子供たちの無邪気な残酷性を上手く描いている。私が初めて子供の残酷性を感じた作品はスティーヴン・スピルバーグ監督「未知との遭遇」の中で、主人公の次男が妹の人形をベッドの縁に叩きつけ壊して楽しんでいる姿だったのだが、本作も同じように子供たちがおもちゃを投げる、回す、舐める、壊すなど無邪気な残酷性を嫌と言うほど見せ付けてくれる。

 映画は地獄の様なサニーサイドから脱出を試みるアンディのおもちゃたちと単身脱出したウッディと託児所の少女ボニーとの出会い、サニーサイドのおもちゃたちを牛耳る熊のぬいぐるみロッツォの正体と生い立ちが描かれる訳だが、ロッツォの生い立ちは正に「トイ・ストーリー2」で語られたジェシーの生い立ちを彷彿させるセンチメンタルなエピソードである。しかし、ロッツォは負のパワーを発揮して間違った道へと歩き出す辺りが本作がポイントなのだろう。映画の対立関係はロッツォの支配下に置かれたサニーサイドのおもちゃたちとアンディのおもちゃたちへと変わりクライマックスを迎える。

 映画はおもちゃが辿る残酷な運命が描かれるが、このシーンはまるで昨年公開のディザスタームービー「ノウイング」状態である。自分の運命が自分の手で何も出来なくなると、人間と同じようにおもちゃたちも手に手を取り合って死を受け入れるしか出来ないなんて・・・(涙)。しかし、目の前の危機はファミリームービーなのであっと驚くサプライズで回避してしまう、流石UFOキャッチャー出身の3人組である。このシーンはアメリカの映画館であったら拍手喝采になるであろう。

 映画の幕引きはただ、ただ、涙である。おもちゃたちに思い入れがなくなったと思っていたアンディが見せるおもちゃ一つ一つへの愛情が、おもちゃたちと共に観客のわだかまりを全て解消してくれる。アンディの少年期の別れをシンプルに描いたシーンであるが逆に効果的であった。新天地にたどり着いたアンディのおもちゃたちのその後も気になるが、アンディのおもちゃたち時代の3部作は有終の美を飾った

しかし、一点だけ文句を言いたい「所ジョージのバズ・ライトイヤーの吹き替えは酷すぎである。」ディズニーは何故こんな酷いキャスティングをしてしまったのだろうか?唐沢寿明の好演ぶりとは対照的に、所ジョージのダメダメな吹き替えが文句のつけようの無い作品の唯一の不満点である。

 音楽について
 本作の音楽を担当するのは「トイ・ストーリー」シリーズ全てと他のピクサー作品を手がけたランディ・ニューマンである。本作はニューマンの書いた曲を大胆にアレンジされ、スリリングでダイナミックなスコアが採用されている。そんなランディ・ニューマンの良きパートナーとなったのが「マトリックス」シリーズの音楽を担当したドン・デイヴィスである。本作のクレジットでは“オーケストレーション”となっていたが、スコアを聞く限り、かなりドン・デイヴィスの手腕が発揮された事であろう。

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Last updated  2010.10.25 23:40:53
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hoshiochi@ Re:映画「NEXT -ネクスト-」@よみうりホール(04/24) こんにちは。私もこの映画を先日見てラス…
マサラ0517@ roseさんへ なんか、楽天ブログはトラックバックを廃…
rose_chocolat@ ブログ運営終了。 その可能性は大いにあると思います。 Twi…
マサラ0517@ ミストmistさんへ もう、本当に楽天ブログさんは訳判らない…

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