ふるさと福井

2006/11/12(日)18:53

たけふ菊人形

ふるさと福井あれこれ(160)

拡大写真(計7枚) 北陸(福井、石川、富山の各県)の秋の風物詩「たけふ菊人形」は、大河ドラマ功名が辻でおなじみの「千代と一豊」をテーマに、10月1日から11月5日まで越前市中央公園で開かれ、県内外から多くの見物客が訪れました。菊人形を展示するイベントとしては西日本随一ともいわれ、期間中に訪れた見物客は前年比1万人増の9万人余とか。週末を中心に好天に恵まれたこともありますが、有名な枚方人形展(大阪府枚方市)が昨年を最後に開催されなくなったこともあり、関西方面からの見物客が例年より特に多かったようです。会場には大菊、小菊など1万鉢の菊の花が咲き誇り、当たり一面に菊の香りが漂っていました。メーンの菊人形は、一豊が出世の足がかりとした金ヶ崎攻めなど名場面7景が再現され、訪れた人が各菊人形をバックに記念写真を撮る光景も多く見られました。ところで、福井県とゆかりの深い継体天皇が来年、即位1500年という節目を迎えることから、継体天皇と継体天皇が寵愛したという照日の前(てるひのまえ)の菊人形もゲート前に登場、来場者の関心を集めていたようです。室町時代初期の能楽大成者、世阿弥が作った謡曲「花筺」(はながたみ)には、継体天皇と照日の前(てるひのまえ)のロマンスが語られています(11月6日の日記参照)。たけふ菊人形のページも作りました

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