映画みてお茶のんで幸せ

[映画] カテゴリの記事

全351件 (351件中 1-50件目)

1 2 3 4 5 6 ... 8 >

• 

  インセプションDVD発売！

  ついに予約発売になったインセプションDVDとBlu-ray！！争奪戦に参加してみました。なぜならDVDもちろん購入予定ですし何といってもあのラスト！！！どっちの意味？いや第三の意味？？的な部分もじっくり確認しておきたいじゃないですか。インセプション ブルーレイ＆DVDセット プレミアムBOX（3枚組） 【初回限定生産】【Blu-ray Disc Video】そして、この3点セットにはあのコマがついているそうですよ～！！！！！こりゃハマってしまった人にはたまらんですね。そして怖くてまわせなかったり・・・（汗）→映画館で観た2010/8/14のレビューはこちらから！2度3度と観たくなる事間違いなし！

  2010/11/16

  コメント(0)

• 

  ★サマーウォーズ★

  「サマーウォーズ」劇場が混んでいたりでなかなか観れなかったのですが、やっと劇場鑑賞♪いやはや評判どおりの出来の良さ！そもそもOZシステムと実生活…特に公共機関がつながり過ぎというのが問題なんですが(汗)ネット社会の脆さは痛感できますね。で、なんで高校生？とか、なんでそんな身内ばかり？とか、なんで花札？とかそんなツッコミ所はこの際無視(笑)それより何より、信州武士の末裔とやらの上田の地主一族の一致団結した時のたくましさ！90歳を迎えるお祖母ちゃんの背筋と心の真っ直ぐな事！！緊急事態に読むべきお手紙にあった「まず、落ち着きなさい。そしてみんなでご飯を食べなさい。」という言葉がとっても良かった。最後の最後まで諦めてはダメ。大勢でご飯を食べる事の大切さを教えてくれる良作。サマーウォーズ -オリジナル・サウンドトラック-

  2009/09/05

  コメント(0)

• 

  ★少年メリケンサック★

  「少年メリケンサック」パティ・スミスの映画の後で…まことに恐縮なんですが、監督！！お…面白いっす！予告編からしてキテましたが、期待以上の名演技！！佐藤浩市さん宮崎あおいちゃんこの二人のそこまでやるのか～！的な役者魂には爆笑＆感涙しました！昔から好きなんですけど、佐藤浩市さんってやっぱり最高～！キム兄と兄弟役っつ～のは何だかですけど。あ、トモロヲさんはハマり過ぎ！！！！！中年メリケンサック(笑)なバンドとレコード会社の担当女子栗田かんな（宮崎あおい）の絶妙掛なけ合いが可笑しいのと彼女のダメ彼、レコード会社の元パンクス？社長（ユースケ・サンタマリア）のズレ具合や所属アーティストTELYA（田辺誠一）なんかやGS時代からの元マネージャー（ピエール瀧）の語りも笑えます！何かよくわからんままに突き進むダメな奴らのおバカパワーは恐るべし…(爆)フラストレーションを爆発させた青春なあの時を、息子世代の若者と共にもう一度！頑張る中年オヤジは…やっぱりおバカなままですが、何か憎めない…むしろ元気が貰えるんです。日本のパンクおじさん達も現役バリバリの方、手法を変えて大活躍…もはや巨匠な方達も多いですしね。遠藤ミチロウさん、日影晃さんとかこの映画にもご出演♪それにしてもジミーさん…今度は大丈夫だったかな？？？(笑)少年メリケンサック少年メリケンサック オリジナル・サウンドトラック

  2009/08/30

  コメント(0)

• 

  ★パティ・スミス：ドリーム・オブ・ライフ★

  「パティ・スミス：ドリーム・オブ・ライフ」自分の若かりし日に（汗）NYパンクシーンに感銘を受けたワタシとしては…観なければならない作品だったのです。とはいえ、実際ステージを観たのは、このドキュメント映画が撮られ始めた少し前…12年ほど前だったけれど…ロック・ミュージシャンというより詩人的なイメージが強い彼女の人となりやこれまでの作品の詩や楽曲、ビジュアルに込められた想いが、改めてより理解できる！パンフレットにズラリと並んだジャケット写真そのものが、この映画を観た後だといかに物語ってくれた事か！主にアルバム「ドリーム・オブ・ライフ」以降の約11年間回されたムービーカメラと過去の貴重な映像とパティの音楽により綴られている。彼女の愛した偉大な人々…その墓石や足跡を故人に思いを馳せながら辿る姿彼女の愛した親密だった人々…その遺品を愛でる姿そして大切な家族達を愛する姿着飾らない中性的なルックスや眼光の鋭さメッセージ性の強い言葉や歌詞や楽曲のままの攻撃的かつ力強い部分子であり母であり妻であり恋人であり同志であり友人である普通の女性の部分ステージ上でもカッコよく、そしてキュートで優しく激しい彼女だけれど、アメリカの田舎育ちの真っ直ぐで素朴な姿がよくわかる。そして、多くの親しい人を亡くした時期の喪失感とその時傍に居た息子と娘の存在の大きさ。今年もフジロックで来日した彼女。バロウズを師と仰ぎ、かのロバート・メイプルソープと共に暮らし、MC5の故フレッド・ソニック・スミスを夫に持ち…息子の妻はメグ・ホワイト(ホワイト・ストライプスのドラマー)と華々しい人脈のパティ・スミス。ロックの殿堂入りしたカリスマだけど常にポラロイドカメラ持ち歩いてシャッターを押すその姿は夢のごとく儚い人生の記録を刻まずにはいられない様にも見えた。パティ・スミスのファンなら必見。知りたい方にもオススメの作品。ちなみに…700円の劇場パンフレットの内容は7月のパティ・スミスとスティーヴン・セブリング監督のタワーレコードでのトークイベントのセット前売チケットについてきた簡易版のモノクロコピータイプとものと文章は同じで新しくきちんとレイアウトされた感じです。ラストの見開きには、その時に撮影？したであろう渋谷のライブハウス、チェルシーホテル前で撮影された写真が…(笑)ドリーム・オブ・ライフ（初回生産限定）コレは映画ではなく主題歌となっている1988年に発表された5thアルバム。ロバート・メイプルソープの撮った最後のジャケット写真になる。

  2009/08/29

  コメント(0)

• 

  ★ハチ公物語★

  「ハチ公物語」ハリウッドリメイク版公開に合わせてでしょうね。地上波でオンエアされてました。80年代後半の公開時にはそういや観てなかったなぁ…今思えば大好きな役者さん、懐かしい方々が大勢出演されていました。それにしても秋田犬ってどうしてあんな切ない顔をするんでしょう！子供の頃のフサフサ丸々とした可愛いハチは足を八の字に踏ん張っていたから“ハチ”になったんですね。先生の可愛がりようといったら！娘や孫以上？？くらい(笑)だからこそハチは先生を待ち続けたんでしょうね…奥さんは家族であるけどご主人じゃないのが別な意味でちょっと切なかったけれど…雪の中、天国で先生と仲良くしてるといいな。ハチ。ハチ公物語（期間限定）(DVD) ◆20%OFF！

  2009/08/08

  コメント(0)

• 

  ★叫★

  「叫（さけび）」キャ～～～！という、この世のものとは思えぬ叫び声。自分自身に不信感を抱き、事の究明に奔走する刑事の姿と結末は、あまりにも切な過ぎる…赤い服の女。黄色いコード。海水。一応理由はあるけれど、理不尽過ぎて理由にならない、ジャパンホラーの王道ですね。葉月さん演じる女性が怖いのなんの！美しい人は尚更です。それにしても役所さんは上手いなぁーそれが実は最も印象的な作品でした！黒沢清監督×役所広司の最高傑作！エイベックス・エンタテインメント 叫　プレミアム・エディション

  2009/07/23

  コメント(0)

• 

  ★ミラーズ★

  「ミラーズ」導入部分から後半まで、とにかく色んな意味で怖いし痛い！鏡に映った自分が違う動きをしだして、その中の自分に傷つけられたり殺されたり～鏡の中に現実とは違うものが映って叫んでいたり～なぜだか判らぬまま、鏡(映るもの全てを含む)に愛する者を奪われるのを阻止すべく、なりふり構わず奔するキーファーが痛々しい。(けど24のジャックとカブる～(笑))“エシカ”って？病院？鏡の部屋？ときた所でジャパニーズホラーの「叫び」チックな展開と思いきや、意外と王道な真相とオチで、いきなり恐怖心は和らいだのが救いかな(汗)それにしても人間的に“こりゃイヤだ～！”というシーンが満載！！予想より見応えありました…ミラーズ ＜完全版＞(DVD) ◆20%OFF！

  2009/07/22

  コメント(0)

• 

  ★つみきのいえ★

  「つみきのいえ」短編ながらシンプルなストーリーと切ないエピソードがたまらない優しく美しいファンタジーアニメーション。この映画が評価されたのも納得だ。水面にポコリと浮かんだ塔のような家々…一人暮らしのお爺さんは、亡くなったおばあさんとの思い出の詰まったこの家を捨てられず、修理して、また積み上げて、おばあさんとの生活上の小さな約束を守りながら暮らし続ける…まだ地表を水が覆わず野山があり、平屋の家を建てた頃からずっとそうしてきたように…繊細でやさしくユーモラスな画風がとにかく美しい。積み重なる積木のような家と、普通の家族のその歴史…ソレだけで十分考えさせられる作品。日本語吹き替え版は、やさしい絵本的解説風。説明され過ぎているしセリフのほぼ無い字幕版が大人にはオススメです。pieces of love Vol.1 つみきのいえ(DVD) ◆20%OFF！

  2009/07/07

  コメント(0)

• 

  ★パコと魔法の絵本★

  「パコと魔法の絵本」ゲロゲ～ロ♪ゲロゲ～ロ！ワガママ言い放題のカエルの王様の絵本を軸に、眠ると記憶を失ってしまう少女パコと、頑固爺さん、彼らを見守ると病院の人々の情愛を描いた、めちゃくちゃ濃厚なキテレツファンタジー。カラフルど派手なコスチュームの過剰にくどいキャラクター達CGバリバリの絵本の登場人物達これらが演劇風な演出により更に、一癖も二癖もある濃密な動画となり極めてシンプルな良い話？を複雑で可笑しな物語へ！アクの強～いその中で、唯一、重い病を抱えながらも純真で可愛らしいなパコちゃんの存在により皆心洗われる～！だから皆で彼女のために、自分達のために、文字どおりのひと芝居うったのだ。あまりにも強引なストーリーやラストはともかく、役所さんとアヤカちゃんの掛け合いには良いシーンが沢山！それなりにお腹いっぱい感は得られますが…何だか舞台で観たほうが楽しめそうな作品でした。パコと魔法の絵本 通常版(DVD) ◆20%OFF！

  2009/07/06

  コメント(0)

• 

  ★レスラー★

  「レスラー」ミッキー・ロークの生きざまと主人公のランディがダブって見え、更にアラフォー？ストリッパーのキャシディがランディにもダブり、タイミング的には三沢の死にもダブり、個人的には非常にグッときた。ドキュメンタリータッチの撮り方も、ストーリーも良かったし、80年代の懐メロハードロックも良かったなぁ(泣)リング上でライトと声援を浴びる時にのはなばなしいレスラー達の姿と観客を喜ばせるために身体を鍛えぬき、趣向を凝らし、綿密に打合せ…ステージ後の一般人には想像も出来ぬ精神的にも肉体的にも痛々しい裏の姿が生々しく描かれる。しかも、ランディのようにスーパーマーケットでバイトしながら週末は過去の栄光に支えられながら…試合をする初老を迎えたレスラーの厳しい現実は直視しづらく果てしなく重い…試合後の心臓発作によりリタイアを考えた時の孤独。家族を捨て、娘とも連絡を取らず、全てをプロレスに捧げてきたラムの居場所は…ファンの歓声が聞こえるリングでしか無かったのかもしれない。プロレスとはレスラー達が文字どおり我が身を削って演じ、観客を楽しませる、ドラマに満ちたエンターテイメント。そんな事を痛感する作品…(泣)ミッキー・ロークのロン毛をお団子にした姿、ルックスの変貌っぷりキャシディー役のマリサ・トメイさんの体当たり演技ステファニー訳のエヴァン・レイチェル・ウッドちゃんの成長っぷりも必見！！！【枚数限定&両面印刷】［映画ポスター］ レスラー (ミッキー・ローク) ［DS］

  2009/06/21

  コメント(2)

• 

  ★ハッピー・フライト★

  「ハッピー・フライト」バードさん…という仕事を初めて知ったかも！空のお仕事の大変さと遣り甲斐を、あるトラブル続きのフライトを通して描く(笑)非常にわかりやすい作品！新人とベテランの関係、航空会社とお客の関係…目新しさや凝った展開も無いけれど、役者さんのキャラもぴったりでツルッと観ちゃえます。空のお仕事の大変さを知った上で、色々お願いしなきゃですね。ハッピーフライト ファーストクラス・エディション(BD) ◆20%OFF！ハッピーフライト ビジネスクラス・エディション(DVD) ◆20%OFF！ハッピーフライト スタンダードクラス・エディション(DVD) ◆20%OFF！

  2009/06/11

  コメント(0)

• 

  ★ウォーリー★

  「ウォーリー」ロボットなのに感情が豊かなウォーリーとイヴが手をつなぐところにキュンとなる～太陽電池で動き、700年も自分でメンテナンスしながらずっ～と独りで汚染されたゴミだらけの地球を片付けてきた四角いボディの片付けロボットウォーリー。毎日ゴミの選別をし、サイコロ形にプレスして積み上げている。生命力の強い1匹のゴキちゃんも居るので正確には一人ではないけれど…ウォーリーが夢見ているのは「ダンシング・イン・ザ・レイン」…のダンスをすること♪そんなある日、突然やってきた調査ロボットのイヴにウォーリーは…ウォーリーの再起動音がMACの感じだったり(笑)いたるところに遊び心満載♪♪泥だらけのウォーリーより、世代を経て環境や便利に管理され過ぎた生活でファットに膨らんだ者達が流れてゆく姿のほうが、ロボットっぽい～でも、やはり心は人間なんですよね。地球の大切さと共に生命力強さ、家族や恋人や友達との絆や愛情の大切さを感じる、ピクサーらしい作品。ピーター・ガブリエルの音楽による可愛い壁画チックなエンドロールまで一気に観れました！ウォーリー 初回限定 2-Disc・スペシャル・エディション（初回限定生産）(DVD) ◆20%OFF！ウォーリー ブルーレイ・プラス・DVDセット(BD) ◆20%OFF！

  2009/06/10

  コメント(0)

• 

  ★シッコ★

  「シッコ」極端に脚色されているにしてもこりゃ酷い！！他国の人事とはもはや思えぬ米国の保険事情にびっくり！欧州に見習うべき事が沢山ある…我が国もこのまま医療制度が崩壊してゆくと、病気や怪我の治療が出来ない、一般市民が生活しづらい世の中になってしまう事必須…やっと入れた生命保険もお金を払わせて、いざとなると難癖つけて支払わない保険会社。高～い診察料と薬代…弱者にはとにかく厳しいアメリカに比べて、とにかく人として生活する上で福利厚生が整ったフランスやカナダやキューバに高い税金を払ってでも住みたくなりますもん(汗)どんどんアメリカさんに似てきた我が国も、例えばメタボ検診なんて、医療機関のの手間をかけるような、無駄な事などは止めて、本質を改善すべきな気が…税金が高くても、変な使い方をされず、きちんと保証されるんなら皆納得するはずなんですよね…シッコ コレクターズ・エディション/マイケル・ムーア［DVD］

  2009/05/12

  コメント(0)

• 

  ★人のセックスを笑うな★

  「人のセックスを笑うな」39歳の人妻先生と19歳の学生君とのひと冬の恋物語。天真爛漫な大人の女性に振り回される学生達がとにかく初々しい…田舎の美大という設定がこれまた絶妙。永作博美さんの小悪魔度満点！マツケンくんとのコラボが、恋人達のいちゃいちゃ具合など、妙に生々しくリアル(笑)蒼井ちゃんと忍成くんのすがすがしい青春っぷりも可愛らしい♪脇を固める個性的な方々も妙に印象深い。特に、猪熊さん役のあがた森魚さんの飄々としたオジサンっぷりは最高！ただ…この内容の割には長い！！！(笑)長まわしの多用で、かなりダレダレ…個人的にはもうちょいコンパクトにまとまると良かったな。【七夕セール!】 人のセックスを笑うな(DVD) ◆25%OFF！オリジナルサウンドトラック 人のセックスを笑うな人のセックスを笑うな

  2009/05/11

  コメント(0)

• 

  ★ダニー・ザ・ドッグ★

  「ダニー・ザ・ドッグ」犬のように扱われ、訓練された殺人マシーンとして育てられたダニー。なぜか覚えていたピアノのメロディ…盲目のピアノ調律師と女の子との出会いが、知らなかった家族の家庭の暖かさ、そして愛を教えてくれた。再度マフィアに見つかって、今度は家族を守るため自ら捕らえられたダニー。そして明らかになったダニー自身の身の上はあまりにも哀しい出来事だったのだ…首輪を付けられ檻に入れられ絵本を読むダニーを見るのがとにかく辛かった。自分の利益しか考えない、嘘で塗り固めたマフィアのオヤジのダニーへの優しい言葉にも呆れるばかり。人種や境遇を越えて、暮らした彼らは、もはや本当の家族になったに違いない。ダニー・ザ・ドッグ

  2009/05/10

  コメント(0)

• 

  ★おくりびと★

  「おくりびと」納棺師の仕事を初めて見た。こんな繊細で厳粛な仕事とは！！！まるで伊丹節を思わせるコメディーチックな表現もあり、とても美しく観やすく完成された映画だった。主人公夫婦同様に、観客もどんどん魅かれてしまうのだろう。出来れば見せたくない貴重な仕事にスポットライトをあて、様々なひとを通し、愛が溢れ出る納棺師のその細部までわたる丁寧さ…NKの社員達の“人生の最期の旅のお手伝い”はとにかくとても優しかった。本木雅弘、広末涼子、余貴美子、吉行和子、笹野高史、山崎努という達者な俳優陣も良かったです。おくりびと(DVD) ◆20%OFF！

  2009/05/08

  コメント(0)

• 

  ★ブラインドネス★

  「ブラインドネス」突然視力を失い、明暗のみしか感じられなくなった人間達の不安感。どんどん感染するのに原因が解らず、おののく人々。臭いものには蓋をする…かのように、ずさんな扱いでどんどん強制収容されるため本能むき出しで乱れ狂う者達。そんな中でも絶望せず進もうとする者…そして何故か視力を失わない眼科医の妻。感染者として夫に同行した彼女は、恐ろしい醜態が目に入ってしまうのだ…パニック作品の王道たるシーンが次々と繰り広げられ、ラストはどうなる事かと思いきや…謎解きはされないままだが、始まりと同時に、急激な救いのある結末というのが意外。(そういや別の監督の作品にもそういうオチがあったなぁ…)冒頭から登場する日本人俳優の二人（伊勢谷友介／木村佳乃）にどうしても気をとられてしまったり(笑)ガエル・ガルシア・ベルナル君がめずらしく嫌な男の役を演じているのが妙に新鮮。「シティ・オブ・ゴッド」や「ナイロビの蜂」のようなグイグイ引き込まれるリアル感スピード感には欠け感情移入しにくいけれどついつい先を知りたくなりラストまで一気に観て妙な解放感を味わった。ブラインドネス スペシャル・エディション(DVD) ◆20%OFF！

  2009/05/07

  コメント(0)

• 

  ★ダイアリー・オブ・ザ・デッド★

  「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」なるほど…ロメロの今度のゾンビ映画はメッセージ性が強いなぁ…タイトルどおりの“記録”にこだわちまくり“噛まれなくても死んだらゾンビ化”というのは新しい設定かな。ゾンビちゃん達の動きはスローモーな元祖タイプで尚かつ今回の人数は控えめ♪ドキュメンタリー映画の製作を目指す学生一行が世界中で起こる“ゾンビ・パニック”を使命をかけて命がけで撮影する記録映画っぽい作りになっており彼らの完成した映画を基本的に観ている…という入れ子構造。ただ、ハンディカメラの操作が上手くて（笑）「ブレアウィッチ・プロジェクト」や「HAKAISHA」よりも臨場感に欠けるけど揺れる画像に酔う方でも観やすいかも。携帯電話やネットの普及によりメディアが多様化し情報操作されたマスメディアだけでなく個人が発信する情報が氾濫し何が正しい情報なのか、増々不明瞭になる昨今“原因の分からない、対処法が分からない空前の悪しき事態”が起きた場合個々はどう対応すれば良いのか？？？というのを終始問いかけてくる。真実をありのまま伝える事とは…人間としての道徳とは…映画監督として思うところがあったのか巨匠どうした？？？【初回仕様!】 ダイアリー・オブ・ザ・デッド プレミアム・エディション(DVD) ◆20%OFF！

  2009/05/06

  コメント(0)

• 

  ★ダーク・ウォーター★

  「ダーク・ウォーター」日本のホラー、鈴木光司の原作を中田秀夫監督が映画化した｢仄暗い水の底から｣のハリウッドリメイク版。マンハッタンから近い舞台になる狭く細長～く暗～い部屋が、妙に日本のマンションっぽい…離婚で親権を争う夫婦のくだりや、クモの童話なんかはアメリカっぽい感じだったけど、機能的だけど狭いウサギ小屋のようなマンションや、キティちゃんのバッグなど、日本人的に妙にリアルな部分があって、予想以上にゾッとした。我が子を愛し守りたい母と、そんな母親を求める女の子の霊…水を通して繋がってしまった彼女達。娘はとてつもないトラウマを背負うんだろうな。父親不在の結末はあまりにも哀しい…そんな後味の悪さもどこか日本的。ダーク・ウォーター プレミアム・エディション

  2009/05/05

  コメント(0)

• 

  ★シャッター★

  「シャッター」タイ映画のハリウッド版リメイクだけど監督が日本人でしかも舞台が日本…というややこしいホラー作品。恐怖の感じ方の違いのため、米国版と日本版で表現を変えてあるそう(汗)もちろんワタシが観たのは日本バージョンなので、最初から最後まで、いちいちイヤーな感じでした(笑)富士の樹海や心霊写真など、ネタもさながら、怨霊を演じる奥菜さんがコワイコワイ…突っ込みドコロも沢山ありますが、日本人でも楽しめます～シャッター ＜特別編＞(DVD) ◆20%OFF！予約するならコチラがお得！！シャッター ＜特別編＞(DVD) ◆20%OFF！

  2009/05/04

  コメント(0)

• 

  ★幻影師 アイゼンハイム★

  「幻影師 アイゼンハイム」エドワード・ノートンの端正なマスクとそのポーカー・フェイス具合が役柄にぴったり！19世紀末のウィーンを舞台に、心霊まがいなイリュージョンで人々を魅了した天才幻影師アイゼンハイムと皇太子の婚約者、公爵令嬢ソフィーとのラブストーリー。意外性はあるけれど、あちらこちら、表情やベタなセリフで種あかしが一杯！予想のつく展開と、奇術があまりりも綺麗なCGで…不思議さが無くなってちょっと残念。がっつり騙される刑事さん？を演じるポール・ジアマッティが、いい味出してました。 幻影師 アイゼンハイム(DVD) ◆20%OFF！

  2009/05/03

  コメント(0)

• 

  ★グラン・トリノ★

  「グラン・トリノ」良い意味で予想に反する期待以上の素晴らしさ！！歳を重ねてきた男だから…78歳のクリント・イーストウッドならこそ…の深みのあるこの作品…！！死を覚悟した頑固爺さんの愛情たっぷりの毒舌と仕事は、常に粋で愛らしい…最愛の連れ合いを失い、改めて独りのワビシさと、自分の事しか考えない身内の情けなさを痛感したウォルト。古き良きアメリカとともに、朝鮮戦争も経験した元自動車工の彼は、自分のみを信じる偏見まみれの昔気質で頭の固～い人物。唯一の楽しみは、ポーチで缶ビールを呑みながら、自分が製造に携わった1972年フォード社製のグラン・トリノを眺める事。最悪の出会いで始まった隣人のモン族の姉弟。彼らとの距離が近くなるにつれ、コチコチに凝り固まったのウォルトの心が徐々にほぐれてゆく…現代の悪しき文化に毒されたアメリカナイズされた身内より、遠いアジアからの移民…誇り高い山岳民族モン族の、特に年長の者や女達のふるまいは、古き良き時代の人間としてごく自然な行為。それに触れたウォルト曰く「あの連中のほうがまとも」なのだ。もはや家族も同然の隣人姉弟とその家族の危機を救うべくウォルトのとった行動に観客は息を飲むだろう。亡き妻の気遣いを律義に守り、ウォルトを訪ね続ける若い神父や父親不在の姉弟とのつかの間の疑似家族的なつながりにより、ウォルトのトラウマを癒し、大きく影響を与えたのだ！！！！！それにしても…ウォルト爺さんカッコ良すぎる…彼らの愛情たっぷりに飛び交う差別用語を含んだ毒舌に腹をたてるのは言葉の表面だけを汲み取る事しか出来ないものだけ。そしてグラン・トリノの…あの時代の車の角張ったボディーの形もワタシ好み（笑）そして、民芸品で馴染み深いモン族の人々の歴史も初めて知りました。昔はこういった粋な爺さまが日本にも大勢いた。思いやりが減ったせちがらい世の中はどの国も同じなのかも…でも…最近思うのはモンスターな人々も増えたけれど、それ以上に人に優しい親切な人々も沢山いる！！通りすがりの人や、思いもかけない人達から受けるちょっとした親切の多さ！！！まだまだ世の中捨てたもんじゃない…先ず自分の行動からなんですよね。★枚数限定＆両面印刷★［初版ポスター］ グラン・トリノ (クリント・イーストウッド) ［A-DS］

  2009/04/29

  コメント(0)

• 

  ★アフタースクール★

  「アフタースクール」なるほど～！予告編で期待したスピード感やドキドキハラハラ感は少なかったけれども、見事に騙されました(笑)まさか○○がそんなに手をまわしていたとは～！！一番驚いたのは田畑智子ちゃんの女っぽい演技。これまで子供っぽい役が多かったので、キレイになったなぁ～と妙に関心。オチにはなるほど…とは思ったけれど、散々協力したのに仕事も恋失った彼って、ちょっと可哀想なんですけど…結局おいしかったのは飄々としたキャラのお友達のほう…大泉洋さん、佐々木蔵之介さん、堺雅人さん、常盤貴子さんと芸達者な役者ぞろいで、普通に楽しめました。アフタースクール(DVD) ◆20%OFF！

  2009/03/29

  コメント(0)

• 

  ★セックス・アンド・ザ・シティ・ザ・ムービー ★

  「セックス・アンド・ザ・シティ・ザ・ムービー 」遅ればせながらハマってしまったドラマのSATCでしたが、映画も予想以上に良く出来ていました～！ちょっと長いな～とも思いつつ…ハラハラしながら一気に観て、最期に彼女達と「キャー！」と叫びたくて(笑)結局2回も観てしまった～(爆)キャリー、サマンサ、ミランダ、シャーロットの親友4人組、彼女達のそれぞれのパートナー友人達や家族それぞれの光と影がキャラクターどおりに上手く描かれていました。キャリーのファッションショーのようなウェディングドレスのエピソードも(最低に不本意でしょうか)最高に上手くオチていたし、サマンサ姐さんの○○盛りと犬には大爆笑し、スミスの愛に涙…いかにもミランダっぽい失態が今回意外とネックだけどその素直さと心の暖かさで、誰も彼女は憎めない。シャーロットの「私だけこんなに幸せで…」というセリフも彼女なりに苦悩し乗り越えてきた上での言葉だし今回もまさかの○○○○アリ(笑)…なので許せちゃう。男達の中ではやっぱりMr.Big！やっと？フルネームが出てきたよ(爆)×2の中年男の情けなさと、いうものバブリーなビッグさ、客観的には爆笑もののクサ彼のい演出もキャリーにはやっぱり合うんですよね。彼の気のきいたベタな演出に、私も思わず「キャー！」心から祝ってくれる、友達ってホントにいいですよね～！！ワタシもあんな友達欲しいな。ドラマの濃縮的続編でありながら皆それぞれ、自分なりの道を見つけて進みはじめる感じにキレイにまとめた映画版。映画から入ってもそれなりに楽しめるかもだけど、やっぱりドラマを観ていないと面白さ半減。更に、悩めるアラサー～アラフォー女性達だと、楽しさ倍増！！人の数だけ生き方があるし、どの国でも悩んでいる事は意外と同じなんだなぁ…と、おばちゃんはSATCからまた元気を貰ってしまいました♪セックス・アンド・ザ・シティ オリジナル・サウンドトラックセックス・アンド・ザ・シティ・ザ・ムービー SEX AND THE CITY ［THE MOVIE］ コレクターズ・エディション（初回限定生産）(DVD) ◆20%OFF！セックス・アンド・ザ・シティ・ザ・ムービー SEX AND THE CITY ［THE MOVIE］ スタンダード・エディション(DVD) ◆20%OFF！

  2009/03/28

  コメント(0)

• 

  ★ソウ5★

  「ソウ5」完結かと思ったら…次回作もある感じ？これまでのジグソウの綿密な仕事っぷりと間違いなく存在していた協力者が判明～！のシリーズ第5作目。うひゃ～！！これまた痛いシーンの連続ですが今回はこれまでの種明かし的な作品。現在と過去が交差してジグソウの行ってきた軌跡をホフマン刑事と共に捜査しつつ今、まさに行われている『ゲーム』の結末死して尚、人々を自分のゲームに参加させるジグソウの準備周到さたるや！新しい5人力をあわせての脱出ゲームにはどこかで見たような…あ！『24』のモリス・オブライエン役のカルロ・ロタが登場！！！！例によって後味劇悪なソウ５でした。またソウ6に続く感じで終了。それにしても…ジグソウどんだけ活動的な病人？？？まだ彼の構想は終わっていないのか～？？？？？ソウ5 DTS【アンレイテッド】エディション

  2009/03/20

  コメント(0)

• 

  ★デトロイト・メタル・シティ★

  「デトロイト・メタル・シティ」松ケン最高～！！！コミックはちらっとしか読んだ事が無かったけど下らない…下らなすぎるけれど、妙にツボに入るシーンと音楽がイメージに合っていたので楽しめました。いや、松雪さんも良かったし、ジーン・シモンズにも涙ちょちょ切れたけどやっぱりコレを演じるのは松ケンしかいませんな。おしゃれPOPSをやっている時のくねくね内股感も最高～！！クラウザーさんの時のデス声とのギャップが素晴しい～！！！ロバート秋山氏の腹が気になるわ（汗）プロデューサー氏がツボに入りまくるわどっかで聴いたようなおしゃれPOPSやその他モロモロ色々突っ込みどころも満載でそれはそれで面白かったなぁ～！！！音楽で世界は…変わるかもね。デトロイト・メタル・シティ スタンダード・エディション(DVD) ◆20%OFF！《送料無料》デトロイト・メタル・シティ／魔界遊戯 ～for the movie～（CD＋DVD）(CD)デトロイト・メタル・シティ DVD-BOX(DVD) ◆20%OFF！デトロイト・メタル・シティ（1）

  2009/03/19

  コメント(0)

• 

  ★エンジェル★

  「エンジェル」1920年代の英国の女流作家の成功とその末路を描いたエリザベス・テイラー原作の映画。監督は大好きなフランソワ・オゾンさん…の初の英語作品♪リズの原作だから…昔のハリウッドっぽいテイストをオゾン流に多用したそう。レトロな画像やバリバリカキワリな合成など、オゾンっぽくはなくて少し戸惑う…が、主人公…若くして売れっ子作家になったエンジェルの高慢かつ自分の理想の夢を実現させるために生きるかなり不愉快なその強烈なキャラクターに、ついつい見入ってしまった…。貧しい出の自分を信じず、自分の望む空想の物語を書きそうあるべく生き続けるエンジェルは初恋の彼と結婚するものの…彼の本心を見抜けず、不幸な結末を迎える。挫折を知らない世間知らずな彼女は周囲の言葉に耳をかさず己を信じて我をとおし突き進んだ…そんな彼女だからこそ魅了され、助ける人物も多い。出版者夫婦や彼女の世話をする夫の姉など…そのパワーに惚れてしまうのだ。客観的な出版者の妻の「彼女の作品は好きじゃないが、望むものを手に入れた彼女は認める」という言葉が印象的。ティーンエイジャーからミドルエイジ？までを演じたロモーラ・ガライのピュアな感じはエンジェルにぴったり。またもや登場のシャーロット・ランプリングも圧倒的な存在感で彼女によりオゾン作品だと認識させられつついつものオゾン節とは違い、衝撃的なオチは無いけれど意外とそれなりに楽しめました。特典映像のオゾンさんの日焼け具合が妙に気になった～（笑）楽天レンタルで「エンジェル」を借りようエンジェル(DVD) ◆20%OFF！

  2009/03/18

  コメント(0)

• 

  ★アポカリプト★

  「アポカリプト」子供の頃からアニメの影響か惹かれる存在だった南米が舞台なのと、「紀元前一万年」と比較されていて気になっていた作品。ベイブウさんからグロいと教えてもらっていたのですが…確かに予想以上に残酷なシーンが…多々。猟をしたり、捕らえられたりする所までは、まだ良いのですが…犠の扱いが…(泣)ちょっと自分が知っていたのと違ってびっくり…でも、とにかく次から次へと物語はどんどん展開してゆくので、先がどうなるのかドキドキするし、強運すぎる主人公の目的もシンプルでわかりやすい。どんどん拡がる世界観も「紀元前～」のように飛躍し過ぎる事もなく、最後のオチまで勢いよくググッと引っ張られてゆく作品でした。しかしメルギブ監督こんな感じの作品好きですねぇ…アポカリプト(DVD) ◆20%OFF！《送料無料》（オリジナル・サウンドトラック） アポカリプト オリジナル・サウンドトラック(CD)

  2009/03/15

  コメント(0)

• ★ぼくのバラ色の人生★

  「僕のバラ色の人生」懐かしい作品がテレビで放映されていました！“女の子になりたい男の子”を描いた、テーマが意外と重い物語。これもラストにじーんとしてしまう作品。TV番組のキャラクター、バービーちゃんみたいな美女妖精？パムに憧れるリュドは長めの髪が似合う男の子。夢はパムのような女の子になって、パパの会社のボスの息子と結婚すること…？？？4人姉弟の末っ子で、のびのび育てられたリュドは、理解のある両親と祖母の助けにより何とか普通の生活を送っていたのだが、小さな事件が度々起き………ついに町から一家は拒絶されるように。職を失い嫌がらせを受けるようになる一家。子供達をこよなく愛する両親でさえもリュドを重荷に…保守的な田舎町というのもあるけれど、自分の家族…となると、どの国のどんな環境でもなかなか難しい問題。基本的に誰も悪くはないんです…可愛い少年リュドは、ただ純粋に“女の子になって好きな男の子と結婚したい”だけ。ただ、この願いが通常は不可能なわけであり、彼は異端者となってしまうわけです。幼く無知がゆえの素直言動してしまうが故に、大人達の神経を逆撫でしてしまうあたりが切ない…でもリュドの祖母の存在と、基本的には強く素晴らしい家族の存在、新しい環境での友達との出逢い。世間体に押し潰されたリュドにも未来が少し開ける所…が良いんです！！！実はリュドを通して、絶対的な家族愛が、がっちり描かれているんですよね。うーんラストシーンは軽いけど(笑)やっぱり深い作品でした。

  2009/03/06

  コメント(0)

• 

  ★秘密★

  「秘密」「おくりびと」のアカデミー賞 外国語作品部門受賞により放送されたようです。これまで何度か観たのに…あの岬と控室のラストシーンは…涙無しでは観れない、切ない映画！ストーリーも役者さんも音楽も絶妙で、心に響くんですよ。多少表現が過剰にベタだったりするのも、この場合わかりやすいし、潔くてかえって効果的かも。とにかく娘役の広末涼子ちゃんの演技の中に、母親役の岸本加世子さんの演技が見え隠れする…その何ともいえない感じが好きなんです。(たしか撮影中ずっと岸本さんが演技指導されていたとか…)それにしても東野圭吾って…切ない物語は上手いなぁ…楽天レンタルで「秘密」を借りよう

  2009/02/28

  コメント(0)

• 

  ★ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア★

  「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」ミウさんから何年も前からオススメされていたこの作品(汗)なかなかレンタルで見つからず…やっと深夜枠で放送されていたのを観ました。ディランの楽曲♪『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』同様、色々リメイクされているドイツ映画。テニスボール大の脳腫瘍で治療は不可能、いつ死んでもおかしくないと宣告された青年マーティン、骨髄ガンと宣告された男ルディ…この二人が病院で同室になり、酔って天国について話すうち、あちらでは海の話題が流行りだという…？海を見たことがないルディのため二人は海を見に行く事に。先の無い彼らは怖いもの無し。駐車場の車を盗み、成り行きでガソリンや薬のため強盗、死ぬまでにやりたかった事をクリアしながら海を目指す…ところが強盗事件は報道されて大事になり、しかも盗んだ車のトランクにはギャングの大金が入っていた！つまり警察とギャングに追われるはめに～～～1999年の懐かしい感じと海を見たい…というのががツボ(笑)軽いノリの間抜けなギャングと警察のおかげで、重いテーマなのにコメディーチックになっています。主人公の二人組の目的は犯罪では無く、あくまでも残りわずかな命をなるべく後悔しないよう生きること。奪ったお金を返したり、要らないお金を配ったりするあたりが良心的だし、親孝行で小市民でちょっとイイ。ギャングのとっつあんの粋な計らいも良かったな。人生の最期に世間を騒がせハードボイルドな経験をし、願いを全うした彼ら。度々起こるマーティンのてんかんの発作が痛々しいが、やたら充実した数日間となっただろう…天国での話題にも事欠かないくらいに！ちなみにティル・シュヴァイガー（マーチン）さんはともかくルトガー・ハウアー（カーチス）さんやモーリッツ・ブライブトロイ（アラビア人）などもご出演。皆さん役者だわぁ～ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア デジタルニューマスター スペシャル・エディション

  2009/02/06

  コメント(2)

• 

  ★僕の彼女はサイボーグ★

  「僕の彼女はサイボーグ」期待し過ぎなかったのが良かったのか、王道なSF感が、意外と好みで面白かった！綾瀬はるかちゃんがとにかく可愛いし、小出恵介くんのとぼけたキャラもなかなかいいし、とにかく大袈裟でベタな演出も、ほぼ二人の運命的なラブストーリー以外描かれていない潔さとマッチしてこの場合アリですね。ツッコミどころは満載だけど、最初アレ？と思った疑問も解消されたし、すっきり～(苦笑)僕の彼女はサイボーグ

  2009/02/05

  コメント(0)

• 

  ★ココシリ★

  「ココシリ」予告編から気になっていた作品。英題はMOUNTAIN PATROL。ココシリ… チベット語で「青い山々」、モンゴル語で「美しい娘」この標高の高い人の棲まない山岳地に生息するチベットカモシカの密猟を自主的にパトロールする男達のあまりにも壮絶な実話を描いた映画だ。先進国へと輸出され最高級毛織物となるチベットカモシカの毛皮のために日々行われる密猟。絶滅寸前のカモシカを守るために密猟者を追い、長期パトロールのために山へ入る山岳隊。政府からも協力をしてもらえず無給のボランティア状態で家族や財産や命までも犠牲にする彼らに同行しその顛末を記事に書く都会育ちのジャーナリスト。壮大な大自然＝過酷な自然のチベットの山岳気候と闇ルートで商売をする密猟者と毛皮業者の追跡で時にはそのために手を汚してまでとてつもない犠牲を払い、自らも命をおとす隊長リータイや彼の下で大義を全うしようとする山岳隊の彼らの生き様に思わず「なぜ？そこまでして？？」と思わずにはいられない。ルー・チューアン 監督曰く「マウンテン・パトロールの初代と二代目の隊長が、　パトロール中に命を落としたのを知り、　彼らがなぜ無償でそこまでするのかを理解するために、　自分はこの映画を作った」結局ガイの記事によって政府が動き彼らの大義が成し遂げられるのが救いであるが「どうして？彼がそこまでしなければならなかったのか？？」という事が重要なのだ。毛皮を剥ぐ者達は生きるためにやっている事だと言う。そして毛皮を安く買い高く売る連中それを見て見ぬふりをする政府…自分達の身をもってそれを知らしめたこの山岳隊の尊厳にはおそれいった。ちなみに出て来る俳優さん、女優さんたちがみな美しく素晴しい演技を魅せてくれた。大自然の美しさと怖さ人間の存在の小ささも痛感できる深い作品だ。→「ココリリ」オフィシャルサイトココシリ(DVD) ◆20%OFF！

  2009/02/01

  コメント(0)

• 

  ★マシュー・バーニー：拘束ナシ★

  「マシュー・バーニー：拘束ナシ」2005年に製作された「拘束のドローイング9」の製作過程を描いたドキュメンタリー・ムービー。難解な「クレマスター」シリーズや「拘束のドローイング」の繋がりや背景などがこれによってかなり理解しやすくなりました！！！マシューバーニー本人やパートナーのビョークはもちろんスリートやモデル時代、お父さんのお話まで作品のメイキングやインタビュー満載で彼の過去の作品の紹介や金沢で行われたパフォーマンス「拘束のドローイング10」「拘束のドローイング11」の映像もビョークのサントラ作りの現場もちらりと観ることが出来ます！！！アスリート時代があっての肉体を利用した作品完成したものよりその過程を重視するというその姿勢といい拘束からの解放というテーマも最初からずっと貫かれている事を再認識。日本で製作した「拘束のドローイング9」は我々にはとっつきやすいかもしれませんね。1967年生まれとまだまだ若い芸術家！今後にも増々期待しています～。→「拘束のドローイング9」レビューマシュー・バーニー：拘束ナシ(DVD) ビョーク／ミュージック・フロム 拘束のドローイング9(CD)ジ・オーダー from Matthew Barney’s Cremaster3(DVD)

  2009/01/31

  コメント(0)

• 

  ★ハプニング★

  「ハプニング」衝撃的な現象の謎は解明されないまま…非常に後味が良くないという評判どおり…(汗)ある日突然それは起きた。第１の兆候：言葉の混乱第２の兆候：方向感覚の喪失第３の兆候：死突然会話が混乱し、身動き出来なくなった人々が、その時点で最も手近な方法で、自ら命を絶ってゆく…死に向かう行動が異常にスムーズなのがまた不気味。原因不明なまま、それは都市の一部から、どんどん広がり続ける。生き残るにはどうすれば良いのか？そして…この現象は一体何？生物の教師夫婦と同僚家族の視点で描かれているのだが、シャマラン監督お得意のどんでん返しもなく、急速に終焉…うーん…以下ネタバレ　↓ラストはやはり…新たに…って事でしたね。植物が反乱を起こし人間に対する無差別テロ行為だったのか？？はてまた地球が植物を使って、人口をまびこうとしたのか？でも植物の少ない地帯は？逆に密林でひっそり暮らす人々は？？などなど…何にせよ人々がまるで催眠術かの如くどんどん自ら死んでゆく姿は、とにかく悲惨。どうしてそんな悪意に満ちた方法をとる必要が？？大自然の行う事は人間の知識を上回る…まだまだ解らない事がある…問題提起としても、納得出来ない部分が多くて残念。ただ前半のいやな場面のインパクトだけは強烈なのと大好きな俳優さんジョン・レグイザモがこれまた切なくて…そこは印象深いです。ハプニング ＜特別編＞(DVD) ◆20%OFF！

  2009/01/17

  コメント(0)

• 

  ★最高の人生の見つけ方★

  「最高の人生の見つけ方」病気などで余命を宣告された時、自分の人生にどう幕を下ろすのか…これまで何度も考えたことはあるけれど、後悔しないように精一杯生きてみるしかないのだ。病院で延命治療を受け一分一秒でも生きていて欲しいという家族の願いをかなえる者。自宅やホスピスで静かに家族や仲間と共にその時を迎える事を選ぶ者。やってみたかった事をやり尽くしてみる者。…人の数だけ道はある。この映画の主人公の二人の男達も“棺桶リスト”なるものを実行し彼らなりの最高の幕を下ろす事に成功したある意味幸せな人達だ。割と歳を重ねてきた男達…名優二人に刻まれた皺がまたいい。その人生の終わりに、全く違う環境で生きてきた二人が、奇しくも同じく命の宣告をされる病院で出逢い、共に過ごした日々は凡人には羨ましい時間であった。どんなお金持ちでも貧しい者でもあの世へ持ってゆけるものは己の魂のみ。悔いのない最高の人生にしたいものだ…と思う。最高の人生の見つけ方（期間限定）(DVD) ◆20%OFF！

  2008/12/10

  コメント(0)

• 

  ★ダーウィン・アワード★

  「ダーウィン・アワード」予告編から気になっていたこの映画！人事とは思えない死に様エピソードの数々に目頭が熱くなりました(汗)主人公の彼のドキュメンタリーを学生が公私共に四六時中撮っている…という趣向もありがちだけど小技が効いていて面白いですね。ガラスの強度を証明しようと高層ビルの窓に体当たりし転落した男。メタリカのライブ見たさに無茶しまくる悪運強いおバカ二人組。ジェットエンジンを車に積んで目的は達成しつつも大空へすっとんでしまった男…などなど…最も愚かな方法で死んだ人に対してバカな遺伝子を減らしたことへの感謝の気持ちから贈られる実在の賞”ダーウィン・アワード”元々その要素があるのか、元刑事の生命保険の調査員である主人公が、彼らについて調べるにつれて、危険を回避しようとする程危ない状況になるのが何とも可笑しい。そう、ダーウィン・アワードな人々は、ある事に固執し一生懸命過ぎあまりに、客観的な判断が出来なくなるタイプなんですな。一緒に行動するウィノナ・ライダーちゃん扮する同僚ちゃんの客観的な指摘でとりあえず何とかなるものの、危険な因子は多分にお持ちの主人公。刑事時代に追っていた犯人を追う場面での、妙なプロ意識だけはある学生カメラマン君のグッドジョブが良かったな。とりあえず…お風呂で転ばぬよう気をつけるのもほどほどにしなきゃ～と思った映画でした。そういえば…大好きなジュリエット・ルイスちゃんもすっかり大人になってご出演♪ダーウィン・アワード(DVD) ◆20%OFF！

  2008/12/09

  コメント(0)

• 

  ★フィクサー★

  「フィクサー」ひたすらジョージ・クルーニーが素敵過ぎるのはさておき、社会の裏の嫌な部分を見てしまったのかなぁ。一概に何が正しくて何が間違っているとは言えないけれども、公には素晴らしい企業や人物であっても、残念ながら裏のある場合は多々あるものだ…正論を公言したがために痛い目をみる事も当たり前のようになっている世の中が少しでも改善される事を願わずにはいられない。弱みにつけこまれたプロの“掃除屋”が、突然現れた美しい馬に気をとられ助かった情景が忘れられない。フィクサー(DVD) ◆20%OFF！

  2008/12/08

  コメント(0)

• 

  ★サンシャイン2057★

  「サンシャイン2057」ストーリー的に無理が…と思いつつも、結構観ごたえがあった。乗組員のキャラクターも丁寧に描かれていたし短い時間だったがキャプテン役の真田広之さんの存在感にも感心してしまった。老いているとはいえ、間近に見る太陽のパワーに魅了された者の狂気は地球を再生させるという使命さえをを断ってしまったのか…？太陽へ飲まれてゆく中ですら戦った二人のおかげで救いはあるのだが良い意味で何かすっきりしない重々しい後味の残る作品だった。DVD サンシャイン2057 特別編 【ベスト・ヒット・マックス】

  2008/12/07

  コメント(0)

• 

  ★ブラックサイト★

  「ブラック・サイト」まるで「ソウ」シリーズを観ているような、痛々しい装置が嫌な感じ～！ネットにそれを公開してアクセス数が上がるほど死期が早くなるとは…いくら恨みがあっても悪趣味かつ残忍すぎ…あの装置のセッティングを考えるとサイコキラー君どれだけ力あるの？とかやっぱり突っ込みどころはありましたね。とはいえネット上に犯罪がらみの映像が公開されたり、ハッキング、猟奇殺人が横行している昨今、意外と身近なテーマだからこそ、怖い物語だった。それにしても…FBIサイバー捜査官ジェニファー役の懐かしい～ダイア・レイン…相変らず美しいし、強いなぁ～（笑）ブラックサイト(DVD) ◆20%OFF！

  2008/12/06

  コメント(0)

• 

  ★ゴースト・ハウス★

  「ゴースト・ハウス」期待以上でも以下でもない、オーソドックスなサスペンスホラーですがサム・ライミちゃんもかんでいるので愛情たっぷりに作られています。都会生活にケリをつけひまわりの栽培で生計をたてようと田舎に引越してきたソロモン一家。購入した古い家悲しい事件のあったいわくつきのゴースト・ハウスだった…亡霊に怯えつつ、昔起きた殺人事件の犯人をつきとめる…という、よくあるストーリーですな。ポルターガイスト、開かずの扉、地下室と、これまたよくある設定。まぁ、ちゃんと理由やオチもあるし、それなりにすっきりするのが救いかな～なかなか信じてくれない親達にもめげず幼い弟ベン君を必死に守るお姉ちゃんをついつい応援しちゃいました。ゴースト・ハウス

  2008/12/06

  コメント(0)

• 

  ★バンテージ・ポイント★

  「バンテージ・ポイント」ロストで地味な目立ち方をしている主人公(笑)の彼が出演しているのと、予告編が気になっていたけれど、予想より面白くてドキドキしちゃいました！大統領暗殺テロ計画の一部始終を関わった何人かの“視点”からそれぞれ描いており、最近よくあるちょっと巻き戻し系の手法だけど、コンセプトが明確なので実に上手い使い方をしています。少々強引ながらも予測出来ない展開もあるし、登場人物のキャラもたっていて、思わずぐいぐい引き込まれてしまいました。デニス・クエイド／フォレスト・ウィッテカー／マシュー・フォックスウィリアム・ハート／シガーニー・ウィーヴァーなどなど有名無名問わず俳優さん達もそれぞれのキャラを見事に演じていたし、それなりに楽しめました♪しかし大義だろうが私欲だろうが、無関係な人々を巻き込むテロの虚しさ…本当に悲しい行為ですね…バンテージ・ポイント コレクターズ・エディション（期間限定）(DVD) ◆20%OFF！

  2008/12/03

  コメント(0)

• 

  ★変人村★

  「変人村」えぇと…タイトルはちょいと合っていないかもしれません。変人…というより意外と王道のホラー映画なので血とか人形とかに弱い方にはオススメできませんね。クラブ(いかがわしいほう)で知り合った若い男女5人組。バート、ラジ、タイ、ヤスミン、イヴ。可愛い女子イヴの郊外にある自宅にドライブする事になったのだが途中で少し野蛮な感じの彼女の家の使用人兄弟に出会った。親が人形作家だという彼女の家にその使用人の男は妊娠中の妻と共に住み込んでいるらしい。とりあえず一行は彼女の家にお世話になりお目当ての子をそれぞれゲット！のはずが…どうもこの家の、いや村人達の行動が常軌を逸している感じ…嫌な予感は大当たり～ある目的のために、チャンスを狙っているヤツがいた…ヴァンサン・カッセルの強烈なキャラを思う存分堪能できますね♪目だけでもヤバいのに口まで特殊メイクで凄みを増していますから。現代的な導入部分からいきなり田舎の狂気な世界へまっしぐら～お姉ちゃん達が皆美人さんなのに体当たり演技な所もB級感溢れていますね。目をつけられたのが不運だった彼…逃げられたかもしれないのに優しさが災いして悲惨な結果に…音楽畑の作り手達や初々しい俳優陣の勢いで突っ走っていますが、愛情たっぷりで好感持てました。まぁ何より、ベテラン俳優が悩んだ末のキャラクターが濃厚で正解だったかな。【いらっしゃいまセ～ル】 変人村(DVD) ◆24%OFF！

  2008/11/28

  コメント(0)

• 

  ★街のあかり★

  「街のあかり」私が知る限り、ひたすら不幸せな方向へ進む地味な人物を描かせたら、ピカイチなフィンランドの監督、アキ・カウリスマキの新作。敗者三部作の最終章だそう(笑)北欧の寒々とした背景が、また悲壮感をアップしてくれます♪お硬い無表情な人間が、今回もわんさか登場していてニヤリ。警備会社で働くコイスティネンは、どうも嫌われ易いタイプで、話をするのは立ち食いスタンド店の女だけ。家族も友人も恋人もおらず、きっといつかは独立経営を…という夢を夢見て、何となく寂しく暮らしている。そんな彼にある日ブロンド美女？ミルヤが声をかけてきた！やっぱり俺も捨てたもんじゃない！と、早速食いついてみたが…世の中そんなに甘くは無い！！彼女の背後にはどえらい罠が仕組まれていた…特に不細工なわけでもないのに、何となくマイナスオーラを出しているコイスティネン。どことなくふてぶてし～い態度や言動など、自ら招いた不幸とも言えよう。「本当の自分は違う！周りが理解出来ないだけ…」と言う割には大した努力をしない典型的なダメ男。身近な女性より無理めを狙い続けるあたりもウブながら、騙されやすいアホともいえよう。マフィアに目をつけられたのが不運のはじまり。とことん堕ちたところで…やっと身の程を知るんです。この映画には救いはあるけどやっぱり悲惨な展開でした。悲惨だけど、どこかコミカル…な、カウリスマキ節健在♪やっぱり無表情より笑顔が一番！あ、「マッチ工場の少女」でとことん不幸な女の子を演じていた彼女もちょこっと登場しているので、マニアな方は要チェック～楽天レンタルで「街のあかり」を借りよう街のあかり(DVD) ◆20%OFF！

  2008/11/25

  コメント(0)

• 

  ★スルース〔探偵〕★

  「スルース〔探偵〕」ケネス・ブラナー監督によるこの戯曲の2度目の映画化。その昔、一度目の映画でローレンス・オリビエと共演したマイケル・ケインが今度は彼の役を演じているというのにも時の流れを感じますね。当然ながら、シチュエーションやらセリフまわしやらが、いかにも演劇風(笑)映画を観ているのに舞台の雰囲気満点で、思わず色々妄想してしまいました(爆)無駄にIT駆使し過ぎの豪邸なのに、意外とあまり活用されずに、結局は人間の頭脳同士の騙しあい…というのも面白いのかも。とにかくマイケル・ケインとジュード・ロウの俳優としてのパワーを感じました。アンドリュー・ワイク：初老の推理小説家。　　　　　　　　　　（スタイルにこだわる知性的な紳士。尊大で無慈悲。）マイロ・ティンドル：小説家の愛人の若い俳優。　　　　　　　　　　（人を惑わす美貌の持ち主。野卑にして繊細。）ほぼこの二人だけで約80分どんどん物語は予測のつかぬ展開に…ラストの衝撃的なオチは、個人的にあまり好きではないけれど原作も映画も未見だったのでドキドキハラハラ楽しめました。楽天レンタルで「スルース【探偵】」を借りよう【いらっしゃいまセ～ル】 スルース【探偵】(DVD) ◆25%OFF！

  2008/11/24

  コメント(0)

• 

  ★ある日、突然。★

  「ある日、突然。」意外と珍しいアルゼンチン映画。モノクロのロードムービーと会話の少ない気まずいムードが「ストレンジャー・ザン・パラダイス」を彷彿させます(笑)ランジェリーショップで働く豊満タイプの女の子がある日レズビアンの短髪美女二人組に一目惚れ？され拉致られた。とにかくヤラせるまで帰してくれそうもないが…拒んでいるうちに話の流れで、海を見に行く事になる。タクシーをかっぱらい到着したは良いが、田舎道でガス欠…ヒッチハイクで街に向かうが、お金も無けれ疲れてクタクタ。短髪美女の片割れが、近くに親戚の家があるというので、下宿人のいるその老女の家で三人はしばらくお世話になる事になった…行き当たりばったりの旅で、人と出逢い関係し、それぞれの人生を歩む…という物語ですな。人生いつ何が起きるか解らない。ある日突然、犯罪に巻き込まれるかもある日突然、新たな愛に目覚めるかもある日突然、人生が変わってしまうかもある日突然、この世から去ってしまうかもだからこそ、後悔しないようにしたいものです。で、この作品、何となくそういうメッセージを受け取ってしまったんだけど、別に説教臭くはないんですよ。突っ込み所も多々ありつつ、淡々と出来事を描いているだけ。拉致られた彼女も、逃げようとすれば逃げられただろうに、新たな愛の形に目覚めたわけですから～(体当たり演技の勇気も買いたい！)親戚の年老いたおばさんが、これまた素敵で…(涙)最初の奇妙な緊迫感からはラストの旅立ち感は想像出来ませんでした。ある日、突然。(DVD) ◆20%OFF！

  2008/11/23

  コメント(0)

• 

  ★サン・ジャックへの道★

  「サン・ジャックへの道」この映画のコリーヌ・セロー監督は「女はみんな生きている」を観てファンに。女性ならではの視点を活かして絶妙な人間関係を実にテンポ良く描いてくれます。もちろんこの作品に登場する女性陣もとってもパワフル～！母の遺産を相続するためにフランス～スペインにわたり巡礼の旅をする事になった、仲の悪い中年3兄妹と親戚の女子2人同じく巡礼の旅する女性何故か同行する事になったメッカへ行くはずだった少年二人そして彼らを引率するガイド。彼ら一行は、美しく壮大な風景の中での文字どおりの珍道中が始めたのだ…今でもしばしばブームになるというスペイン巡礼。初めての…しかも食事も宿泊も質素な徒歩での旅で、もちろん集団行動を経て、参加した皆の心で何かが変わりはじめる。彼らの旅は巡礼の旅なのだ…が、意外にもこの映画は宗教色は強く無いのも面白い。キリスト教とイスラム教の混在もあるしもはや宗教以前の人間的な部分をあえて描いているのだろう。仕事人だが弱～い兄さん（もちろん大荷物で参加）働かずに酒と女に生きる弟（無一文で手ぶらで参加！）子育てで手一杯口うるさい教師の妹彼らに泡銭をこのまま渡せぬ…と一捻り入れたキレ者の母は素晴らしい。純真な失読症の少年が可哀想だったがこの旅で得る物もあったのが救いかな。旅をする度、自分もよく思うのだが、人が旅をするのに実はソレほど必要な荷物は無い。むしろ人との出会いや助け合いや思いもかけない出来事の連続を乗り越えた時の達成感！失う物もあったりするけど（笑）得るものはとても多いものだ。こういう映画を観る度に、そんな事を思ってしまう。人生や日々に疲れたらたまには抜け出して何となく目的を持った旅をしてみるのも良いですね。貧乏旅行でも近場でも思いもがけない新たなビジョンが開けるかも…楽天レンタルで「サン・ジャックへの道」を借りよう【いらっしゃいまセ～ル】 サン・ジャックへの道(DVD) ◆25%OFF！

  2008/11/20

  コメント(0)

• ★天才マックスの世界★

  「天才マックスの世界」あぁ～、ウェス・アンダーソンだなぁ…感一杯の青春映画。でも主人公が15歳のマックス君だから、初々しさも一杯ですね。私立のラッシュモア校に奨学金で留年しながら通学中のマックス君。多才というか、手広く興味を持ち過ぎて、一つ一つの成績的には今ひとつの彼だけど、一般庶民の力強さと人一倍の行動力は天才的♪中でも渋い題材で自ら脚本・演出を手がける演劇に対する情熱たるや(爆)学園生活が楽しくて仕方がない！そんなマックスが、歳上の未亡人に恋をした！しかも思春期の初恋だからタチが悪い(笑)根拠の無い自信持ち前のバイタリティで学校や周囲を巻き込み、彼女にアタックするのだが、遂に墓穴を掘ってしまったのだ…大人ぶる多感な青年マックスと、立派な大人なのに中身がまるで子供なブルーさんの凸凹コンビの作り出す世界(笑)本当は床屋のお父さんが、息子を信頼している普通のいい人。マックス君いいお父さんじゃん～初めての失恋、転校、新たな恋人？との出会い、仲違いした友人達との仲直り。ひねくれ青年の青春学園物語は前向きなハッピーエンドです♪

  2008/11/19

  コメント(0)

• 

  ★アンリ・カルティエ＝ブレッソン 瞬間の記憶★

  「アンリ・カルティエ＝ブレッソン　瞬間の記憶」1908年生まれで激動の時代を世界中を飛び回りシャッターを押し続けた（とてもそんな齢には見えないが）老いたカメラマンの言葉とその作品には限りない説得力と迫力、そして美しさがあった。そして彼について語るエリオット・アーウィット、アーサー・ミラー、イザベル・ユペールなどそうそうたる面々の言葉にも重みがある。ロバート・キャパ達と共にマグナムを設立した彼の完璧なトリミングと彼がとらえ続けた“決定的瞬間”には我々の心もとらえ目を釘づけにするドラマがどの作品にも存在している。まるで絵画のように多くを物語る彼の写真は幼い頃から模写していたろいうの絵画の影響なのだろうか。今はデッサンばかりしているというアンリの少年のような綺麗な瞳がとにかく美しかった。惜しくもこのドキュメンタリー映画を収録した翌年95歳で亡くなった彼の遺産写真は存在し続ける…心に響く素晴しいドキュメント作品だ。アンリ・カルティエ＝ブレッソン 瞬間の記憶(DVD) ◆20%OFF！アンリ・カルティエ＝ブレッソン伝

  2008/10/17

  コメント(0)

• 

  ★マイ・ブルーベリー・ナイツ★

  「マイ・ブルーベリー・ナイツ」ノラ・ジョーンズのハスキーな歌声が好きで、ウォン・カーウァイ監督の初期の作品が大好きで、おまけにジュード・ロウだし観るしかない！でも…一抹の不安もありDVDでの鑑賞に。いや、ノラちゃん…嫌味が無くて素直な感じが良かったですね。もちろん素敵な共演者の方々あっての…ですが、ジュード・ロウのあの演技は目新しかったしたっぷり堪能しました。失恋に決別した新な一歩。通りの向こう側へ行くのに、とても長い回り道をしてみる…約半年の旅をしてみた彼女の姿にはとても好感が持てた。色々な街で、眠れないから…と働き、様々な人と出会い、彼ら生きざまから自分を知る。その上で見つけた恋を受け入れる女の子。一方、失って確信した恋に焦がれ、一方的に手紙が来る彼女を待つ男…あんな男前を…なんて羨ましい(笑)そして映画全体の色彩や音へのこだわり、雰囲気や物語の流れ、美しい妻を忘れられないアル中警官や父親譲りなギャンブル娘など…ちょっとクセのある名脇役達の人間などなど、あぁ…やっぱりウォン・カーウァイだなぁ…と、しみじみ感じる優しい作品。メインビジュアルのキスシーンがネタバレだけど効いていましたね。ベタでストレートな出来過ぎストーリーだけどどこか客観的な目線が好きです。楽天レンタルで「マイ・ブルーベリー・ナイツ」を借りようマイ・ブルーベリー・ナイツ スペシャル・エディション(DVD) ◆20%OFF！《送料無料》（オリジナル・サウンドトラック） マイ・ブルーベリー・ナイツ オリジナル・サウンドトラック(CD)

  2008/10/16

  コメント(2)

全351件 (351件中 1-50件目)

1 2 3 4 5 6 ... 8 >