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大村神社 伊賀市阿保
国指定文化財の本殿 伊賀国造の一族ともされる伊賀国を治めた豪族阿保氏が 祖人の息速別命を祀ったものと推定されます。 祭神:息速別命(いこはやわけのみこと) 日本書紀、古事記によると祭神の息速別命は垂仁天皇と薊瓊入媛(あざみにいり)の皇子です。 薊瓊入媛(あざみにいり)は丹波道主(たんばのみちぬし)の五人娘の4番目の娘で、 五姉妹とも垂仁天皇に嫁ぎましたが末子の竹野媛だけが器量が悪いとして里へ帰され、自害したといわれます。 伊賀天正の乱の折に以前の本殿が焼失、天正15年(1587年)に本殿として 建てられました。現在の本殿が明治23年 に建てられる以前までは本殿でした。 一間社(正面の柱間(はしらま)が一間のもの。)入母屋造、妻入、檜皮葺の建物で桃山形式の様々な彫刻と極彩色が施されています。 こちらは新しい明治23年(1890年)建立の本殿、 桃山時代の本殿の東側に並んでいます。 虫喰い鐘 神社に釣鐘があるというのは珍しいが、明治の初め頃までの、神仏習合で、この鐘は 大村神社の宮寺、今の駐車場のところにあった禅定寺(ぜんじょうじ)のもので、明治 3年(1870)神仏分離による廃寺の際に、大村神社のものとして残されたものだそうです。 鐘乳(こぶ)が落ちていて虫喰い鐘といわれる。 この要石は、地下深く広がり、大地を揺るがす大なまずをしっかりと押さえていると伝えられています。又大村の森全体が大きな岩盤におおわれ、この地域をしっかりと護っていると伝えられています。毎年、9月1日の防災の日に地震除災祈願大祭が斎行され、又秋祭り には大なまずが街中に引き出されます。 「巳の神木」とされる大杉 ふるくから白く見えると幸福が来るとあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2021年08月03日 08時51分10秒
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