カテゴリ:【ディズニーシー】or【・・・シー+α】
舞浜の片隅、ディズニー・アンバサダーホテルの一角で私が目覚めたのはまだ日の出前のことでした。 窓辺に寄ると、パームガーデン・プールは真っ暗。 夜間は照明を落とすのですねぇ~ 当たり前なんだろうけど。 (こんなことも初めて知ったので新鮮でした。) テレビをつけ、情報のボタンを選択して「!」マークがついていたホテルからのお知らせを確認してみると 本日のディズニーシーの一般開園時刻は8:30、アーリーエントリーは7:50開始 との案内がされています。 ...ということは、前回と同じ7:00前後にパークエントランスにいられれば前回と同じようなペースで一日過ごせるのかなー と私はぼんやり思い、ひとりで簡単な朝食をとって身支度を始めることにしました。 夫がようやくベッドから起き出してきたのは、私が身支度を終えてコーヒーをいれているころ。 窓の外がほんのり明るくなってきたころでした。 慌ただしくコーヒーを飲んでバスルームへ向かう夫を見て私は「早朝からパークへ向かうことが決まっていてもやっぱり、舞浜のホテル宿泊時の朝風呂は彼にとっては省略できない習慣なんだなあ」と呆れるような感心するような気持ちになりましたよ。 夫の支度が終わって荷造りも済ませ、テレビ画面で明細を確認してエクスプレスチェックアウトの手続きをしたのは6:30になる前でした。 それから少しして私達は荷物を引っ張って部屋を出ました。 アンバサダーホテル宿泊でホテル駐車場を利用している場合はチェックアウト日は追加料金なしでパークの駐車場に車を停められることになっているので、駐車場の車に荷物を積み込んだらディズニーシー駐車場に向かってさあ出発! …といったんは思ったのですが、最近の早朝のディズニーシー駐車場の運営方法や混雑具合を私達は全く知らないことにここで気づき、念のために(予期せぬ事態に陥るといけないので)私だけアンバサダーホテルからリゾートクルーザーに乗ってディズニーシーに向かうことにしました。 (早朝のリゾートクルーザーでディズニーシーに向かう というのは前回経験したので 勝手がよくわかっていますからね~) というわけで ひとりでホテルロビーを抜けて玄関車寄せに出ると、この時間はまだホテル名物のクリスマスイルミネーションが点灯したままになっていました。 もうあたりは随分明るくなってきていましたが、きらきらと輝くブルーの光はとてもきれいでした。 アンバサダーホテル発ディズニーシー行きのリゾートクルーザーの発車時刻は、始発は「6:15」と決まっていますがその後しばらくは「10~15分間隔」としか表示がされていません。 なので、いつ来るのかわからないリゾートクルーザーを私はバス停でしばらく待ち続け、やってきた車両に乗り込んでディズニーシーのパークエントランスノース後方のバス停に降り立ったのは 結局前回11月に来た時とほぼ同じ時刻でした。 夫と「落ち合おう」と決めていた植え込みにまっすぐ行ってみると、まだ到着していない模様。 ――おかしいなあ。 むこうの方が早いか ほぼ同着だろうと予想してたのに... と思ってスマートフォンをチェックすると、ちょっと前に「今日の駐車場オープン7時だって!」というメッセージが届いていたのに気づきました。 時刻はちょうどその7:00を過ぎる頃だったので、夫の到着があまりにも遅れるようなら列から抜けることも覚悟して私は植え込み横の入場待機列に並ぶことにしました。 (この時点で前から6~7組目だったようでした。) が、心細い思いをする間もなく夫がやってきてくれたので助かりました。 前回来た時の朝と同じように 私達の待つ列の前にはチケットブースあたりを先頭にしたアーリーエントリーゲストの列が作られていましたが、なんだか今朝はその列に並ぶゲストが前回よりもはるかに多いように思われました。 しかし一般ゲストの待機列の方はというと 11月より伸びていくスピードが幾分遅いように感じられ、また 小さなお子さんのいるご家族連れがものすごく少ないのが特徴的でした。 前回はクリスマスイベント開始直後だったし秋の行楽には良い時期だったから人出が多かったのかな~ などと 私達は周囲を眺めて話しながら待ち時間を過ごしました。 7:50アーリーエントリーゲストの入園、そして8:10一般ゲストの保安検査開始 と、朝のエントランスのゲスト案内はきょうもつつがなく行われ、8:30にディズニーシーが開園すると私達は1~2分のうちに入園ゲートを通過することができました。 ミラコスタ通りに差しかかる前に脇へ逸れて、パスポートをアプリに読み込ませるという朝一恒例の作業を済ませとりあえず「ソアリン」のスタンバイパスを取得して。 さあ いよいよ私達の「2021クリスマスのディズニーシーでの一日 その2」の始まりです。 前回の「その1」ではとにかく「今年のディズニーシーのクリスマスを把握する」というのが私的テーマで クリスマスらしいものを求めてやたらパーク内を歩き回ったのですが、その結果今年のクリスマスは非常にささやかであることが判明したので、今回はあまりクリスマスにこだわることなく この季節のディズニーシーを以前ふたりでよくしていたようにゆったり楽しむ というのをテーマにしたいと思います。 (だからこの日記も、今日こそは 今日こそは「簡単に記録する」にとどめたいと思っています。 できるのかどうかは不明ですが。) …などど、メンドクサイことを考えたり話し合ったりしているうちに(せっかくパークにやってきたんだから手放しで楽しめばいいものを...)。 入園直後に取得した「ソアリン:ファンタスティック・フライト」のスタンバイパス指定時刻がもう迫ってきたので 私達はハーバーに突き当たって右方向へと進みました。 (ソアリンのスタンバイパスは入園直後に「8:40~9:10」指定のものを取得できていました。) 階段を上ってアトラクション施設の前まで行ってみると この時間はスタンバイパスを持つゲストの列はそんなに伸びておらず流れもスムーズな様子でしたが、スタンバイパスエントランス周辺には多くのゲストが押し寄せていました。 前回も朝はこんな感じだったので「スタンバイパス利用可能時間になるのを待っていらっしゃる方々かな?」と思っていたら、今回はそうではなく なんと皆さん「朝一番のソアリンはスタンバイパス無しで乗れる」という情報を伝え聞いてここに駆け付けてきた様子。 (アーリーエントリーゲスト向けの情報を勘違いしたのかもしれませんし、確かにゲスト数を絞っていた時期にはそんな運営方法だったこともあったのかもしれませんが。) 息せき切ってここまでやってきたものの キャストさんのアナウンスをきいて慌ててこの場所でアプリを立ち上げ「スタンバイパス」を取得していらっしゃる方も多かったようでした。 パークの変則的な営業が続くこの2年弱、アトラクションだけでなくレストランもショップもエンターテイメントも運営方法がずいぶん変化してきましたもの。 東京ディズニーリゾートの公式サイトにも注意喚起の文言がありますが、まだ今後も当分はパークに足を運ぶ際には最新の公式情報を確認しておかねばなりませんね~ さて、今日のソアリンは案内された座席が今まで体験した中で一番「端っこ」だったため、飛行中かなり座席が傾斜してなかなかスリリングでした。 ひょっとしたら「高いところが苦手」っていう方は端っこの席は落ちそうな気がしてちょっと怖いんじゃないかしらん... 座席の場所によってこんなに違った印象になるのだなあ と びっくりしましたよ。 ソアリンから出た後は、すぐ前にあるレストラン「ザンビーニブラザーズ・リストランテ」に行き、クリスマスのおすすめメニュー「ザンビーニのおすすめセット」をスーベニアランチケース付きで購入しました。 そして、ちょっと寒かったけれど、夫の好きな奥のテラスへ。 徹底的に感染拡大防止策をとっているパーク内レストランでも、屋外席のテーブルには透明な仕切り版などは設置されていないので景色は今までと変わりません。 こちらのお店のお料理は数年前から使い捨て容器での提供に変わってしまったので見た目はなんだか「...?」な感じでしたが、クリスマスのおすすめセットは価格の割にはけっこう美味しくいただけたように思いますよ。 (クリスマスのセットはドリンク無しなので追加でコーヒーを注文しました。) 朝食をほとんど食べないでホテルを出てきた夫にとってはじゅうぶんすぎるくらいの 今日最初のご飯になりました。 私達は10:00近くまでここにいて ショーの抽選に挑んだりスタンバイパスを取得したりして今後の予定をざっと決め、その後はアメリカンウォーターフロントへ。 前回来た時には昼間の明るいうちに眺めることができなかったお店や街灯のさりげないクリスマスデコレーションをカメラに収めながら歩きました。 そして10:30にはタートルトークへ。 9月に訪れた時は 一緒にクラッシュとの「面会」をするゲストがとても少なかった(一組当たりの人数を通常の半分以下に絞っていた)のですが、今回はほぼ満席での案内で賑やかでした。 タートルトークから出ると時刻はまもなく11:20。 ハーバーでは11:30からは ”タイム・トゥ・シャイン”の水上グリーティングが行われます。 「これから行ったのでは条件の良い鑑賞場所はもうないだろう」とは思いましたが、レールウェイの高架下からリドアイル後方の場所へ出て、鑑賞可能場所を示す「○」マークはまだ残っていないか探してみました。 と、かなり見にくそうな場所ながらも空いているところがあったので、場所を確保。 まもなく音楽が始まって正面の橋の下からミッキー達をのせた船が現れました。 船は水域の中央へ出てくるとすぐにザンビーニ前からピアッツアトポリーノ前へと向かっていってしまうので、この場所にいてもキャラクター達の姿を正面から見ることができる時間はとても短いのですが、通り過ぎていく時には「こんな場所にもいてくれたの?」といわんばかりに大サービスです。 殆ど待つこともなくミッキー達に会えたので、個人的には満足度は高かったですよ。 終了後は、次の13:05からのクリスマスの水上グリーティングを観られる場所を探してピアッツアトポリーノ方面へ。 坂道沿いの場所を確保していらっしゃる皆さんはその多くが引き続きの鑑賞をご希望のようで動く気配がないので、ハーバーを正面に見るピアッツァトポリーノの前方座り見の場所を確保することにしました。 (この場所での鑑賞には先月はエントリーが必要だったのですが、今は自由に場所を確保できるとのことでした。) ハーバーの水域まではちょっと距離がありそうですが、正面だし ゲスト同士の間にはかなりの隙間があるし。 まあいいでしょう。 この時、時刻は12:00過ぎ。 グリーティングまでまだ時間があるので、私は夫を広場に置いて カメラを手にひとりで少しお出かけすることにしました。 向かった先はディズニーシーのエントランス。 そう。 きょう12月5日はウォルト・ディズニーのお誕生日であることにふと気づいたので、ディズニーシープラザに立つ彼に会いに行こう と思いついたのです。 どうですかウォルト・ディズニーさん。 ここには再び 大勢のゲストが戻ってきましたよ。 ディズニーシーが営業を控えていた間は 閑散としたパークの姿を彼はどんな気持ちでここから見つめていたのでしょうかね。 12:40くらいになると、ミラコスタ通りの入り口付近ではディズニーシー・マリタイムバンドの演奏が始まりました。 その様子を眺めつつ私はミラコスタ通りをくぐりぬけ、ピアッツアトポリーノに戻りました。 そうして、13:05。 「ミッキー&フレンズのハーバーグリーティング:ディズニークリスマス」が始まりました。 今期(11月24日~12月9日)のテーマは 懐かしい「クリスマス・ウィッシュ」です。 (その2 に つづく・・・) ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。 利用なさってみてください。 ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 24, 2021 09:28:48 AM
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