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カテゴリ:松阪木綿と松阪商人の話
戦後日本では普段着に着物を着る習慣が廃れるとともに、 松阪木綿の生産量も激減し 櫛田川下流域の櫛田川(くしだ川)と祓川(はらい川)で 挟まれた三角形のデルタ地帯 神様の織物を織る地域にに残る松阪木綿の紡績所は 三重県多気郡明和町養川(旧下御糸村)の 御御絲織物のたった1軒だけになってしまいました。 御御絲織物では 「あいぞめの館」を 松阪紀勢界隈まちかど博物館として 公開しておりますので、 興味のある方は訪ねてみられたらいかがでしょうか? 太朗は子どもの頃に、見学に行ったことがあります。
ちなみに 伊勢木綿と松阪木綿は、同じ三重県産の木綿とはいえ、 全く異なる木綿であるそうです。 江戸時代から、長年ライバルとして張り合ってきたらしいです。 三重県伊勢地方で生産された木綿織物は 松阪周辺で集荷されたものを「松阪木綿」、 津周辺で集荷されたものを「伊勢木綿」 というようで、現時点工業的に生産しているところは、 松阪木綿は三重県多気郡明和町養川の御御絲織物 伊勢木綿は三重県津市一身田大古曽の臼井織布の 各1社のみであるそうです。
参考サイト 洗えば洗うほど色がわいてくる藍染め木綿 今に粋る 永遠のファッション松阪もめん 反物
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