カテゴリ:【ホテルミラコスタ 宿泊】
(・・その4から続く) 「ホテル&パーク・ゲートウェイ」を通って私達がディズニーシーに再入園したのは17:00を少し過ぎたころでした。 この時間からパークに入ったのは、今日まだ一回も観ていない「ビッグバンドビート」を観たかったからなのですが(本日は座席抽選無しです)、私達にはその前に一ヶ所行かねばならないところがありました。 エントランス近くの写真屋さん「フォトグラフィカ」です。 午前中にカメラマンさんに撮っていただいた写真を受け取りに行かなければなりません。 ピアッツァトポリーノからフォトグラフィカへ向かうために通り抜けたミラコスタ通りの上部には、最近ではイベント時の恒例となってきた飾りつけが。 ミッキーの隣には、イベントのメインのショーが「ファッショナブル」なんてタイトルじゃ張り切って出てこないわけにはいかない お洒落さんのデイジー嬢。 そしてもちろん 可憐なミニーさんもいましたよ。 「フォトグラフィカ」店頭に行くと、この時間(17:05くらい)写真の受け取りもプリントの注文も待ち時間は発生しておらず、キャストさんに引換証を渡すとすぐに奥からできあがった写真を持ってきてくださいました。 そして毎度毎度のことですが、私達はずいぶん悩んでその中から一枚だけを今年の結婚記念日の写真として選び、台紙に入れていただいて購入しました。 その後は アメリカンウォーターフロントのブロードウェイミュージックシアターに行き、19:00からの本日最終回の「ビッグバンドビート」入場待ち列に並びました。 (シアター前に着いたのが17:25頃で、「17:30の回もまだお席ありますよ」とキャストさんはおっしゃっていたのですが、最終回にしました。 順番的にはこの時点で50~60番目くらいかなー・・といったところでした。) 最終回の開場時刻は通常通りの18:35頃で、私達は今日は前方の比較的中央寄りの座席を選びました。 ・・いやー~ 何も言うことはありません。 文句なく楽しかったです。 あいかわらずの素晴らしいショーで、大満足でした。 終了後シアターを出たのが19:30過ぎ。 そんなにおなかも空いてないし、とりあえず部屋へ戻って20:00からの「ファンタズミック!」があの部屋のテラスからどんな感じで見えるか(・・というか、「どれくらい見えないか」)確かめよう と思い、私達はブロードウェイをコロンブス像の方に向かって歩き始めました。 と、すぐに キャストさん達が口々に大きな声でアナウンスしているのが聞こえてきました。 ―― 本日の「ファンタズミック!」はシステム調整のため中止が決定しております ―― はあ そうですか 中止~・・ ピアッツァビューのテラスルームのテラスからの「ファンタズミック!」を体験できないのは少し残念な気もしますが、まあこれで 今夜はより一層のんびり過ごすことができそうです。 「ホテル&パーク・ゲートウェイ」を通ってミラコスタ館内に戻った私達は、ホテル内のショップで(この後パークが閉園して遅い時間になってから万が一おなかがすいた時のために)軽食などを購入し、エレベーターで5階に上がり、部屋に戻る前にサローネ・デッラミーコに立ち寄りました。 「ファンタズミック!」が中止になったので、アルコール提供タイムのサローネは混んでいるんじゃないかなー・・と思いつつお邪魔したのですが そんなでもなく、私達はテーブルに案内していただき (一応 ここで結婚記念日のお祝いの乾杯をしよう ということで)辛口のスパークリングワインをキャストさんにお願いしました。 サローネ滞在は20~30分くらい。 その後私達は 長い長い廊下の果てにある本日のお部屋に戻り着きました。 三時間ほど部屋をあけていた間に ルームメイクのキャストさんの手によってベッドルームは綺麗に整えられていました。 ベッドサイドにはホッとするようなメッセージカード。 時刻は20:20過ぎくらいだったのだろうと思います。 私は再び全ての窓を開けて 夜のパークの様子を見るためにテラスに出てみました。 以前同じ場所から夜景を眺めた時よりも、心なしか灯りが少ない気がします。 夜間パーク内の建物を照らし出すために設置していた間接照明を 2011年春の休業以来少し減らしているのでしょうかね~・・ ・・などと思っていると、ほどなくしてディズニーシーのパーク内に本日の花火は中止する旨の男声アナウンスが響き渡りました。 花火があがるようなら部屋を出て見られる場所まで移動しようか と話していた夫は、このアナウンスを聞いて「もう今夜はホテルの外へは出ない」と決めたらしく、さっそくお風呂に入りはじめました。 何しろ今日は暑かったですからね~ 一刻も早くさっぱりしたい気持ちはよくわかります。 その後も私は独りテラスに残り、左手遠くの暗い海の上でキラキラと揺れている小さな灯りに目を凝らしたり、正面右手の建物の上にちらっとのぞくマーメイドラグーンやアラビアンコーストの灯りを確認するように飽きもせず眺めたりしていました。 テラスの奥側の窓からはお隣の東京ディズニーランドとその先の葛西の観覧車が見えていました。 シンデレラ城は夜になって照明が点り その存在感を増していました。 そうこうするうち、20:50頃でしょうか。 ディズニーランドの上でサーチライトが駆け回ったかと思うと、シンデレラ城が様々な色彩に輝き始めました。 どうやらお隣にあるもうひとつのパークでは、大人気のプロジェクションマッピングを使った夜のショー「ワンス・アポン・ア・タイム」が始まったようでした。 耳を澄ますと音楽もかすかにですが聞こえてきました。 私は、まだ観たことのないその大規模なショーが行われているディズニーランドの様子を、東京ディズニーシーの ホテルミラコスタの端っこのテラスルームの小窓から ずーっと眺めていました。 フィナーレでは盛大に花火が打ち上がり、やがてシンデレラ城は端正ないつもの姿に戻ったようでした。 もう何年も足を踏み入れていない東京ディズニーランド。 ―― いま裏側から遠く眺めたあのショーを、いつかシンデレラ城の向こう側で観る日が 私にはこの先やってくるかしら? そんなことをテラスでぼーっと考えていたら、あっという間に時刻は21:30過ぎになっていました。 それから私達は サローネにもう一度お邪魔して時間を過ごしました。 そして22:30頃には部屋に戻り、休む準備に入りました。 窓の外から繰り返し繰り返し聞こえてきていた閉園アナウンスも、23:00近くなると全く聞こえなくなりました。 23:00を大きく過ぎ、ベッドに入る前にもう一度 と思ってテラスに出てみると、パーク内各所には既に数多くの作業車両が姿を見せ、毎日欠かさずに行われているであろう夜間のメンテナンスが始まっていました。 ポンテヴェッキオの上には大きな投光器も登場し、多数の人の姿も見てとれ、大規模な作業が始まっている様子でした。 やはり 東京ディズニーシーは眠らないのですね。 一日の営業を終えたパーク内からゲストの姿が消え、ホテルミラコスタの全ての客室の灯りが消え 皆が深い眠りについても。 そんなあたりまえのことを今夜もまた想い なんとなく心安らかになって、私はテラスから室内に戻り 明日に備えて眠ることにしました。 ではまた 明日。 おやすみなさい。 (翌日につづく・・・・・) ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。 利用なさってみてください。 ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 1, 2015 04:24:58 PM
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