ポリマーって何だろう?■ポリマーて何だろう?よく耳にする「ポリマーコーティング」「ポリマーシーラント」等いろいろ呼び方がありますね。最近では市販されているものでも、『ポリマーイン○○○』なんていうものも店頭にならんでいます。 ※ポリマーとは・・・学術名です。 ★モノマーとポリマー : 高分子化合物の構造をしらべてみると、比較的小さい分子のくりかえしによって巨大化している。この単位分子をモノマーまたは単量体といい、モノマーが数多く結合して巨大化したものをポリマーまたは重合体という。 ★高分子化合物 : 数百から数万にものぼる炭素原子が結合して炭素鎖を形成し、それを骨格として巨大な分子を構築している特殊な有機化合物。天然に存在するデンプン、セルロース、タンパク質、ゴムなどや、人工的につくりだした合成樹脂(プラスチック)、合成繊維、合成ゴムなどは高分子化合物である。 ★炭素鎖 : 炭素原子は4個の結合の「手」をもっており、そのそれぞれが他の原子と共有結合できる。また、他の原子と2個以上の手で共有結合することもでき、とくに炭素原子どうしが1~3個の手で結合をくりかえすと、炭素の鎖ができる。 ・・・〈参考)塗装の科学より ※「ポリマーイン○○○」というものを買うときは、成分を必ず見たほうがいいですよ。ほとんどのものが“石油系溶剤”と記入されていると思います。 これはワックスと同じ成分のものです。・・・「ポリマー」と言う言葉に惑わされないで! ■ワックスとは? ワックスはカルナバヤシから取れるカルナバロウ(油脂)が主成分です。中華鍋を料理後さびない様に塗る油と同じような考え方の保護剤です。これを皆さんが車に使用する目的は艶だしや塗膜の保護のためだと思いますが、油脂は熱と酸素で酸化していまいます。 雨が大気中の排気ガス等の汚れを取り込んで降りそそぎ、アスファルトの油やタイヤカスなどで油汚れした水が、前を走る車のしぶきによって、まんべんなく掛かり油汚れを取り込み定着させています。 また、ワックス皮膜は薄く、耐久性もあまり良くありません。こまめな塗り替えとクリーニングで塗装皮膜をある程度保護できますが、水垢、油汚れ、傷は避けられません。 ■界面活性剤とは? 水と油のようにたがいにまざりあわない液体が接する境界を界面(くわしくは液ー液界面)という。空気に接している液体の表面(気ー液界面)に表面張力がはたらくように、液ー液界面にも界面張力が作用する。水中の油滴が球状になるのはこのためである。水と油の混合液に石けん水をくわえてはげしくかきまぜると乳濁液ができて、放置しても2層に分離しなくなる。これは石けん水が界面張力を小さくするためで、このような作用をもつ物質を界面活性剤といい、とくに乳濁液をつくるものを乳化剤という。石けんの分子構造のなかには油になじみやすい部分(親油基)と水になじみやすい部分(親水基)とがあり、石けん分子が水と油の仲立ちをして分散しやすくするのである。親油基と親水基の比率と種類が界面活性剤の性能を決定する。 ・・・(参考)塗装の科学より ■知ってますか?ガラス撥水剤の成分 市販で売られているガラス撥水剤ですが、成分を見るとほとんどがシリコンとなっている。これは油を塗っているということです。水(雨)をはじかせるにはシリコン(油)かフッ素ではじかせるんですが、シリコンは油を塗ってることと同じなので油膜は必ず付いてしまうのです。しかも持続効果も短い。最近ではウォッシャー液の代わりになんて物もありますが油を吹きかけているのと同じなんですね。 ◎ご自分で手入れされる方はプロ使用のケミカルを通販できます! ■お問い合わせは■ 〒442-0806 愛知県豊川市牧野町2丁目45 MJ エムジェイ tel/fax・・・0533-86-1196 メール・・・mj@pcs-jp.com ジャンル別一覧
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