のんびりしたいクリスマス。(その4 ~ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~ と クリスマス夜景 など)
(…その3から続く)宿泊している部屋に戻り着いたのは19:05を過ぎた頃だったと思います。ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~が始まるまであと10分を切っていたので、私達は部屋じゅうの灯りを消して回ったり、カーテンを閉めたり、カメラやスマートフォンのバッテリーをチェックしたり、お手洗いに行ったり(?) ショー鑑賞の準備を整えて窓辺に陣取りました。そうして19:15。本日の客室の窓から眺めたビリーヴ!は、ここがハーバービューの部屋ではないということを考えればじゅうぶん満足できるものでした。ショーの冒頭、暗い中をこちらへ向かってくる金色に輝く海賊船もよく見えましたし。ホテルミラコスタの外壁へのプロジェクションマッピングもよく見えました。火山への投影もちゃんと見えます。ただ わかっていたことですが、左側の建物に隠れて見えない部分もかなり多いので、パーク内やハーバービューの客室から観ていた時と違ってスケールが「お手頃」というか、なんだか少しこじんまりしたショーに感じられました。不思議です。また、この位置の客室は水域から少し距離がある上に 5月に宿泊したバルコニールームとは違って間に窓ガラスがあるので 登場するキャラクター達の表情まで捉えることは難しいです。(我が家のコンパクトデジタルカメラだと頑張ってもこんな感じです)それでも室内にいて遠目に眺めている分には色彩も光もたいへん美しく、ホテルミラコスタに滞在中の夜 窓の外で30分間もこんなことが繰り広げられて それを間近に見ることができるなんて、素晴らしい体験であることに違いありません。周りに他のゲストもいないリラックスできる環境でふたりで会話しながら好きなように楽しめた 約30分間のショータイムでした。ビリーヴ!が終了した後は、パーク閉園までの残り時間をクリスマスの夜景を見て歩こう と考えてホテル&パーク・ゲートウェイから再入園しました。ホテル前の広場ピアッツアトポリーノに出てポンテヴェッキオへ向かい 橋を渡りきる手前で左側へ階段を下り、まずはケープコッドへ。(20:10過ぎ頃。)のどかな漁村の民家の戸口には どなたかお住まいなのでしょうか?メリークリスマース! …と、扉をノックしたくなるような生活感のあるささやかなクリスマスイルミネーションが施されています。ミッキー像の後ろには毎年恒例のツリー。テラス前に並ぶダッフィー&フレンズをイメージした小さなツリーにも夜は灯りが点ってきらきら。ケープコッドの中心から離れ ハドソンリバーブリッジへ続く坂を上ってカーブの途中で振り返ると 水面には漁村の灯りが映っていてきれいです。ここ↑は人気の撮影場所ですね~皆さん立ち止まって撮っていらっしゃいました。ハドソンリバーブリッジの袂では右側へ逸れて、ニューヨークの方を眺めて一休み。ここで時刻は20:25くらい。パーク閉園まであと35分しかありません。まだまだ、ホレイショスクウェアにもウォーターフロントパークにも行きたいのに。5年前まではこの時期のパークは22:00閉園でしたからね~ 夜景をゆっくり眺めることもできたのですが、今はその時よりもパークの夜が一時間も短いので忙しいです。中止じゃなければあと数分で花火があがってしまうので、頑張って歩いてポンテヴェッキオの上まで戻るか 橋を渡ってニューヨークまで行くか それともここに留まるか、私達は少し悩んでハドソンリバーブリッジの上に留まることにしました。で、20:30。サンタクロースの声で始まる 花火「スターブライト・クリスマス」。ハドソンリバーブリッジからはこんなふうにみえるのですね~この場所は地形?の影響かスピーカーから流れる音楽が反響してしまうので「音」にこだわる方にはおすすめしませんが、花火そのものはとってもよく見えますね。今年はこのあとクリスマスの花火を鑑賞する機会はおそらくないので、みられて良かったです。花火の後はハドソンリバーブリッジを渡り。大きなクリスマスツリーが立つニューヨークエリア、ホレイショスクウェアへ。華やかなあかり輝くツリーの周りは写真撮影の順番待ちの列もできていてものすごい人だかりでしたが(この数のゲストがあと20分で本当に全員パークから出られるんだろうか…と思いました)、大きなツリーが美しいのももちろんですが、私はちょっと離れた桟橋にあるこの↓お店のイルミネーションもわりと好きです。「バーナクル・ビルズ」、骨付きソーセージとビールのお店。もうこの時間は閉店していましたけれど、素朴で可愛らしくて手作り感があって好きなんですよね~ホレイショスクウェアがあまりに混雑していたので、早々と離れてウォーターフロントパークへ。路面に雪の結晶が投影されて動いているあたりには、灯りを追いかけていつまでもいつまでも走り回るお子さんたちの姿が(今年も)ありました。ウォーターフロントパークへを離れ、時刻は21:00寸前。このころには まもなく閉園時刻になることを知らせる男声アナウンスがパーク内に何度も繰り返し流れていました。まだまだ人通りの多いブロードウェイを抜け マクダックス・デパートメントストアの灯りを眺め。ポンテヴェッキオの袂の「ダズリング・クリスマス・イン・ニューヨーク」フォトロケーション前へ。暗くなってからの様子は、この時間になってやっと撮影することができました。ピアッツアトポリーノまで戻るころには時刻は21:00を少し過ぎていましたが、ミラコスタ通りにはゲストがあふれショップもまだ営業中。エンポーリオもバレンティーナズスウィートも入店制限も特にしておらず、まだ入り口が開いていて入れるようだったので入ってみましたが、すぐに後悔しました。(何かの限定グッズ発売日のボンヴォヤージュのようでした。品出しをするキャストさんすら思うように前に進めない状態…)ちょっとほしいものがあったので探したのですが見つからず、やっぱり買い物は午前中のうちにするかオンラインでするべきだね と諦めて、お店を出て(出るまでがまたひと苦労…)ミラコスタ通りを離れました。ホテル&パーク・ゲートウェイ前にたどり着いたのは まもなく21:30になろうかという頃。最後にエンポーリオの前に並ぶクラシカルなクリスマスツリーをカメラに収めて、私達はパークを退園してホテルミラコスタ内に戻りました。部屋に戻った後、しばらくしてカーテンを開け 窓から外を眺めてみると…時刻は21:50くらい。私達が退園して20分ほどが過ぎた頃でしたが、ピアッツアトポリーノにはゲストの姿はもう無いようでした。5分ほど経つと、パーク内の奥の各方向からサーチライトを手に点検して回っていらしたと思われる大勢のキャストさん達がピアッツアトポリーノに到着。長く待機もせずにそのままミラコスタ通りの方に進んでいらっしゃったので、 ミラコスタ通りのショップもいよいよ営業を終える時間がやってきたのかなあ と思いました。その後は、様々な制服姿のキャストさん達が広場を横切って退勤していき、ついに22:30頃、パーク内に流れるクリスマス音楽のBGMがぱたっと止まりました。私達ホテルミラコスタ宿泊ゲストが眺められる「本日のディズニーシーのパーク」はこれにて終了。これから先の時間帯は、窓の外ではキャストさん達の「明日のパークを快適にするための大事なお仕事」が始まります。私もこのあたりで一応カーテンを閉め、部屋の窓辺から離れることにしました。休む支度を終え、カーテンを開けてパーク内の様子を最後に眺めたのは24:00を過ぎた頃。深夜のメディテレーニアンハーバー水上でもしも何か興味深いことが起こるとすればこの時間くらいからなのですが、窓から見える範囲を眺め渡しても今日はその気配もないようでしたので、私はベッドに入って眠ることにしました。もちろん夫は既に おやすみの言葉もないまま熟睡中です。はあぁ~そんなに予定を詰め込んでたわけじゃないのに いざパークに入ったらあれもこれもとやることが増えちゃって、なんだか最後まで慌ただしい一日だったなあ 楽しかったけれど。明日は。明日こそ!パークに入園する予定も無いし、きっとクリスマスの舞浜をのんびり楽しむことができるんじゃないかなーと思います。おやすみなさーい。(翌日につづく)(22:55ころのホテルミラコスタのロビー)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇