今日から１泊２日で、奥能登方面での活動です。

　昨日の参院厚生労働委員会での年金改悪法案の強行への怒りを胸に、早朝、宣伝カーに乗りこみ門前町へ。川上清松町議と合流して、町内で訴え。手を振っての激励が相次ぎ、川上町議の演説にも迫力がこもります。

　柳田町、珠洲市へ移動しながらの訴え。どこでも激励をいただき、年金改悪法案強行への怒りを感じます。演説中、目の前でトラックの荷台から積載物が落ちるハプニングに遭遇―「近くに人がいなくて良かったですね」。
内浦町、能都町での訴え。海岸沿いにはイカつり漁船がたくさん停泊しています（写真）。1984年7月に起こった内浦町小木漁協所属の、イカつり漁船・第36八千代丸が、北朝鮮海軍の警備艇によって銃撃され、船長さんが死亡した事件に直接関わっていた地域。「日本共産党は北朝鮮の横暴と一貫してたたかってきました。日朝間の懸案事項を、道理にもとづいて解決するために、日本共産党も全力で頑張ってきました。これからも全力でとりくみます」と訴え。女性の方が近づいてきて、「ほんとうに頑張ってよ」と激励を受けます。長年、ときには荒れる海の中で漁をしてきた海の男たちを支えてきた女性でしょうか、頬に刻まれたしっかりとした皺に、女性の力強さを感じました。安心して漁業ができるための政治の支援を、との思いを強くします。
　繁華街での訴えでも、通りがかった方が、「応援してるぞ。頑張れ」と声をかけていってくれたのをはじめ、たくさんの激励。

　夜の能都町の演説会には、たくさんの方に集まっていただきました。「私の名前は『正幸』。『正しい道を歩んで、自分も多くの人たちも幸せになるように』との思いで頑張っています。しかし、同じ『正幸』でもいろんな人がいますね。昨日の参院厚生労働委員会での年金改悪強行で、委員会の委員長をつとめていたのは、自民党の国井『正幸』氏。怒りで一杯です。みなさん、今度の参院選で、強行した自民党・公明党に厳しい審判を下しましょう」と切り出して、政策を訴えました。「ポスターに消費税増税反対とあるが、“絶対”反対でがんばれ」「３年前から赤旗読んでいるが、主張はそのとおりなのに、一進一退だ。どうすればいいのか」などの、強い期待と激励が寄せられました。「お若いのに、お話し上手だわね」との声も聞かれたようです。みなさんとがっちり握手をしてお別れ。

　暗い夜道、輪島市に向かって宣伝カーを走らせました。輪島市では、鐙邦夫市議ご夫婦にたいへんお世話になりました。ニュースでは、参院本会議での年金改悪法案を採決させない努力が続いているようです。国民の思いを代弁して頑張ってほしい―１６年前の1988年12月24日クリスマスイブの深夜、消費税導入をやめさせようと参議院で徹夜で頑張った日本共産党国会議員団の奮闘を思い出しながら眠りにつきました。