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masalaの辛口映画館

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2011.01.05
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カテゴリ:劇場2011
 あけましておめでとうございます、本年もmasalaの辛口映画館を宜しくお願いします。

 新年第一発目は、ここ数年恒例となっているTOHOシネマズ川崎での映画始めです。
 08年「エイリアンズVS.プレデター」、09年「地球が静止する日」、10年「アバター」と毎年SF作品を1発目をチョイスしてきて、今年もやっぱりSF作品の「トロン:レガシー」です。客入りは非常に悪く、元旦のサービスデー翌日の2日、この劇場で一番大きいスクリーン5には30名程で、日本語吹き替え版の為か小学生低学年位のお子さん連れのファミリー数組来場している。

   
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   映画の話
 デジタル業界のカリスマ、ケヴィン・フリン(ジェフ・ブリッジス)が謎の失踪(しっそう)を遂げてから20年たったある日、27歳に成長した息子サム(ギャレット・ヘドランド)に父ケヴィンからのメッセージが届く。サムは、父ケヴィンの消息を追って父のオフィスに足を踏み入れるが、そこには衝撃的な真実が待ち受けていた。

   映画の感想
 前作もそうだったが相変わらず話は良くわからない。まぁ、本作は革命的な映像を堪能する作品なので物語はオマケみたいと割り切り映像世界に浸ることが正しい鑑賞方法だろう。なにせ、私が82年製作の前作を見たのは試写会だったか、テレビ放送で見たのか記憶に無いくらいでストーリーなんか全然覚えていない。そう思ってレンタル店に前作を借りに行ってもDVDはレンタル中で借りられない。そんな状況で本作を見たので、前作に対して誤認があったら悪しからず。追記82年版「トロン」やっと見れました。レビューはコチラ

 映画は主人公サムの幼少時代の1989年から幕を開け、サラリと前作の世界観をおさらい程度に説明して、サムの父親ケヴィンを演じるジェフ・ブリッジスが後姿から振り向くと、異様に若い顔のジェフ・ブリッジスに驚愕する。「ベンジャミン・バトン」のブラピ若い顔と同じ驚きを感じ、公式HPで調べた所、「ベンジャミン・バトン」と同じスタッフがVFXを担当し、代役の顔にCGで作った若いジェフ・ブリッジスの顔を貼り付けたそうだ。

 そして現在に話が移り、現在のサムの状況と活躍が描かれ、ケヴィンの友人アランのポケベルにケヴィンから連絡が入り、サムがケヴィンが経営するゲーム店に向かう。ゲーム店で大音量で流れるBGMは前作繋がりで「ジャーニー/セパレイト・ウェイズ」だ。そのゲーム店でサムはあっという間に物質変換装置によってコンピューター内部の世界に入ると言うぶっ飛んだストーリーである。

 本作はコンピューター内部の世界を擬人化して人間が演じると言うアイディアが凄い。まぁ、こういった擬人化する発想は古くからあり、ウディ・アレン監督のオムニバス作品「SEXのすべて」の中の一篇で、人間が男性器内の精子を演じる奇想天外なドラマが72年製作されていたので、82年製作「トロン」はそのコンピューター版みたいなものと割り切れば難しい話ではない。

 それにしても革命的な映像世界は圧巻であり、ある意味、SFアドベンチャーの金字塔「スター・ウォーズ」を超えてしまったかもしれない。映画の色彩設計も独特のもので、暗闇に白黒の世界観を基調に、人々は発光する衣装を身に付け、衣装のカラーも善が青、悪が赤と色分けされ、バイクレースや円盤を使った試合で勝負する演出は実にエキサイティングで面白い。特に面白いのは、ただの棒みたいなアイテムがバイクになったり、飛行機になったりと作り手のアイディアは秀逸で絵作りも素晴らしい。

 ところでSF映画の金字塔と言えば「2001年宇宙の旅」になる訳だが、本作でケヴィンが隠遁生活を送る部屋が「2001年宇宙の旅」の中で、最後にボーマン船長がたどり着く白く発光する部屋にそっくりである。これまた公式HPにその事が触れられていて、本作は「2001年宇宙の旅」に登場する部屋の美術デザインを参考にしたそうだ。更に本作は「2001年宇宙の旅」の美術デザインを真似ただけではなく、クルーと部下がケヴィンの部屋を急襲した際に、静寂の中に部下が誤って部屋のオブジェを倒してしまい、突然「ガシャン」と大きな音を出すギミックも「2001年宇宙の旅」へのオマージュである。作り手の芸の細かさには思わずニヤリとしてしまった。

 擬人化された世界観は人間社会に良く似ている。オリジナルが作ったプログラムが勝手に暴走して、もうひとつの世界を作り上げ、オリジナルが作った世界を乗っ取ろうとする。丁度、人間社会で言うと韓国と北朝鮮の関係、もしくは会社や店舗の乗っ取り劇に置き換えると判りやすいかもしれない。新年早々とても刺激的な作品で面白かった。


 音楽について
 本作の音楽を担当したのはテクノユニットのダフト・パンクだ。私は彼らの事は良く知らないが、本作の音楽を聴くとアナログシンセ風の音を大胆にフィーチャーした音作りは、どことなく初期ジョン・カーペンター作品の音楽に似ていて、音を分散させたアルペジオでリズムを作り、その打ち込みアナログシンセサウンドの上にハンス・ジマーが担当した「ダークナイト」「インセプション」風のオーケストレーションを乗っけたサウンドが実に魅力的で新鮮だった。

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Last updated  2011.01.18 00:33:15
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hoshiochi@ Re:映画「NEXT -ネクスト-」@よみうりホール(04/24) こんにちは。私もこの映画を先日見てラス…
マサラ0517@ roseさんへ なんか、楽天ブログはトラックバックを廃…
rose_chocolat@ ブログ運営終了。 その可能性は大いにあると思います。 Twi…
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