2005/06/20(月)12:10
夏休み講習をどうするか(学年別)
夏休み講習会の説明会が頻繁に開催されている季節。
今回はこのテーマを話したいと思います。
基本的に難関校を志望する生徒は必ず受けましょう。
特に4年生以上は必須です。
塾のカリキュラムは休み講習を前提に組んであります。
自宅で同じようなことをやろうにも勉強量と緊張感が違います。
よくこういう例があるのですが、
「夏休みは塾に頼らず家でしっかりさせて、
また夏休みにしかできないことを
させてあげたい」、と。
その考え方は僕自身理解できます。
ただしそれをご家庭が実行するとほとんど難関校には
合格できないという現実を理解ください。
(志望校を高望みしないのならまったく別ですよ。夏休み講習に行かなくても合格できる学校は少なからずありますので)
また親御さんがメインで教えることには弊害があります。
(詳しくは先週のブログをご覧ください。儒教の始祖孔子でさえも子供の勉強はわざと他人に任せています))
中高一貫の学校に行くと高校入試の圧力がないため、
ほんとうに生徒たちはのびのび夏休みを過ごしています。
それは小学校時代の夏休みにがんばったからなのです。
難関校に合格する生徒はこちらが頭が下がるほど夏に勉強します。
ただし、夏休みに家族の絆を確認することは入試にも大切なこと。
夏は塾の休業日に家族の予定をしっかりいれましょう。
それについては、受験学年でないなら
塾側に少し宿題の量等、配慮してもらうことは可能ですよ。
また、夏休み講習の目的ですが、
苦手単元を挽回する!
ここに集中しましょう。塾の面談でもこの点を特に質問したり。依頼してみてください。
追伸
読者から中学入試にオススメのマンガとして、「巨人の星」のオススメがありました。スポーツ根性ものの元祖といえる作品です。
僕も子供のころに泣きながら読んだ記憶があります。知らない人のために
下にアフィリエイト説明(便利ですね!)を載せておきます。↓
個人的には現代の日本には「新巨人の星」のほうがまだしっくりくるかと思いますのでそれも↓に。
新巨人の星 全11巻★初版★ 梶原一騎/作・川崎のぼる/劇画