☆想月☆

2007/09/12(水)15:10

手紙

Books(112)

東野圭吾の『手紙』 ズイブン前になるんだけど、一気に読みましたぁ。 さらっと読めるんだけど。 考えるよぉ。 考えさせられるぅ。 なぁ~んか、考えすぎちゃって…。 そのあたりで、石田衣良の『美丘』や、真保裕一『最愛』と、読了していたので。 【死】その後、その周り…。償い??? そんな中、落としどころがはっきりしていて。 私的には納得のいくお話だった『手紙』 映画にもなってたのね…。 事件からお話が始まります。 なんというか、はずみでというのも…。ですが、殺人事件から始まります。 被害者、加害者。それぞれの立場。 その周り家族のお話でした。 強盗殺人という犯罪を犯し、刑に服す兄。 残された、たったひとりの家族である高校生の弟。 兄から弟への手紙…。 人は加害者にも被害者にもなりうる。 私は、ただ、その狭間に身をおいてしばし考え込むことがあります。 もし?もしも? でも。 やはり、想像では、はかりしきれない。 罪って、罰って、償うって? 更生って。 真には、どうすればいいんだろう。 改めて、改めて。深く、思い考えました。 この、社会の繋がりの中。で。 隠すことができないもの。かも。こと、かも。 『社会的な死』と、弟の勤務先の社長が言う。 『自殺』は悪だと言うところから…。 人物の人間性より社会性が会社には必要なんだ。 …と。 『正々堂々』 『イマジン』 もキーワードです。 『正々堂々』についても、考えちゃったな。 文中にもありましたが、自己満足=簡単な道 そのものかも。だから。 また、手に取りたいと思える本です。 読み返すと、また、違う自分がアタシが見えてくる気がいたします。

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