2023/12/15(金)19:26
おもちゃのクリスマス。( ~東京ディズニーリゾート・トイストーリーホテル)
ひょんなことから ふたりで東京ディズニーリゾート・トイストーリーホテルに宿泊することになりました。
元々は今週末にホテルミラコスタに一泊し「クリスマスのディズニーシー&ミラコスタ」を楽しむつもりだったのですが、ホテル予約を含め計画を立てているうちに
…前泊したらきっとラクだよね~
…それなら、まだ宿泊したことがないトイストーリーホテルをとってみるか~
…料金もリーズナブルだしね~
などということになり、予約も意外に簡単にできてしまったため 私達のような年齢の夫婦二人連れには似つかわしくないことは承知の上で宿泊することにしました。
下調べなしに衝動的に予約したので、トイストーリーホテル宿泊者がハッピーエントリーできるのはディズニーランドのみ(ディズニーシーは対象外)ということは予約成立後に知りましたけれど、まあそれでも土曜日の朝のスタート地点を「舞浜」にできるのですからね!
気持ち的にも身体的にもかなり負担が軽減されるのは有難いので、ホテルの変更などはせずそのまま宿泊を決行することにしました。
というわけで金曜日の午後に車で舞浜に到着。
たぶん最初で最後のトイストーリーホテル宿泊になる可能性が高いので(?)写真多めにして記録は簡単にしておこうと思います。
12:50頃。
ホテル車路エントランスを入ると駐車場の手前でキャストさんがお出迎え。
宿泊予約の確認と、駐車場についての丁寧な説明を受けました。
(トイストーリーホテルは今のところ 宿泊者以外は敷地内に入れないことになっています。)
ここでキャストさんからホテルのガイドパンフレットをいただいて。
駐車場が離れているため、車をとめる前に荷物をおろして預けようと いったんホテルの正面玄関へ。
…と、
なんじゃこれは!
正面玄関脇の柱には落書きやシールがペタペタと…
しかも段ボールだし!
(実際には段ボールのはずは無いですが、段ボール感がたっぷり!すごい!)
ふと振り返ると、こちらのタワー(排気施設かな?)も子供がマジックで描いたようなイラスト満載で手作り感いっぱいです。
うわあ…
ひょっとしてこのホテルの建物、アンディがブロックや空き箱や 自分のおもちゃで作ったの??
(と、わかりきっていることを今さら実感する高年齢夫婦。)
ちょっと感動して立ち尽くしていると、キャストさんが そうなんですよ~ と現れて、
「ここはおもちゃのためのホテルなんです。」
と おっしゃるので、夫が茶目っ気を出して …ではキャストさん あなたもおもちゃなんですか? とたずねると、
「そうです。ここではキャストもゲストもみんなおもちゃです。おもちゃのホテルへようこそ~!」
と、爽やかに返されてしまいましたよ~~
そんなやりとりのあと立体駐車場の2階に車をとめて、時刻は13:15。
(一度最上階まで行って景色を眺めたりしてたのでとめるまで時間がかかりました。)
こちらのホテルは今のところ「駐車場料金を部屋付けにすることができない」そうなので 駐車サービス券発行機で一泊二日用の券を3000円で購入し(なんと現金のみの対応です)、ホテル敷地内の探検に出かけることにしました。
さきほど宿泊確認の際にいただいたガイドマップの内側が「ホテル調査マップ」になっていて、完了するとキャストさんからシールがいただける という趣向になっているそうなので、チェックイン時間までの一時間半ほどで任務完了を目指すことにしたのです。
で、まずはホテル敷地に入るところまで戻って始めよう と 徒歩用のエントランスまで続くくねくねした坂を下りていくと、こちらの入口の門のところにも車路側と同じように宿泊者確認用のタブレットを抱えたキャストさんが立っていらっしゃいました。
(「ご宿泊ゲスト専用施設です」の看板)
キャストさんが「ここを出て少し右手に進むとホテルのサインがあるので、そこでお写真撮るといいですよ~」とおすすめしてくださるので、お言葉に甘えて…
これこれ、これですね!
車で敷地に入る際には安全のため写真を撮ることを控えたので、ここでありがたく撮影。
(当然ですが、ホテル看板も積み木やブロックのおもちゃ製です。)
その後、さきほどのキャストさんの許可を得てホテル敷地内へ戻り、徒歩ルートの坂道を上って立体駐車場の脇を抜け 広場「スリンキー・ドッグパーク」へ。
パーク営業時間中なので、この時間にここで遊んでいるのはおそらくチェックイン待ちのゲストのみだったのでしょうね。
私達の他には小さなお子さんのいらっしゃるご家族が 一組、二組…といった感じだったので、思いがけず長時間を過ごし、堪能してしまいました。
そして14:00前にホテルのロビーへ。
ジグソーパズルが床材として敷き詰められたロビーには クリスマスツリーやリースも飾られていたのですが、何しろ初めて来たのでこれが通常仕様なのかクリスマス仕様なのかはわからず。
天井はボードゲームでできているのですね~
お土産ショップ「ギフトプラネット」や売店(コンビニ)「ショップ・トゥギャザー」をホテル調査をかねて覗き 少しお買い物もし、次はきょうの夕食の場所を確認しに行ってみました。
ロビーの右手奥にある「ロッツォ・ガーデンカフェ」。
入口の左手前に券売機があり、ここで食券を購入してから入店するそうです。
夕食と朝食しか提供していないので、この時間は入口は閉まっていました。
ホテルの真ん中には「トイフレンズ・スクエア」という中庭があり、客室キーがないと入れない旨の注意書きがありましたけれど、この時間はキー無しでも入ることができたので(敷地に入る時に宿泊者チェックしているから かもしれません)、ちょっとお邪魔してみました。
リトルグリーンメンが迎えてくれる中 階段を上っていくと、凛々しいボー・ピープ(巨大)。
そびえ立つウッディー(巨大)。
彼らがどれくらい巨大かというと…
後ろに写るブロックひとつの高さが「1客室(1フロア分)」ですからね~ 体の大きさはそこから換算してみてください。
さて。
ここまででホテル調査は9割がた終了し、あとは客室内の調査を残すのみ となりました。
時刻は14:45。
ロビーに戻ってキャストさんに声をかけると「チェックイン手続きしていただけますよ~」とのことでしたので、フロントデスクへ行ってチェックイン。
(一組待ちくらいでした。)
こちらのホテルのチェックイン手続きは全てタブレットでするんですね!
何も予備知識が無かったのでびっくりしましたよ~
宿泊特典で予約していたレストランも時間を早めに変更していただいて、15:00にはエレベーターに乗って客室階へ。
客室フロアの壁は「塗り絵」でできていました。
お部屋の扉を開けると。
内部はこのホテルの製作者でもあるアンディの部屋。
壁紙も 映画に出てくるアンディの部屋とそっくりです。
室内天井のライトは星型。
掛け時計はミッキー腕時計。
デスクの上には、ピクサー映画といえば「これ」というライト。
室内にクロゼットが無いのには面喰らいましたが、その代わり壁にハンガーがかけられていました。
まあ、ここは「子供部屋」ですからね~
こういったつくりもご愛敬といったところでしょうか。
今回のお部屋は「ベイビュー」の高層階でしたのでカーテンを開けると大海原が広がっていて、まるで船に乗っているみたいでしたよ。
もう少しお部屋の記録を続けますね。
こちらはバスルーム。
ほんとうに海外のお家の子供部屋に付随しているバスルームのような雰囲気の 非常にコンパクトなお風呂と洗面所とトイレでした。
(アメニティも必要最低限をそろえたといった感じでした。)
お風呂は洗い場付きで小さなお子さんがいるご家族でも使いやすいと思いますが、ちょっと狭いかな?
面積的にはミラコスタやアンバサダーの半分ちょっとしかないんじゃないでしょうか、大人が複数で同時に入るのは難しいかもしれません。
デスクの上には絵葉書。
ホテルオーナー(?)アンディの描いた絵ですかね~?
パジャマはバズとお揃い、スリッパにはウッディ。
ベッドスローはウッディのバンダナでしょうか。
ウッディのスリッパの裏には映画と同じようにアンディの名前がちゃーんと記されていました。
そうこうするうち、時刻は16:15。
日没が近づいて 海を眺めるのが好きな私は窓から見える景色から目が離せなくなってしまいました。
陽が落ちると、富士山や東京ゲートブリッジのシルエットがくっきりと見えました。
17:05頃。
対岸には羽田空港もあり、機影も見ることができます。
このころには灯りも点り、たいへんきれいな景色を眺めることができました。
きょうはお天気が良くて幸運でした。
ベイビューのお部屋にして良かったです。
日没を見届けた後は、夜の広場や中庭を見に行ったり キャストさんに「任務完了」シールをいただきにいったり と、ロビーと客室の間を何回か往復しました。
その際、エレベーターに乗り合わせた他の皆さんが
「このエレベーター、ウッディの声だ!」
(ウッディーが階数などを案内してくれるのです。)
「ってことは反対側のエレベーターはバズなのかなー?」
…などと盛り上がっていらっしゃったので、私達は館内をてくてく歩いて反対側のエレベーターにも乗りに行ってみたりしました。
こちらは私達の客室に近いウッディーのエレベーターホールですが…
反対側のエレベーターホールは本当にその通り「バズ」。
乗り込んでみたら扉の中のデザインも案内の声もやっぱりバズ。
トイストーリーホテル、さすがですね。
17:30過ぎ頃、夕食の時間が近づいてきたので「ロッツォ・ガーデンカフェ」へ。
こちらは館内にひとつしかない飲食施設、ブッフェレストランです。
入口正面ではピンクのクマのキャラクター「ロッツォ」がお出迎え。
(ピンクで見た目可愛いですけれど、悪い奴なんですよ~ 皆さんご存じですよね~)
店内は広く、席もたくさんあります。
明るくて清潔な インテリアの可愛い学食か社食かフードコートか といった感じ。
お料理はいたって普通の一般的なブッフェ料理で、お子さんの喜びそうなパスタやピッツアやフライドポテト、ご飯やチキンライスなども用意されていました。
(もちろん、オチェーアノのブッフェにあるようなワインに合う前菜風のものも何種類かありました。)
このホテルらしいお料理といえば、ジェシーのトルティーヤロールとか…
ロッツォのティラミスとか…
ロッツォのお店だからでしょうか、デザートはピンクのものや 赤いベリーを使ったものが目立っていたように思います。
こちらはブッフェカウンターの上のデコレーション。
それからこのお店、自分でトレイやお皿を片付けるとキャストさんがごほうび(!)にシールをくださるんですよ~
(大人にも普通にくださるんですよね~)
制限時間もないらしいので、券売機でアルコール類を買い足してふたりで延々とおしゃべりなどしていたら2時間近くも経ってしまい、気付いたらとっくに19:30を過ぎていました。
私達が入店した頃は周囲も空いていて使用しているテーブルもまばらな感じだったのですが、19:00台も後半に入ると急激にゲストが増えてきたようでした。
チェックインの時に時間を早めに変更してもらって良かったなー と思いましたよ。
その後は、花火(20:30スタート予定)をどこかで観られないかな~ と思って再び20:20頃にロビーに下りましたけれど、スマートフォンの公式アプリに「花火中止」のお知らせが出たので 少し館内探検したあと部屋に戻って早めにすむことにしました。
(ちなみに21:00近くなった頃のロビーは私達が到着した昼間とは違って「大混雑」でした。
パークが閉園してからはさらに混雑したのではないかと思われます。)
突然降って湧いたような「東京ディズニーリゾート・トイストーリーホテル」前泊は こうやって過ぎていきました。
明日はいよいよディズニーシーです。
それも「クリスマス期」の「土曜日」の ディズニーシー。
人が多くて思い通りには行かないことは前回三週間前の経験でよくわかっているのでのんびり過ごすつもりではいますが、さて どうなりますことやら。
とりあえず、寝ますね。
おやすみなさい。
(翌日につづく)
◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。
利用なさってみてください。
◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇