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がらくた小説館

妄想と現実


 俺は妄想が酷いらしい。だが自分でもよく分からない。

 この前はこんな妄想をした。

@小学生の女の子を捕まえて「お兄ちゃん」と言わせた。(これは自分が萌え系が大好きだから)その後ダッシュで逃げた。

@自分と闘ってみた。(自分以外には勝てないと思ったから)互角だった。

@百円均一の店で百円しか払わなかった。(嘘は許さない性質だから)店員がどこかへ電話を掛けていた。

@改造車(ウイング付き)で国際空港へ向かった。(飛べると思ったから)
ブラックリストにのった。

@退職した会社にすぐに再職しようと試みた。(自分を試したかったから)人事部の人に唖然とされた。

@家から裸で銭湯まで歩いて行った。(効率が良いと思ったから)制服の人に追いかけられた。

などである。

「こんな妄想だれでもするだろ」と友人に尋ねた。

 すると友人は眉をひそめてこう答えた。

「いや、だからそれは現実だろ」

「えっ?どういうこと?」

「だから妄想は頭の中で考えること」

「うん」

「お前の言ってる妄想とは現実に全部やったことだろ」

「うん」

「それが現実で、実際にやらないのが妄想」

「あっ、分かった。つまり俺とお前が話てる今は妄想ってことだな」

「いや、もういい。とにかく服を着てくれ」

「それは譲れないよ」









コメント:すいません。かなりわけ分からない話かもしれません…。


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