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カテゴリ:電験_機械
電熱の問題です。 ・抵抗炉は加熱方式によって直接加熱方式と間接加熱方式とに分けられる。 間接抵抗過熱式には、発熱体を用いる炉と、塩浴炉などがある。 直接抵抗過熱式には、黒鉛化炉、ガラス溶融炉などがある。 ・誘導加熱は、過熱コイルにより被加熱物に発生した誘導電流、 すなわち、渦電流で加熱する。 交番磁界中の導電性被加熱物内に生じる誘導電流の分布は、 その表面において最大で、中心部に行くにしたがって小さくなるので、 被加熱物には浸透深さが存在する。 この浸透深さは被加熱物の抵抗率の平方根に比例し、 比透磁率と周波数の積、の平方根に反比例する。 ・被加熱物が誘電体の場合に用いられる加熱方式として、 誘電加熱とマイクロ波加熱とがある。 これらは、電界によって被加熱物の中に生じる分極作用を利用した過熱である。 ・赤外加熱は、赤外放射による光子エネルギーが物質に吸収されると、 直ちに熱エネルギーに変換されるので、即応性があり、 乾燥、硬化・焼付け、焼成・焼き上げなどに応用される。 もちょっと解説、を、補足に載せます!(念のための手書きも…) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/05/16 11:34:39 AM
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