◇ 発達障害について、学びました ◇
みなさんは、『発達障害』という言葉は御存知でしょうか?かの有名な岡本太郎、黒柳徹子、ビルゲイツ、トムクルーズ...、そして偉大な功績を残したエジソン、ダ・ヴィンチ、ニュートン、ガリレオ・ガリレイ、ゴッホ、アインシュタインなど錚々たるメンバーたちがそうだと言われています。だけど、決して『特別』なことではなく、誰もがもっているんです。そういったことを昨日、PTAの講演会で勉強してきました。そうです。春から準備していた人権の第一回目のイベント。いつもは取材で、あるいは自分が受ける立場だったのですが、昨日は参加者の方々を迎える側でした。私をはじめ一度もPTAの役をやったことがないメンバーで準備し、当日もドタバタでしたが、何とか終わりました。それで、内容がすごくよかったので、ここでちょこっとまとめてみたいと思います。発達障害には、・広汎性発達障害(PDD)・自閉症・アスペルガー症候群・注意欠陥多動性障害(ADHD)・学習障害(LD)があるそうです。現在100人に6人は該当するらしく、30人クラスなら2人の計算になります。病気と同じで早期発見、早期対応が望まれるらしいのですが、中々発見されるのも遅く、身体的障害がないため、親自身も「我が子はちがう」という風に認めたがらないようです。しかし、子どもにとって生きにくい日が続きます。そして、大きくなるにつれ、自暴自棄になったり、非行、薬物依存、リストカットなどをやってしまったり。反社会性や指示待ち族などにもなっていくようです。そういった『子どもたちの対応』として10個あげてくださいました。・自己選択、自己決定、自己責任を重視・情緒的な関わりより、機能的な関わりを・抽象的表現を避け、具体的に伝える・否定的表現を避け、肯定的表現に・褒める・自己肯定感を培う・本人同意のもと、ルールづくりをする・強みの強化・1対1対応・双方向のコミュニケーションこれは、何も発達障害の子どもに限らず、私たちの子育てにも共通していると思います。さらには、対人間同士の関わりにおいても通じることではないでしょうか。自閉症者の10人に1人、知的障害者の2,000人に1人がサヴァン症候群と言われ、カレンダーボーイに、映像記憶、絶対音感などの特徴をもっているのですが、音楽や美術、計算のいずれかの驚異的な才能をもちあわせているようです。そんな素晴らしい才能を花開かせてあげないのはもったいない限りです。講師をしてくださった方が(その方の次男さんが自閉症です)、「いつかお母さん、苦労かけてごめんねと言わせないような(残念ながら言わないそうです。何故ならそのような思考をもつことができないらしい)子育て。私は楽しく子育てをしたい」と、おっしゃいました。それが一番印象的で心に残っています。だって、毎日が大変だと察します。ですが、その先生はより多くの人に、社会に理解してもらえるよう毎日、啓蒙活動もされてらっしゃいますし、個別での相談も行ってらっしゃいます。彼女の原動力は何かを探っていくとここに辿り着きます。先生を突き動かしています。だから、私も心揺さぶられた、手前味噌になりますが参加された方みなさんが感動されたのだと思います。参加者の方は障害者のお子さんをお持ちの方やそうでない方...など、いろんな方がいらしていました。そんななかで、どこに焦点を絞って話すか難しかったと思いますが、重いテーマなのに決してナーバスにさせず、元気を与える講演でしたww ありがとうございました