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なぜ働くのか?
不意にこのようなことを考えることがある。 おそらく、働くことに疲れ、 現実逃避の兆候がみられると自分ではそう分析している。 … 人によって、 趣味のためであったり、 旅行に行くためであったり、 現時点で用途は特に決まっていないが、 お金を貯めることであったり… 要するに働くことの対価はお金であり、 そのお金をどのように使うかだけの違いである。 人はお金の為に働いていているから、 お金が十分にあれば、働かなくてもよいのか? … 一番身近な【食べること】を考える。 食べ物は、何もないところから突然現れたりするものではない。 人が働くことによって、作りだされている。 働かなくなるということは、 お米を作る人、野菜を育てる人、魚を獲る人がいなくなる。 そうなると、食べるために自分で食べ物を探すことになるだろう。 働かなくなるということは、 趣味でつかう道具を作る人、設備や施設を作る人やそれを管理する人、 飛行機やバスや乗り物を運転する人がいなくなる。 そうなると、趣味や旅行そのものが行えなくなるだろう。 働かなくなるということは、 お金そのものの価値が失われることに気づく。 … 人がお互いに働きあうことによって、この世が成り立っている。 お金に価値があるのではなく、 働くことによって、お金に価値が生まれ、 そして、その価値を使うことで、 食べたり、趣味を楽しんだり、旅行に行くことができるのだ。 だから、人は働くのである。 そう自分に言い聞かせることにした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.09.02 06:55:34
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