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2006.01.17
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カテゴリ:カテゴリ未分類
僕の最期のレポート

君の声が聞こえた気がしたから目を開けようとした
みんなにはわかるかな自分の体がいうことをきかなくなるってのが
いつまでたっても目の前は真っ暗なんだ
怖かった
このまま君のことをもう見ることができなくなるのかと思うと
いうことはきかないくせに僕の体は反応して震えながら涙を流した
腕に何かがしがみ付いたのが微かにわかった
僕以外の誰かの泣き声が聞こえた
すぐに君だとわかった
涙と重過ぎるまぶたのせいで君の姿はほんの少しだけ薄っすらと見えるぐらいだ
ありがとう僕のためなんかに涙を流してくれて
君がいてくれてほんとによかった
もう一度君の姿が見たくて一生懸命に目を開こうとした
邪魔な涙を止めようにもまたいうことをきかなかった
掌に何かを感じた
もうほとんど何も感じない体でも確信できた
君の手を握り返した
今までぼやけていた君がはっきりと見えた
目を閉じれば君の笑顔がすぐにあらわれるんだ
本当にありがとう
君を一人にしてごめんね
神様がいるとしたらきっと僕らが離れることにも意味はあるんだよ
僕等が出会ったようにね
じゃぁまた





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Last updated  2006.01.17 18:55:03
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