Mashaの中国生活日記。

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マラソン当日。朝食を軽めに済ませ、一人前日歩いた道を、スタート地点まで歩きます。家族はスタートの応援に、との事でしたが…。スタート地点付近に着いてみて、
「合流絶対、無理！」
ってことに。まして、幼子もおるし。
急遽、応援はスタート後比較的すぐに宿泊したホテル前を通る、って事でそこで目を凝らしてみてもらうことに。

いよいよスタート。前を見ても、後ろを見ても、人の頭頭頭頭頭頭頭頭頭頭頭頭頭頭頭頭頭頭。まぁ、参加者３万人ですからね。人ごみもあいまって、周辺はペースが遅い。でも、すいすい追い抜いて行くほどはスペースがない…。このあたりのツケが中盤以降に来るわけですが…。

目標タイムは、４時間の前半。と言うことは、単純に考えても１時間で１０ｋｍ（ちなみに、６分／１ｋｍのペース）。このペースが無理なく、体力を温存できる、最高くらいのペース（経済ペースとかいうらしいけど）。と思っていたのですが…。明らかに人込みのため、最初の１０ｋｍですでに６３分くらいかかってる…。気持ちに、「やばい、３分ほどの遅れが…」なんてよぎるし。で、次の１０ｋｍ～２０ｋｍが、だらだらと、時に急な登り坂。その辺で、足を引っ掛けられたり（人が多いから！）もして…。

結果、２０ｋｍすぎから、左太ももに異様な痛みが！吊ったような、筋が張ったような…。

そこからは、もう、だましだましの走りでした。途中ボランティアのマッサージがあれば受け、なんどか止まり自分でほぐし、痛みがひどくなると緩和されるまで歩き、また走り、と…。

呼吸的な体力も、太もも以外の体力も、まだまだいけましたが、いかんせん腿が上がらず、で…。悔しい思いをしつつ、タイムに関しては目標はすぐに諦め、完走する事に切り換えて前進。

ゴール前の沿道で再び応援してくれてた女３代（僕の母、奥様、娘）にも出会え、そこではゴール間近と言うこともあり比較的元気に走っており…、と。

なんとか公称５時間２０分ほど、スタートするまでのタイムロス１０分を考えると５時間１０分ほどでのゴール、となりました。

感想。
・沿道の応援、差し入れの多さに感謝。
オフィシャルな給水はほぼ５ｋｍおきでしたが、喉が渇けば水、糖分欲しければミカン、塩分ほしければ塩、冷やしたければアイスや氷など…。貰わなかったけど、黒糖とかバナナ、オニギリなんかもありました。これがなければほんと、頑張れなかったと思います。

・暑い。
１２月なのに、最高気温２４度くらい。そして、気温よりも日差しが…。元々があまり日焼けしてない足、膝上くらいにくっくり日焼け跡ができています。でも、その後話した５０代ランナーは、寒かった～、とおっしゃってました…。

・人が多すぎる！
どんなに抜いても抜かれても、歩いても走っても…。ず～っと変わらぬ人ゴミ。前を見てても、後ろを振り向いてもず～～っと人の頭。下りで振り向こうもんなら、気持ち悪いくらいの人の量。タイムを意識したフルマラソン、と思ったら選んではいけないレースなんだ！と実感です。一部人の割りには道が狭いし…。

この日、ゴールしたら、携帯の充電は空っぽで、合流に苦労しました。auのスマートスポーツって、ＣＭなんかでもやってるやつ。あの機能を活かしつつ走ってたのですが…。どうやら５時間付近で電池切れとなった模様。そっか。この機能をフルマラソンで使うのであれば、５時間は切らなきゃいけない、って事ですか。割と厳しいカベですね。

結果は、順位８０００番台。完走率が翌日の新聞によると６９％だそうで。完走した中ではざっと半分くらいでしょうか。まぁ、悪くはないけど…。中盤～終盤、もちょっと完「走」したかったな！と感じているのでした。