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カテゴリ:電験_機械
照明の問題。 問190 以下は蛍光ランプに関する記述である。 1.蛍光ランプの発光原理は、ホトルミネセンスである。 2.蛍光ランプの寿命は、電圧が定格値より高くても低くても短くなる。 (問では誤りを選ぶ形で、この文章が「電圧が定格値より高くなると短くなり、低くなると長くなる」となっている) 3.3波長形蛍光ランプは、効率と演色性を改善したランプである。 4.蛍光ランプ表面の輝度は低い。 5.一般に発光率は周囲温度の影響を受ける。 問191 完全拡散性の直管形蛍光ランプがあり、管の直径が38(mm)、管の発光部分の長さが600(mm)、その軸と直角方向の光度は114(cd)で一定である。この蛍光ランプの輝度(cd/mm^2)は? 見かけ上の蛍光ランプ面積は(正射影面積)38×600×10^-6(m^2) よって、輝度は、光度/正射影面積より、 114×10^6/(38×600)=5000(cd/mm^2) 問192 透過率0.6の完全拡散性の半透明板を照度200(lx)で照らしたとき、裏側から見た場合の輝度(cd/m^2)は? 板の裏側に透過する照度は、200×0.6。 輝度は照度をπで除したものであるため、 200×0.6/π≒38.2(cd/m^2) 問193 図(補足の手書き)のように配置された配光の等しい光源A,B二つの街灯がある。地表面上のP点において、光源Aの方向に照度計を向け、光源Bからの光及び地表面からの反射光は入らないようにして法線照度を測定すると、10(lx)であった。 二つの街灯によるP点の水平面照度は? 図より、A,Bの水平面照度は等しく(距離、角度、配光が等しい)。よって、Aによる照度を求め、2倍すればよい。 水平面照度→照度の垂直成分、と考えると、AによるP点での水平面照度は 10×(5/10)=5(lx) (5/10→cos成分) よって、5×2=10(lx)となる。 解法など、詳細は補足参照にて…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/08/24 07:23:19 PM
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