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読み聞かせについて全然記録を残していなかったので、まとめて。
1学期に小学校で読んだのは次の通りです。 馬の耳に念仏 6年生のクラスで読みました。 「ことわざについての絵本を読んで」というリクエストに答えて選んだのがこの絵本です。 ラーメン屋が注文を受けておばけマンションにラーメンを届けにいくのですが、最上階の注文者のところにたどり着くまでにたくさんのおばけに会い、その状況をことわざで説明する、というもの。 出てくることわざが何と27個もあります。 繰り返し読むことで使い方がわかってくるんじゃないかな。 でもさすがに27個は多いです。読み聞かせ用に1冊に出てくることわざが10~15個程度の絵本を作ってくださらないかな。 3びきのかわいいオオカミ 4年生のクラスで読みました。 3匹のかわいいオオカミは慣れ親しんだ家やお母さんと離れ、広い世界に出て行くことになり、レンガの家を建てました。そこに、お母さんが「気をつけて」と忠告してくれた悪い大ブタが……。 大ブタは家を吹き飛ばそうとしますが、当然壊れません。だからハンマーを持って叩き壊します。狼達が丈夫な家を立てるにつれて大ブタの行動もエスカレート。痛快だと感じるほどです。 次はどうなる? とワクワクするのに、結論はちょっと教訓めいているのが残念。 でも、4年生も楽しんで聞いている様子が伝わってきました。 この本は『3びきのコブタ』がモチーフになっていますね。 5年生では動物の姿について学んでいるとのことなので、シートン動物記から「やまのおうじゃクラッグ」(チャイルド本社、絶版)を選びました。 今回、先生方からシートン動物記、ファーブル昆虫記などのご希望が出されたので、どれを選ぶか迷いました。 シートンは事実を基にした物語。ストーリーに変化もあって読んでいて楽しいです。中でもこの作品はストーリーに起伏があってドキドキさせられ、お話としてのおもしろさがあり、一方で野生動物と人間の関わりの厳しさ、切なさが表現されているように思います。 私にとっては進んでは読まないジャンルです。でも、先生方のご希望があったからこそ、この作品に出会うことができました。複数の作品の中から選ぶ過程も含めて、テーマがあるのも悪くないかもしれない、と思いました。 ファーブル昆虫記(かまきり) むしをたべるくさ 3年生のテーマは「昆虫」。 昆虫といえば「ファーブル」。 ということで上の本を選びました。 交尾のあと、メスがオスを食べてしまう、などの生態が強烈ですね。 下の絵本は逆に、テーマの「昆虫」をえさにしている植物のお話です。 きれいな写真と「むしをたべるくさ」の形の不思議さに子ども達がひきつけられているのが、本を見せていてわかりました。 こちらは時間調整用に持っていっていたのですが、こっちをじっくり見せてもよかったかな。 植物がテーマのときなど、また使うつもりです。 どちらの本も先生が興味を持ってくれました。 にほんたんじょう 6年生のクラスで読んだ本です。 テーマは「日本の神話」。 ということでイザナギ、イザナミという神様が日本を作ったお話を読みました。 文章表現に幼いところもあるように思いましたが、黄泉の国も出てきて、私にはおもしろかった。 絵本を選ぶにあたり、さまざまな絵本を検討しました。 でも天岩戸にしろ、因幡のしろうさぎにしろ、ヤマタノオロチにしろ、日本の神話はつながっているものが多いので、その中の一つのエピソードだけを取り出して1冊にするのは無理があるなあ、と感じました。 なので、日本の神話の一番初めのお話を選びました。 こうしてみると低学年のクラスで読んでいないことに気づかされます。 2学期は低学年でも読もう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.09.06 22:47:24
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