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ただ今、10日(月)AM7:30。夜行バスで大阪に帰ってまいりましたぁ。仕事に間に合うように帰ってきたけど、何回乗っても、深夜バスは寝れない!ほとんど寝ておりやせん。すでに会社に行く気は失せております(笑)。
それにしても、今回のPRIDE。やっぱしサイコー。 何年ぶりかで行く東京ドーム、確か前回は何年前か忘れたけど、新日本プロレスで武藤対ドン・フライ戦ときだったかと。 今回見て思ったのが、ドームは格闘技を見る空間ではないな。ってことですな。空間が大きいし、天井も高くて散漫な雰囲気になってしまう。音響もきれいに抜けないから、こもってるような感じになるし。さいたまスーパーアリーナクラスが、格闘技の器では最大級ですかな。 そんな中、集まった観衆67000人(超満員札止め)。札止めってのは、読んで字のごとく、チケット全て売り切れましたってこと。こりゃスゲエですよ。話題沸騰Tatuですら、東京ドームのチケット売れずに苦労してるのに(笑)。 ながーーーい前置きはこれくらいにして、本題。 今日の注目は、やはり吉田対シウバ、ミルコ対ノゲイラ、あとは桜庭の試合か。 さて第3試合、吉田対シウバ。この試合、前回吉田は、対田村戦(GP一回戦)で打撃に付き合って苦戦した。今回もシウバの打撃に苦しむだろう。もっといえば、シウバの打撃にいいところなく負ける。と思ってた。 ところがどっこい、吉田は金メダリスト、相手の腕をつかんで投げられる距離になったら、簡単に投げますな。一流選手って、常に自分の距離で闘って、この体勢っていう状態になったらメチャ強い。つまり自分の型を持ってるってことですな。これはシウバしかり、ミルコ、ノゲイラしかり。 自分の有利な体勢に、いかにして持っていくか、その体勢になったら、必ず仕留める。これを出来るか出来ないかが、一流選手と、いわゆるイイ選手をわけるとこなんでしょうな。 シウバの打撃が勝つか、吉田の寝技が勝るか、手に汗握ったが、惜しくも吉田は時間切れで仕留められず。シウバが決勝に進んだが、いいモン見たって感じましたな。 次のお目当て桜庭、最近正直精彩を欠いている。年齢的なものもあって、どうも負けるたびに悲壮感が増してるように見えてしょうがない。だんだん一線を退くんか、ここで踏ん張れるか、かなり重要な戦いだった。 ただ試合に向かう桜庭は、いつものサク。相手のランデルマンのニックネームが、「リアル・ドンキーコング」ってことで、自身はスーパーマリオに扮して登場。この登場もサクの強さがあってこそ。今回は勝って欲しい。 結果は、ランデルマンのパワーに苦戦するも、結果は腕ひしぎ逆十字で快勝。ここからもう一回サクのサクセスストーリーを見たいものである。なんせ吉田と同い年。まだまだ頑張れる。復活に期待したい。 そして本日のセミファイナル、PRIDEヘヴィー級暫定王者決定戦、「ミルコ・クロコップ対アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ」今や、「プロレス・ハンター」で格闘技界を突き進むミルコ。サップも蹴り倒して、敵なし。ストップ・ザ・ミルコを果たして欲しいんであるが、そんなことできるヤツいるのか?? 変幻自在の関節技が極まればノゲイラ勝利もあるが、そんな体勢にはならずに、蹴り倒されるんやろうなぁ? そんな感じの展開を予想しながら、試合は始まった。 やはりミルコはいつでも冷静。自分の距離を保ってパンチ、キック、見ている我々は、いつ恐怖の左ハイが飛んでくるか分からないから、一瞬たりとも目が離せない。 ただ、ここんとこのミルコの試合と違うのが、ノゲイラは決定打を食らいそうになると、ウマイこと体をヒネって、キックを食らわない角度を作り出してたように見えたけど、実際のトコロはどうなんだろうか? そして2ラウンド、ミルコの腕を取りに来たノゲイラ。ミルコが反転してこれを返そうとする。でもこれが逆に致命傷、マジシャンのワナ。裏返しになって技を解こうとするミルコだが、これはノゲイラの体勢。きれいに逆十字うを決め、ノゲイラ快勝!!! このとき会場全体の反応はどうだったのだろうか?? マソは絶叫しちゃため、周りの反応が分からなかったけど、誰もがミルコの勝ちを予想してたはず。 ノゲイラはこれで、またPRIDEトップの座に返り咲きましたな。ヒョードルに負けて、ここでミルコに負けると、ノゲイラではもう勝てないのか?てな雰囲気にもなりかねなかったから、ここでふんばって、さらに逆転させたんは、すんばらすぃーー。地力のある選手ですな。 さらにミルコ。このまま黙っちゃぁいないでしょ。ますます凶暴さを増して、カムバックしてくるでしょうな。今回は流れちゃったけど、ヒョードル戦も見てみたいですな。 とまぁ、見所満載、試合内容もバッチリ、技術も世界最高峰。これからもPRIDEから目が離せませんな。と同時にPRIDEさいこーーー。 次回興行は、来年2月1日大阪城ホールぢゃ。もちろん見に行きまっせぇ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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