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2010.11.14
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カテゴリ:劇場2010
 毎月14日は入場料金が¥1000のTOHOシネマズデイだ、って事で3D料金プラス¥400払って「SAW」見てきました。客入りは6~7割くらい、客層は20~40代くらいの観客で男が多い。

   
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 映画の話
 ジグソウ(トビン・ベル)の発案した殺人ゲームから奇跡的に生還した人々は心に深い傷を負い、救いを求めていた。彼らは自身もゲームの犠牲者であるとともに生存者でもある精神的指導者、ボビー(ショーン・パトリック・フラナリー)のもとに集まってくる。だが、次第にボビーの暗い過去が明らかになってくるにつれ、新たな恐怖が忍び寄る。

 映画の感想
 「油田が枯れるまで」と言う言葉があるが、本作は正に油田が枯れるまで古いネタを穿り返し無理やりこじつける。そんな作り手の強かさには舌を巻かれ、ここまできたら笑うしかない、実に楽しい作品だ。そんな中、苦言を言いたい。本編上映前の「ソウ」シリーズ恒例になった総集編が本作のネタばれになっているのが駄目だ。誰がどう見ても「この中に犯人が居る」と、言わんばかりの馬鹿丁寧なダイジェスト版を見せられて「まさか?」と思ったらそのまんまでした。総集編を作った配給会社の頭の悪さを露呈した親切行為には閉口してしまった。これから劇場で見る方は総集編2Dは見る必要が無いと思う、と言うか強制的に見せられてしまう。

   以下ネタばれ注意

 それにしても近年のジグソウって言うか、後継者は闇の仕置き人みたいになってしまい、ジクゾウ事件とはほぼ無関係な悪人たちに処刑ゲームをさせている。その事が顕著なのがオープニングに強制的に処刑ゲームをさせられる三角関係のカップルだ。どう見ても、ただの痴話喧嘩なのにあんな酷い目にあって気の毒である。それも、あんなどデカイ装置をどうやって街中に仕掛け置いたのかが気になってしまった。まぁ、これはオープニングの3Dデモンストレーション映像みたいなもので、暗い色調の多い「ソウ」シリーズの中でここまでカラフルな色使いは珍しい、だが本編とは特に関係ないと思われる。このシーンではあまりにも残酷な描写の為に画面の色彩が一瞬暗くなっていた。

 本作のテーマは“サヴィヴァー”“嘘”なのだろう。物語はジグソウ事件で生き残った人々がトラウマを抱え、そのトラウマを克服する為に“ジクソウ事件被害者の会”みたいなものが発足される。その中の象徴的人物が本作のいけにえとなるボビーだ。ジクゾウ事件の生存者として本を書き、メディアに登場して金儲けしているみたいだ。しかし、ボビーの真実は・・・、でジグソウの鉄拳を仲間共々と食らうことになる。この話と並行してジグソウの後継者として悪事を働き続けるホフマン刑事とジグソウの妻ジルとの因縁の対決が描かれるわけだが、「ソウ」シリーズは基本的にストーリーなんて有って無いようなもので、いかに痛い映像を作り出し観客を恐怖と痛みのどん底に落とすことが目的に映画が作られていると私は判断する。「ソウ」シリーズはハリウッド映画最強のサディスティック映画である。

 サディスティック映画のルーツを辿ると、生きた人間を肉を引っ掛ける巨大フックに吊り下げる「悪魔のいけにえ」に辿り着き、人間の皮膚に鎖を突き刺し貫通させる荒業を見せた「ヘルレイザー」シリーズに辿り着く。「ソウ」シリーズの上手いところは先人の作り出した映像技術を旨く引用しながら、見ていて非常に痛い映像をクイック映像を混ぜた編集でスタイリッシュに描いていることだ。この映像を作り出したのが6作目と本作の監督で「ソウ」シリーズ1~5まで編集を担当したケヴィン・グルタートだ。流石にグルタート監督はシリーズ全てに参加しているだけに観客の見たい映像を熟知している。

 今回も「良くネタが尽きないなぁ~」と感心させられる殺人装置が次々と登場する。オープニングの三角関係電動ノコギリ綱引きに始まり、ボビー一派の密室殺人ゲーム、車のシートに固定された人種差別者の皮はぎゲームとか、痛い映像の連続に脳が麻痺してしまい顔がニヤニヤしてしまう。個人的に好きなギミックは女性の目と口にパイプ状の突起物が突き刺さる仕掛けは、イタリア人映画監督で「サンゲリア」のルチオ・フルチや、「サスペリア」のダリオ・アルジェントが作り出しそうな映像を、最新技術で作り出した作り手達のセンスには感銘を受けた。そして痛い映像を盛り上げる効果音の付け方も実に旨い。

 まぁ、本作最大ビッグゲストは何と言っても1作目以来の登場となる、「ダイ・ハード」などで知られるハリウッド大物プロデューサーと同じ名前を持つローレンス・ゴードン医師だろう。一作目で散々いたぶり続けられ死んだと思われた彼がなんと復活だ。なんかゴードン医師を演じるケアリー・エルウェズには大金が転がり込んだのか一作目より顔つやが良くなり太ったようだ。御大登場+総集編で提示されたとおりの結果には拍子抜けしたが、無理やりこじつけた1作目以降のゴードン医師の活躍を回想シーンで繋げたシリーズ恒例の答え合わせは不覚ながら鳥肌が立ち感動してしまった。よくもまぁ後付の嘘話を旨くつなぎ、1作目の舞台となった洗面所にもって行き“ゲームオーバー”とした着地点は抜群でファンも納得の着地をした。

 04年に始まり年一本ペースで作られてきた「ソウ」シリーズもこれでゲームオーバーとなるのかは不明であり、シリーズによって出来不出来が激しい作品であった事は否めないが、痛さと恐怖を追求した作り手たちの努力は確実に実になった事は確かだ。

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Last updated  2011.01.30 00:08:23
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hoshiochi@ Re:映画「NEXT -ネクスト-」@よみうりホール(04/24) こんにちは。私もこの映画を先日見てラス…
マサラ0517@ roseさんへ なんか、楽天ブログはトラックバックを廃…
rose_chocolat@ ブログ運営終了。 その可能性は大いにあると思います。 Twi…
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