優先すべきは乙丸跨線橋の架け替え--9月30日午後の県議会予算委員会における反対討論
日本共産党は、第1号一般会計補正予算のみに反対しますが、その理由を明らかにする責任がありますので、簡潔に反対理由を述べます。 補正予算にある治水対策や、豪雨対策に対応した災害防止策などは当然推進されるべきものです。 しかし、北陸新幹線開業に向けた広域交流ネットワークの整備などとして、認証差額分とはいえ、急ぐ必要のない金沢能登連絡道路の4車線化に2億6,800万円余が使われること、金沢外環状道路の四期区間=総額県と金沢市あわせての270億円という莫大な費用となる事業の、用地買収に8億8千万円というものには賛成しかねます。計画の見直しが必要ではないでしょうか。 とくに、金沢外環状道路四期区間整備よりも優先すべきは、県道八田金沢線の乙丸跨線橋の架け替えです。建設から43年経過し、老朽化が進み、通学路となっていることもあり、地元町会や学校長などからあがっている、「1日も早い架け替えを」との切実な願いに耳を傾けるべきではないでしょうか。 以上、第1号補正予算の反対討論とします。