カテゴリ:くるま
一言、エア抜きは奥が深い…
昨日、確かにエアはキレイに抜けていたと自信はあった。 キャリパの構造(ブリーダバルブの位置)からみて、 フロントは抜けやすい構造、リアは微妙に抜けにくい構造。 ひよっとすると、ひょっとしてと思い、 キャリパ本体をキャリパサポートから外してブリーダバルブが一番上にくる状態で リアだけエア抜きをしてみました。 少しエアが抜けたような感じがしただけでしたが、これが大正解。 劇的に改善して、ほぼ交換前と同じペダルストロークに戻りました。 これまでにキャリパ交換したことがありますが、 普通のエア抜きで問題なかったんで、全然意識していなかったですけど…。 ふと、今回のエア抜きの作業を思い返すと、 ある重要な気付きがありました。 ローターの厚みです。 研磨を重ねてかなり薄くなった状態(約6mm)で、 パッドの残量は多いが、ピストンはかなり出た状態となる。 つまり、キャリパ内のフルードが充填される領域が多くなっている状態だったということ。 もともとリアは微妙に抜けにくい構造だから、エアが残る可能性が高い。 結論としては、 同じ構造をもつホンダのリアキャリパについて言えることは、 パッド、ローターが新品の場合は、普通のエア抜きで問題ないと思うが、 ピストンは出た状態では、キャリパサポートから外してブリーダバルブが一番上にくる状態でのエア抜きでないと いくらエア抜きしても、エアが抜け切らないということです。 この時、ピストンは引っ込めた状態にしておくことも重要。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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