高気温でも秋。( ~オチェーアノ ディナーコース)
このところずーっとバタバタしていてあっという間に時が過ぎ、気がついたら世の中は9月、東京ディズニーリゾートはもうハロウィーンイベントの季節に突入です。ここ数年はなんだかんだと理由をつけてお祝いに駆けつけていた東京ディズニーシー&ミラコスタの開業記念日(9月4日)前後も今年は慌ただしくて訪れることができませんでしたが、ちょっと身辺が落ち着いてきたのできょうは数時間ですが舞浜に出かけ、オチェーアノでありがたいことにコーススタイルの夕食をいただくことができました。ホテルミラコスタ駐車場到着は17:00になる少し前。平面部分にどうにかこうにか空きを見つけ、バンケットエリア側の入口からホテル館内に入りました。まだまだ暑い日の連続ですが、カレンダーの上ではもう9月も後半。季節は確実に移り変わっていて陽が落ちるのも早くなってきたので、ロビーへと続く廊下もこの時間は既に夕方といった雰囲気です。光がいっぱいに入る昼間とは少し様相が違いますね~オチェーアノに伺い、待つ間もなく奥のケルプの部屋まで案内していただき、席に着いたのは17:00を過ぎた頃。本日は店内を見渡せるこちらのテーブルでお食事をいただくこととなりました。テーブルの上にメニューを開き散らかした末、二つ用意されているディナーコースの中から豚好きな夫はメインの金華豚目当てにハロウィーンの「グルメディナーコース」、私の方はお皿数が若干少ない「ディナーコース」と注文内容を決め、コースに合わせたグラスワインのセット「ミラコスタカルテット」を私の方だけ付けていただくことにして お食事をスタートさせたのは17:30近くなった頃でした。(お食事前にテーブルにやってきたのは私が注文したミラコスタカルテット一杯目のポメリー。夫の方は私に対抗して炭酸水をお願いしていましたよ。)以下、簡単にお料理を記録しておきます。まずは夫の方にやってきた一皿目のアミューズ。こちらは「グルメディナーコース」のみの提供です。(なので撮影者は夫です。)右側が「鴨リエットのタルトレット」、左が「バターナッツスクワッシュのムースとコンテチーズ」とのこと。(食べていないのでメニュー通りの記載に留めますね~)次の前菜からお魚までは「グルメディナーコース」「ディナーコース」共通の内容です。まずは冷たい前菜。カンパチのマリネのグリルにシャインマスカットとグリーントマトを使ったサラダを添えたものと 右側がマスカルポーネのエスプーマとのこと。カンパチのグリルはマリネしたあと皮目を炙って焼き目をつけてありました。添えてあるサラダは見た目そっくりな「シャインマスカットの輪切り」と「グリーントマトの輪切り」の他、紫人参やミニサイズのラディッシュ(?)やアマランサス(?)の花といった紫色の食材と黄色いほおずきトマトや銀杏の素揚げなどハロウィーンを意識したような色合いの物が使われ、上には白ワインジュレで作られた透明なシートがのせてある という凝ったもの。右側のマスカルポーネチーズのエスプーマにはヨーグルトのパウダーが加えてありました。(サラダの緑色のソースはバジルのジュレとのこと。)そしてこのお皿に テーブルでキャストさんがライムをたっぷりすりおろしてくださって完成 という趣向でした。一皿目から非常に情報の多いお料理が登場し、楽しいうえにたいへん美味しくて おしゃべりが弾んでしまいましたよ。次の温前菜は オマール海老やムール貝のフリカッセをのせたブイヤベースのロワイヤル。洋風海鮮茶わん蒸しみたいな感じですかね~こちらもキャストさんがテーブルで貝だしのエスプーマを加えて仕上げてくださいました。完成です。エスプーマは貝の出汁にアニス(ハーブ)酒を加えて作ったそう。海の香りたっぷりなロワイヤルで、私の好きなマッシュルームも入っていてうれしかったです。お魚料理は尾長鯛と帆立貝柱のポワレ盛り合わせ。左、尾長鯛のポワレの下にはにんにくとハーブでコンフィした里芋が忍ばせてあり、ソースはシェリーヴィネガーのソース。右の帆立貝柱のポワレの方は下にほうれん草や茗荷が敷いてあり 上には黒オリーブ、グリーンのパセリバターソースが添えてありました。メインは夫と私と違うお皿になります。「グルメディナーコース」の夫は豚を選択し、金華豚のロースト。金華豚は中国原産の希少な豚で、キャストさんによれば国内では二カ所でしか原種を育てていないそうです。流通している数が少ないのでレストラン等で提供される機会もそんなに多くなく、豚肉好きな夫としてはどうしてもこれが食べたかったようでした。(無言で食べてましたよ~)「ディナーコース」の私の方は「絶対美味しい」牛フィレのグリル。付け合わせは、全粒粉で作ったパイの上にポルチーニをたっぷりのせたタルティーヌ、アーティチョーク、ペコロス、ナッツ、ルッコラ?かな~(このあたりになるとワインも4杯目の赤ワインにさしかかっているので記憶も曖昧です。トシですね~)手前の黄色っぽいのはベアルネーズソースと呼ばれるソースで、卵黄と酢にエストラゴンやエシャロットを加えて作られているハーブマヨネーズのようなものです。合わせて出てきた赤ワインも大変美味しく、幸せを感じるメイン料理でした。 《メモ》本日の「ミラコスタカルテット」 スパークリング:ポメリー アパナージュ ブリュット 1874 白:ジーニ ソアヴェ・クラシコ 白:クズマーノ・ヤレ・シャルドネ 赤:オー・メドック・ド・ジスクール (6500)デザートのお皿には「オバケちゃんミッキー」が登場。チョコレート&ナッツ&フルーツのタルトとカシスのジェラートの盛り合わせです。ハロウィーンのプレートもちゃーんと添えられていました。「グルメディナーコース」の夫の方にはプチフールのお皿もやってきていました。このあたりで時刻が19:30に近づき、ほとんどの皆さんはビリーヴ!鑑賞のためにお店のテラスに向かわれましたけれど、私達はお茶&デザートを続行。夫はテーブルを離れてゲストが少なくなったブッフェエリアへ出かけて行き、ハロウィーンのデコレーションをカメラに収めてきました。その後、テラスへゲストを誘導する という今夜の大仕事を終えてホッとした様子のキャストさん達と少しお話をさせていただき、ひと気のなくなったブッフェエリアを通り抜けて 私達はお店を出ました。楽しい夜でした。ありがとうございました。(ショー中の ひと気のなくなったオチェーアノの店内が私は好きです。) 駐車場に戻って車を発進させたのは、ビリーヴ!が終わろうとしている20:00少し前頃でした。週明け月曜日を休めば四連休になろうかというタイミングの土曜の夜でしたが、リゾート内道路も首都高速道路も目立った混雑はなく順調でした。私達の年代特有の事情で しばらく自分たちの都合だけで楽しみの日程を決められない日々が続きそうですが、ごくごく短時間でもディズニーシーやホテルミラコスタの空気に触れると心が解放されるような気がします。時間を作ってまたぜひぜひ舞浜にぴゅーーっと伺いたいなあ… と思ってしまう私でした。* オチェーアノ の “ディズニー・ハロウィーン” グルメディナーコース *・鴨リエットのタルトレット バターナッツスクワッシュのムースとコンテチーズ・カンパチマリネのグリル シャインマスカットとグリーントマトのサラダ マスカルポーネのエスプーマ・オマール海老のフリカッセ ブイヤベースのロワイヤル・尾長鯛と帆立貝のポワレ シェリーヴィネガーソース 里芋のコンフィ・金華豚のロースト ポルトソース ジロール茸のソテー 紫芋のモンブラン仕立て または 和牛サーロインと牛タンのグリル 山椒のタプナード キノコのボルドレーズ・チョコレートとナッツのタルト カシスジェラート・プティ・フール・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・2025年9月16日~10月31日(16500)* オチェーアノ の ”ディズニー・ハロウィーン” ディナーコース *・カンパチマリネのグリル シャインマスカットとグリーントマトのサラダ マスカルポーネのエスプーマ・オマール海老のフリカッセ ブイヤベースのロワイヤル・尾長鯛と帆立貝のポワレ シェリーヴィネガーソース 里芋のコンフィ・牛フィレ肉のグリル ポルチーニのタルティーヌ 燻製風味のベアルネーズ・チョコレートとナッツのタルト カシスジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・2025年9月16日~10月31日(14000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇