旧・赤羽台団地スターハウス等保存住棟4棟(東京都北区)
【見た日:2026年(令和8年)7月7日(火)】 ※ 公式HPより 令和元年7月 19 日に開催された国の文化審議会において、日本住宅公団(現在の独立行政法人都市再生機構)が昭和37年に管理開始した旧赤羽台団地(東京都北区)のポイント型住棟(スターハウス)を含む4棟が、団地として初めて、国(文化庁)の登録有形文化財(建造物)に登録するよう答申されましたのでお知らせします。 赤羽台団地は、第二次世界大戦後米軍に接収されていた旧陸軍被服本厰の跡地に日本住宅公団が建設し、1962(昭和37)年に管理開始された全3,373戸の団地です。当団地は東京23区内初の1,000戸を超える大規模団地で、住棟の配置計画・建築計画も変化に富み、直交住棟や囲み型住棟、ポイント型住棟(スターハウス)を組み合わせて変化ある景観を形成していました。 赤羽台団地は、2000(平成12)年から建替事業に着手し、多くの住棟はヌーヴェル赤羽台へと生まれ変わりましたが、41~44号棟については戦後の住生活環境を示す文化資源として保存、活用して参ります。 42~44号棟は、「スターハウス」と呼ばれる「ポイント型」住棟。スターハウスは三角形平面の階段室の周囲に各階3住戸が放射状に配置され、全体がY字形の平面形状をとる、戦後日本で試みられた独特の住棟形式。 全住戸が3方向で外気に接するという住戸内環境にとっての利点に加えて、板状住棟が平行に配置される単調な団地空間に変化を与えるという景観構成上の利点、さらに板状住棟を配置しづらい変形敷地や斜面地にも建設できるという敷地対応能力の高さを持つ。全国的に見てもスターハウスの建設数は少なく、赤羽台団地のようにスターハウスが3棟まとまっている例は希少であり、歴史的価値は高い。 ※ 旧・赤羽台団地スターハウス等保存住棟4棟