2006/08/19(土)09:44
日本一の苔=平泉寺
眼鏡枠、繊維産業など、福井県が自慢できるものはたくさんありますが、今回は平泉寺(勝山市)の「日本一の苔」を紹介します。 勝山観光協会へ
源義経ゆかりの平泉寺白山神社の境内には、巨大な杉が立ち並び、
冬ぶとんを敷きつめたようにぶあつい青苔が一面に広がる。この神社の苔は、京都の苔寺の苔に勝る日本一の苔ともいわれています。
越前諸道「街道を行く」の中で司馬遼太郎氏も「十余年前、ここにきたとき、広い境内ぜんたいが、冬ぶとんを敷きつめたようにぶあつい苔でおおわれていることに驚いた。苔の美しい季節であったからこそそう思ったのだが、京都の苔寺の苔など、この境内に広がる苔の規模と質から見れば、笑止なほどであった」と絶賛しています。